12月30日(水)ラスベガス⑤「商業至上主義」

ストレスがたまると、いっぱい買い物をして発散する人がいる。お金を使うという行為自体が、ストレス発散になるんだろう。ラスベガスに数日滞在して、人々はお金を使う場を探している、それを上手に提供してるのが、この街だと思った。素晴らしい建物や最高のショーを見せられれば、自分もなんとか、と思う人も多いだろう。「夢」という名の商品を求めて、人々は次々にこの街にやってくる。そういったお客を、儲けさせはしないけど、楽しませて喜んで帰ってもらう、これが「ラスベガス商法」なんだろう、、、。いい勉強になった。

コカコーラ、エム&エムズ、ルイビトン、、、世界中の有名企業が威信をかけたど派手な宣伝合戦、その中でも、特に目立っていたのが、草に覆われた「ハーレィダビッドソン」。写真を撮る人が多かった。

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道行く人が目を止めていた、「ハーレー」。



12月29日(火)ラスベガス④「タウン・スクエアー」

ストリップ通りを南に5kmほど、「タウン・スクエアー」という屋外型のモールがある。広々とした敷地に、カジュアル、ファッション、宝飾品など100店以上の店舗がある。公園や遊び場も充実したこの場所、結構家族連れで賑わっている。公園では、いろんな国の子供たちが、国境を越えて、互いに楽しく遊んでいる、、、。ラスベガスは、いい意味でも悪い意味でも濃い街だ。超一級のホテルに、高級店、一流のショーに、街の飾りつけもきれいで非の打ち所がない。たが、何故か疲れる街であるのも確かだ。博打や買い物とかの明確な目標がなければ、結構ストレスのたまる街かもしれない。「タウン・スクエアー」ではじける子供たちを見ながら、バランスの大事さを感じた。ご馳走も毎日続けば、飽きる、、、、。

ストリップ通りには、たくさんのダフヤがいる。男性客、女性客には、呼び込みをかけるが、家族連れにはつれない。やはり、ラスベガスは大人の社交場だ。

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公園ではじける子供たち。



12月28日(月)ラスベガス③「ゲームセンターとカジノ」

ラスベガスのストリップ通りを東に向かうと、「サーカス・サーカス」という子供向けアトラクションの充実しているホテルがある。本格的なジェットコースターもあり、いつも家族連れで賑わっている。このホテルのカジノの上の階は、子供向けゲームセンターだ。ぬいぐるみ、ボール等の入っているUFOキャッチャーと、ポイント制のゲームが主流だが、このゲーム場、子供たちの熱気ですごい人気だ。見てると親からせびったお金が次から次にゲーム機に吸い取られていく。ものすごくいい商売だ。この光景をみながら、内容は全くカジノと変わらないと思った。違うのは、客引きの材料が、子供向け商品か高額の現金か、ぐらいか。このようにして、ギャンブラー予備軍がバンバン養成されていく、、、。さすがにカジノ経営者、頭がいい。将来を見据えた経営をしている。

ラスベガスのディーラーは、よく訓練されてる。十分、ゲームを楽しませてもらった。たいして勝ってないのに、退席の時に、チップを払いたくなった。これが、本当のプロフェッシュナルなんだろー。

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写真は、カジノのチップとゲーム場の商品引き換え券。



12月27日(日)ラスベガス②「巨大ホテル群」

話には聞いていたが、ラスベガスのホテルには、驚かされる。とにかく、スケールが大きい。エッフル塔、凱旋門が併設されていたり、スフインクスとピラミッドの外観であったり、ゴンドラが走っているホテルもある。外観もそうだが、ホテル内もものすごく広い。どのホテルも、冗談ではなく、迷路のようだ。客室数3-4000、10-20件のレストランのあるホテルが、ごろごろしている。数件のホテルを回ったが、どこも人であふれていた。ラスベガスでは、不況もあまり関係ないようだ。

ベネチアやパリ、モナコなどをテーマにした巨大ホテルはあるが、アジアをテーマの巨大ホテルはまだないようだ。「富士山」とか「万里の長城」が、ラスベガスのメイン通りに登場する日が、来るのだろうか。

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写真は、ベネチアンホテル内の運河とゴンドラ。



12月26日(土)ラスベガス①「アメリカという国」

かなり前に見た映画なので、多少あやふやだが、名作「カサブランカ」の中で、ハンフリーボガードが、革命戦士ヘンリードととバーグマンに「ようこそ自由の国アメリカに!」といったように記憶している。映画の中でも、アメリカは自由の象徴として描かれていた。ところが最近、移民を積極的に受け入れていた自由の国アメリカが、少し変わってきたような気がする。入国前のESTA(渡航認証確認)の義務付け、入国の際の指紋検査など、9・11の影響だろうが、入国が面倒になってきた気がする。また、オバマ大統領悲願の医療保険制度改革案で、より福祉国家としての方向性が強くなりそうな気がする。「福祉国家」への移行で、「移民」の受け入れは、より制限されるだろう。自由の国アメリカは、今後どのように変わっていくのだろう。

