2月5日(日)「足マッサージ店事情」

旧正開けのこの時期は、工場管理者にとっては、気持ちの落ち着かない時期だ。旧正を実家で過ごした工員達が、どの程度帰って来るか、わからないからだ、、、。食事の後、昨日からの二日酔いを覚ます意味もあって、近くの足マッサージ店に出かけた。80分きっちりマッサージして、50人民元。とても、安上がりのいい店だ。ところで、この店、料金が68元になっている。値上がりしたのか、と聞いたらそうでもないと言う。男性のマッサージだったら、50元のまま。だが、女性だったら、68元だと。そう言えば、近くのマッサージ店。そこは男女同じ料金だったが、女性は1時間待ち、男性だとすぐ手配できる、と言われた。この二つの事例から予想されるのは、マッサージ店でも女性が不足してると言う事。旧正月に実家に帰り、そのまま戻って来ない女性が多いのだろうか、、。旧正開けの人員確保で頭を悩ませるのは、工場もマッサージ店も同じだ。

3年ほど前だが、ぬいぐるみ工場を経営していた知人。100人ほどのワーカーを抱えていたが、旧正明けに戻ってきたのは、4-5人。この知人、ほどなく廃業した。旧正開けのワーカー確保、工場経営者にとっては死活問題だ。

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2月4日(土)「泥酔」

1年に1回、飯を食う中国人のおっさんがいる。このおっさん、北京在住の息子夫妻が孫を連れて遊びに来たとかで、昼、他の知人も交えて飯を食った。ところで、このおっさん、酒を勧めるのが、とても上手だ。飲めないのに、うまく勧められ、完全に酔っ払ってしまった、、、。元々、ビール1杯で顔が真っ赤になるほど、酒が弱い。酔いつぶれて、知人に家まで運んでもらった事も、何度もある。と言う事で、極力周囲に迷惑をかけないようにしてるが、このおっさんにかかると駄目だ。うまく勧められるうちに、こちらから、乾杯を挑んだりする。で、そのうち意識が無くなる。今日は、レストランを出るところまでは、意識がはっきりしてたが、タクシーの中で、周りが紫色に見えた。何とか家にたどり着いたが、即効バタン急。目が覚めたら、真夜中だった、、。丸半日、酔っ払って熟睡してた事になる。が、今回は、誰かに迷惑をかけた訳じゃないので、良しとしょう。

このおっさんと飲むと、いつもこうなる。年1回だから、まあいいか。

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2月3日(金)「開拓精神」

お世話になってた大先輩から、久々に連絡が入った。何でも、「ミャンマーについて聞きたい」、と言う。誰かが、「最近よくミャンマーに行ってる」、と伝えたようだ、、、。ところで、広州、深センで工場経営の、この大先輩。商売は順調だが、順調な今こそ、「他の拠点作りを」、と考えているようだ。1ヶ月かけて、ベトナム、カンボジア等を視察。ミャンマーが最適という結論に至ったようだ。「来週ミャンマーに行く」、と言ったら、山ほど宿題をもらった。ところで、この先輩、今年中に用地購入。2013年中に、諸々の許認可取得。稼動は、2014年頭を考えてるようだ、、。この先輩に年齢を聞いたら、今年69だと言う。と言う事は、14年は、71歳。立ち上げ当初の営業、技術指導等は、全部自分が受け持つと言う先輩、その開拓精神と気持ちの若さ、恐れ入りました。

若さと言うのは、年齢では決まらない。若々しい先輩を見て、つくづくそう思った。

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2月2日(木)「キレタ付け」

朝乗ったタクシー運転手が、前を走ってた車のおっさんを、激しく殴り付けた。事の発端は、このタクシー運転手の、しつこいクラクション。怒った前の車のおっさんが、文句を言うと、タクシー運転手、車を横付けし激しくぶつけた。そして、怒って飛び出して来たおっさんを、今度は激しく殴りつけた、、、。さっさと車を降り、別のタクシーに乗り換えたので、事の顛末は知らない。ただ、移動中、このタクシー運転手の「キレタ」付け、について考えてみた。喧嘩には勝ったと思うが、この運転手、大変だろう。メガネを飛ばされた相手が、傷害事件で訴えれば大変だ。また、激しく車をぶつけたので、相手の車の修理代を払わなくてはならない。また、タクシーの修理代もタクシー会社から請求されるだろう。逮捕はされないだろうが、警察からもこっぴどくやられるだろう、、。この運転手をここまで切れさせたのは、おっさんの一言。だが、残念な事に、「この一言」、聞き逃してしまった。

