1月31日(日)「スケートボード」

最近、スケボーにこっている。と言っても、やっと転ばなくなった程度だが。子供たちがやってるのを見て、トライしてみた。すると、意外と面白い。今では週末毎に、スケボーに乗って、子供たちと遊んでいる。意外といい運動になるし、バランス取りの訓練にもなる。ひょっとしたら、バランス感覚を磨くのにも、いいのかもしれない。しばらくスケボーに、はまってみよう、、、。

昔に比べて、今の子供たち、いろんな遊び道具を簡単に使いこなしている。昔は、どん臭いのがいっぱいいた記憶があるが、今は、スケボーで転ぶ子、なかなか見かけない。時代とともに、運動神経も進化してるのだろうか。

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子供用スケボーに乗る初心者。



1月30日(土)「払いのタイミング」

中国で長距離タクシーに乗る場合、大半が交渉だ。皆、この交渉で合意した金額、どのタイミングで払っているんだろう?①先に払う。②着いてから払う。③先に半分、着いてから残りの半分。これぐらいが考えられるが、③のケースは、ほとんどないだろう。大半が②ではないかと、思われる。これだと、リスクヘッジになる。だが、①も捨てがたい。当然、人を見なければならないが、先に払うと、途端に運転手の機嫌、対応がよくなる。長距離だと1時間以上の付き合いだ。その時間を、気持ちよく過ごそうと思ったら、先払いも有効だと思う。でも、お金とは不思議なものだ。当然受け取れるものでも、手にすると嬉しい。やはり、「魔物」なんだろう。

先日読んだ本に、「もの」を使用価値でとらえるか、交換価値でとらえるか、、、このような内容のことが書かれていた。例えば、高級ブランド品が、特に必要ではなくても、割安であれば買う、これは「もの」を交換価値でとらえているということらしい。お金の使い方にもいろいろある。



1月29日(金)「便利や宣言」

日本語ベラベラの香港人Wチャイ(チャイは日本語のーーちゃんにあたる)は、非常にスマート、今風に言うと空気の読める人だ。しばらくは、不遇の時代だったようだが、最近かなり変わってきた。自身で始めた不動産業、サービス業で大分もまれたんだろう。このWチャイ、華南地区、特に東莞地区の日本人に対して、お助けマン、皆の「便利や」になることを宣言。困ったこと、トラブルがあれば、いつでも相談を受け付けるという。基本的に相談料、無料。出来るだけ直接あって解決することを心がけてるという。電話は、日曜、祭日、夜、いつでもいいという。「困ったことがあれば、何でも相談してください、一緒に解決策を考えましょう」ということのようだ。プランを出すのは簡単だが、それを宣言するのは勇気がいる。実際に行動に移すのは、更なる難しさだ。「便利や」をはっきり言い切ったところに、Wチャイの覚悟をみた。提供したサービスを、その都度きっちり回収するやり方と、限りなく先伸ばしするやり方がある。Wチャイのやり方は、まさに後者。「究極の便利や」は「究極のテクニシャン」でもある。

このWチャイ、今の気持ちのまま、5年、いや3年、「便利や」を続ければ、そのうち豪邸が建つだろう。(でも、ちょっとした、せこいところがなくなればだが、、、。)

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「便利や」Wチャイの後景。



1月28日(木)「寄付について思うこと」

イギリスの7歳の子供が、ハイチ災害への寄付を申し出たらしい。「僕が、3キロのコースを自転車で完走したら、寄付して」と。この話、インターネットを通じて紹介されたようで、当初の目標の100倍以上、1千200万円相当の寄付金、集まったようだ。いい話だ。でも、このような形だったら、寄付金集まるだろう。まず寄付金の使い道がはっきりしている。次に、単に寄付金を求めるだけではなく、自身が自転車で3キロ走る行動をしている。話が大きくなって、この少年もびっくりしてるようだが、理にかなった行動だ。子供だと思って、侮ることはできない。

香港の土曜午前の寄付金勧誘、苦手だ。施せばかえってくる、と思うから寄付しようと思うが、小中学生の子から強制的に寄付を求められると、ひいてしまう。どこか指定の場所に、寄付内容を明記の上、寄付金箱を設置、この方がいっぱい集まると思うが、どんなもんだろうー。



1月27日(水)「ちょっとした変化」

アポがあり、久しぶりにコーズウェイベイにあるホテルに行った。待ちあわせまでの時間、ホテル内を観察、幾つかの変化に気付いた。まず、各々のカウンターに会計、リセプション、コンシェルジ等の大きな表札が出ている。非常にわかり易い。エアライン専用という会計カウンターもある。また、ロビーで、セルフサービスだが、無料で水、コーヒー等が飲める。特に、チェックもされないので、宿泊客専用というわけではないようだ。それに、エレベーター付近に行くと、コーヒーのいい香りがしてくる。昔は、土産物店だった記憶があるが、入口を取り払ったコーヒー専門店になっている。宿泊客が、においにつられて入ってくるだろう、、、どれも、ちょっとした変化だが、よく顧客心理を考えてる。昔は、サービスがいまいちのホテルと思っていたが、見直した。また今度、ゆっくり来てみよう。

エアライン専用カウンターを見せることは、とてもいいと思う。他の航空会社から引き合いが入るかもしれないし、クルーが香港に来た時に、個人的に利用するかもしれない。クルー割引でもあれば、彼や彼女らの友達が泊まることになるかもしれない。絞り込むことで、たくさんの客が見込める。いい戦略だ。