実は、昨日からアメリカに来ている。16時間の時差があるが、この数日は、アメリカで見たり感じたことを書いてみることにする。



12月25日(金)「ロングフライト」

閉所恐怖症という訳でもないが、飛行機が、特にロングフライトが苦手だ。5-6時間を越えると、本当に嫌になる。寝てるんだか、起きてるのかわからない。足を伸ばしてるのか、曲げてるのか、、、、本当にきつい。環境が変わってものを考えるのにちょうどいい、という人もいるが、心底羨ましい。昨年、乗り継ぎ時間を入れ、片道32時間というのを経験したが、最後の方はまだ着かないかと、何回時計をみたことか。ローマまで2時間、リオデジャネイロまで3時間、というような時代に、早くならないかなー。

と言ってはみても、旅は大好きだ。異文化に触れるのは、本当に刺激的だ。



12月24日(木)「悲喜こもごも」

クリスマスの日の午前と午後では、街の雰囲気が変わる。慌しい年末のにおいのする午前から、通りが歩行者専用になる16時ぐらいになると、道行く人は気合の入ったカップルと、物売りが俄然多くなる。緊張感からか、街も重々しい雰囲気に包まれる。通りを歩く人の顔も、極端だ。勝ち誇って通りを闊歩するカップルもいれば、うつむきながら足早に歩く人もいる。クリスマスって、結構罪作りな日でもある。

どうでもいいことだが、この日の花やさんには、どのくらいの注文入るんだろう。あちこちで花を持ってるカップル見かけた。通常の、5-10倍どころではないはずだ。

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マンションのクリスマス飾りつけ。



12月23日(水)「味のある人」

「クロスボーダー投資(中国=日本の資本提携のアレンジ)」、という耳慣れない業務を行ってるAさんは、なかなか味わい深い人だ。彼の毎日は、近くの公園での「お経」「気功」「四股」で始まる。お経を十分に唱え、気功でいい気を呼び込み、仕上げは四股。この日課のおかげで、Aさんの運気はみるみる向上。来年度は、爆発しそうだ。投資、企業分析を中心に著作も多いAさん、伝統的な「四股」との組み合わせがなんとも味わい深い。

Aさん曰く、「四股を40回踏むと汗ダクダクになる」。本当かなーと試してみた。が、汗ダクダクにはならない。Aさんのは、「1回入魂の四股」なんだろう。

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Aさん、迫力の「入魂四股」。



12月22日(火)「飲食店受難の日」

チャイニーズは、比較的伝統を重んじる人達だ。正月は、いまだに旧暦に従うし、秋分の日以降は、なかなか海に入ろうとしない。「迷信」とまではいかないが、昔からの言い伝えに対して謙虚な人達だと思う。その彼らにとって「冬至」は、とても重要なイベントだ。親戚一同集まって食事をする。しかも、家で食事を取るケースが多いようだ。何年前か忘れたが、冬至の日の夕食時だったと思う。ネーザン通りの繁華街を行き交う人の少なさに驚いた先輩が、早速日本の知人に興奮気味にtelを入れた。「香港でこんなに人の少ないのをはじめてみた、、、」と。今日は、「冬至」。飲食店にとっては、厄介な日なのかもしれない。

トンネルの中に入るとバスの窓を閉め、トンネルを出るとその窓を開ける、香港人をよく見かける。トンネルの中には悪い霊でもいる、という言い伝えがあるのだろうか?



12月21日(月)「お八つ」

投資顧問業のN先生が、「お八つ」と書かれたお菓子を持ってきた。中には、八種類のせんべいが入っていて、なかなかいける。この「お八つ」、八種類入っているので、その名前かと思ったが、ひよっとしてと思い「おやつ」を辞書で引いてみた。すると、「御八つ」、、、昔の八つ時(3時ごろ)に食べることから、、、とある。この「お八つ」、「八種類」のおやつと「間食」のおやつを掛けた物だった。N先生、乙なものありがとうございました。また1つ、勉強になりました。

昔からよく言われるが、「取るに足らない、細かいことに感心(感動)する癖がある」。いつから、こうなったんだろう。

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写真は、「お八つ」。



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