ところで、この運転手、なぜこんなに簡単に切れたのだろう。世の中には、驚くほど短気な人もいる。

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2月1日(水)「車内飲食論争」

旧正中、香港の地下鉄内で、中国本土からの観光客が、車内飲食。これを注意した香港人と、逆切れした中国人が、激しい口論になる、という事件があった。この一部始終が、ネット上で流された訳だが、これを見た一人の北京大学教授が、「香港人は、いぬ」、と発言。今の香港、この話題で持ちきりだ、、、。この一連の件に関しては、「中国人のマナーが悪すぎる」、「中国本土の人間が、上から目線で見ている」、と大陸側を非難する声が一般的。だが、昨日食事した知人の意見は、ちょっと違う。「一方的に大陸人が悪いのではなく、このような事が起こるのは、中国大陸に入った香港人が、マナーの悪い行動を取る事にも原因がある」、と。とかく我々は、日本や香港では許されない事でも、中国では、まあいいか、とマナー違反を行ったりする。そのような、我々の軽率な行動が、大陸人の同じような行動を引き起こす、、。この知人の意見、バランスの取れた、参考になる意見だ。

ところで、この知人、生粋の日本人だが、香港生まれで30年以上、香港に滞在している。そんな知人の意見だからこそ、説得力がある。

中国の地下鉄内でも、車内飲食は禁止されてる。

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1月31日(火)「君が代の意味」

1月26日は、「オーストラリア・ディー」。何でも、1829年のこの日に、はじめて英国人がオーストラリアに入植したようだ。この日、街中がオーストラリア国旗で溢れ、国歌も歌われる、、、。たまたま知り合った現地の人達に、オーストラリア・ディーについて聞いたら、逆に、日本建国についても聞かれ、国歌の「君が代」を歌う羽目になった。今まで、結構な回数歌った「君が代」。久々ながら、何とか最後まで歌えた。が、その後、歌詞の意味について聞かれ、往生した。「君が-代ーはー」は、<天皇の治める時代>だろう。だが、「千代にー八千代に、さざれ、、」このへんになると、何の意味なのか、よくわからない。「歌詞は覚えてるが、意味はわからない」と答えたら、相手のオーストラリア人達、何も言わなかったが、怪訝な顔をしていた、、。そりゃ、そうだろう。と言う事で、香港に戻ってから、早速、「君が代」の意味を確認。次回は、何とか答えられそうだ。

今回、調子に乗っていろいろ聞いていたら、逆に、たくさんの質問を受けた。もっともっと、日本の事を勉強しないといけない。

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1月30日(月)「強い市民の声」

MPFとは、香港の強制積立金制度。ファイナンス関係の人間と、飯を食べながら、そのMPFについての、面白い話を聞いた、、、。通常、MPFは、毎月の給与の各5%を、会社と個人が負担。その分を、信託会社に預けて運用してもらう制度。たまった資金は、65歳になった時に、退職一時金として引き出せる。ところで、今までは、会社側が信託会社を決め、個々の従業員も、その信託会社の担当者に、運用依頼。「ハイリターン」とか、「ローリスク」とかの指示は出せたが、信託会社選択の自由はなかった。だが、度重なる香港市民からのクレームで、数ヶ月前から、政府が制度変更。個々の従業員が、各自で信託会社を決められるようになったようだ。例えば、<会社が○○銀行にMPFの諸手続きを依頼。が、社員は、△△保険会社に自らの運用依頼>。このような形でも、OKになったようだ、、。政府を動かした市民の声もすごいが、すぐ対応策を出す政府もすごい。たいしたものだ。

ところで、日本。消費税率のアップで、年金の財源確保を図ろうとしてるが、もっと他に打つ手はないのだろうか。

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1月29日(日)「iPadの威力」

嫁からは、よく怒られるが、息子が、iPadに夢中だ。時間を見つけては、サッカーのゲームや、その他のゲームで遊んでいる。ところで、このiPad、すごい力を持っている。「集客力」だ。息子が、空港待合室やレストランで、ゲームに興じていると、どこからともなく子供がよってきて、覗き込む、、、。先日も、バンコクの待合室で、近くの韓国人が寄って来た。13歳だと言うこの子、積極的だ。見るだけではなく、隣に座り込み、息子と一緒にゲーム遊びを始めた。短期間で息子と仲良くなった、このKIMと言う名前の子、バンコクー香港間の飛行機内でも、息子の隣に座り、ゲーム遊びだ。ところで、この二人、会話はほとんど通じない。ハングルで話しかけるKIMに、息子は英語で答える。だが、iPadを通じて、十分にコミュニケーションは取れる、、。ゲームをやり過ぎると、目が悪くなる、という弊害もあるが、すごい武器を持つiPad。優れものだ。

ところで、息子がよく遊ぶサッカーゲーム、面白そうだ。プレミアリーグの、ルーニーやファン・ベルーシも登場する。今度、遊んでみよう。

ゲーム遊びに興じる、息子とKIM。

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1月28日(土)パース⑩「アジア拠点の街」

ロシアの9時間ほどではないが、オーストラリアも国内で時差がある。東海岸は、日本の+1時間。西海岸は、-1時間。この西海岸、香港、中国と同じ時間帯になる、、、。知人によると、シドニー、メルボルンなどの東海岸は、対欧米向け政策。一方、西海岸は対アジア向けの拠点になってる、との事だ。そういえば、見学に行ったパース郊外のロブスター工場でも、出荷先は、日本、中国、ドバイと言っていた。また、中国人、アフリカ人、インド人など移民者がより目立つのも、西海岸。このように、アジアへの拠点として、パースを眺めると面白い。資源が豊富で、余りある土地。そこは、アジア、アフリカからの移民で溢れる。総人口に占める、移民者の割合も相当なものだろう。彼ら中国人移民者らが力をつけ、無視できない勢力になる。そのうち、オーストラリアが二つに分裂。西オーストラリアが、中国経済圏に組み込まれる、、。全くありえない話ではないだろう。しばらくは、パースの動向に注目してみよう。

と言う事で、10日弱のパース、十分楽しめた。心残りは、何度か勧められた、「ハングリー・ジャック」(バーガーキング)の「ベジ・バーガー」を食べられなかった事。これ、次回の宿題にしょう。

サンセット・コーストの、きれいな「夕日」。

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1月27日(金)パース⑨「ホスピタリテイー」

ちょっと前の中国の新聞に、「オーストラリアのホテルのサービスは良くない」、このような趣旨の記事が載ったようだ、、、。今回のパース、名の知れたホテル、リゾートホテル、そして牧場内にあるロッジに宿泊した。先の中国の新聞ではないが、確かにパースのホテル、我々アジア人の意識とは、どこか違う。いい料金を取るホテルが、夕方5時にはフロントを閉める。また、室内での喫煙が発覚した場合は、無条件に250ADの請求をする。圧倒的に、ホテル側が強い。そんな中、ホスピタリテーを感じさせたのは、牧場内のロッジ。個人宅を改造した作りで、ホスト役も素人のオーストラリア人夫婦。ハード面での不便さはあったが、ホストの気配りが随所に感じられ堪能した、、。一流ホテルは、豪華な施設で、平均的なサービスは提供してくれる。だが、ホスピタリティーを感じさせたのは、料金の安いロッジの方。その提供するサービス、比べてみるのも面白い。

ところで、この牧場内のロッジ、シンガポール、英国、そして中国からの客が多いらしい。うるさい中国人客も、ここのサービス、満足するだろう。

牧場内にある、「ロッジ」。

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