1月26日(火)「自らへの投資」

投資歴27年、相当資産も溜め込んでいるであろうF氏の、経歴は変わっている。航空機を乗り回した自衛官を、米ソ停戦で退官、会計士の資格を取り、国際会計士に。その後、自衛官と会計士で培ったスキルが最大限に活用できる場として、工場経営に参画。数年後の上場を目指す。通常、自衛官と会計士、全く異質な感じだが、F氏の中ではつながるらしい。そのF氏に、投資について聞いてみた。「株、債権、FX、いろいろやったけど、一番投資効率がいいのは、自分自身への投資。本を読み、勉強して、自身の価値をあげれば、投資先からのリターン(給料)も跳ね上がる、、、」金融商品も含めて投資全般に詳しいF氏からの回答、意外だった。「投資は経済行動学、経済は感情で動く」と言い切るF氏。投資には、自身の介在しないところでの不確定要素が多すぎる、ということだろう。他ならぬF氏からの「至言」、いい勉強になった。

F氏によると子育ても投資らしい。子供に対する20年前後の投資、リターンは子供の幸せと、彼自身の葬式を行ってもらうこととか。さすが、Fさん、投資魂にも筋金が入っている。

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工場経営者F氏。



1月25日(月)「絞り込み」

最近、「33歳まで、、、」「42歳での、、、」「25歳から、、、」このように顧客対象を絞り込んだ新刊本を、よく見かける。今までは、30代とか40代とかの大まかなくくりだったと思うが、より具体的になってきている。購読対象をより具体的にして、手に取ってもらう頻度を増やそう、ということだろう。確かに、自身の年齢を名指しで書かれると、ちょっとめくってみようという気になる。そこで、気の利いたコピーでも書かれていれば、買ってみるか、という気になる。書かれている内容がよければ、リピーターになっていくだろう。ところで、商売も同じだと思う。例えば、高級イタリア製コートを販売する場合も、単に巨大市場中国と漠然と販売するより、対象は42-45歳、金融機関で働く女性、場所は北京以北の寒冷大都市、、、、ぼんぼん条件をつける方が、買い手が購入し易くなる。現代は、モノと情報が氾濫している時代だ。より顧客絞込みが出来た会社が、生き残っていくのだろう。

そういえば、最近、中国のシロタクの呼び込みも、より具体的になってきたような気がする。蛇口80元、福永100元、、、。具体的な方が、交渉もまとまり易いし、顧客も安心する。



1月24日(日)「自由貿易協定」

中国とアセアン諸国を合わせた総人口は、19億とも20億とも言われている。その中国とアセアンで、今年から、自由貿易協定(FTA)が施行されている。FTAのもたらす効果、弊害が現れるのは、まだまだこれからだと思うが、間違いなく大きな変化が出てくるだろう。アセアン側から見れば、中国に飲み込まれる危険性はあるが、中国マネーを呼び込み易いし、何と言っても中国は14-5億の巨大市場。輸出企業は絶好のチャンスだ。一方、内需型は苦しい。より安価に入ってくる、中国製品との競争が待っている。でも、これからの世界は、国境なき時代。中国とアセアン諸国の今後に注目だ。

大人民元経済圏が形成され、バンコクでもシンガポールでも決済通貨は人民元、そんな時代が来るんだろうか?



1月23日(土)「行街紙」

「行街紙」という言葉、ご存知だろうか。正式名称「担保書」。香港に難民としてやってきた、主に東南アジア出身者への暫定的な香港居留許可証のことだ。ところで、最近、この「行街紙」所持者の身辺が慌しくなっている。話は、昨年の3月に遡るが、香港の高等法院は、「不法入境者でも「行街紙」を得ることで暫定的居留権を得ることができる」との裁定を下した。このため、その後の香港への難民流入は加速。対抗処置として、香港立法会は、昨年11月、入境条例の修正案を可決、不法入境者は「行街紙」を所持していても就労できないと改定。それを受けて、警察と入境事務処は、昨年11月の施行から今までで、延べ150人強の不法就労者及び雇用主を摘発してるようだ、、、、このことは、入境の知識に関してはこの人の右に出る者はないと思われる、H先生から教えてもらった。「行街紙」を持つ難民でも、就労を禁止されれば苦しい。また、違う難民先を探さなければならなくなるだろう。香港人の雇用を守るための政策だと思うが、香港の景気、そこまで悪いのだろうか?

不法入境を警察から摘発されれば犯罪者になるが、その手をかいくぐり、自力で役所に難民届けを出せば、「立派な難民」。暫定居留資格をもらえるし、暫定期間内の生活保護もあるようだ。その差は、絶大だ。香港への難民、香港上陸後も壮絶な戦いが待っている。



1月22日(金)「揺れる電車」

香港の新界地区では、軽鉄(LIGHT RAIL)というのが走っている。3両編成のときもあれば、1両の時もある、小さな電車だ。各々の駅も、駅員がいる訳ではない。乗車代も各自が勝手にオクトパスで処理する。多分、無銭乗車する人間もいると思う。たまに、この軽鉄を利用するが、結構揺れる。特に、天水ワイー天慈という駅の区間はそうだ。曲がりくねっているんだろう。そんなにスピードはでてないが、よく揺れるので、注意が必要だ。最近、この区間で、ある試みをしている。<時間にして2分、つり革につかまらないで、バランスをくずさないで立っていられるかどうか>。これが、結構難しい。でも足腰の鍛錬にはなる。乱暴な運転手と丁寧な運転手、その違いもわかるようになった。ちょっとした事だが、ささやかな楽しみになりつつある。

松本清張は、「東京駅の空白の4分間」で、長編数理小説「点と線」を書いた。でも、「揺れる電車」では、小説になりそうもないなーー。

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写真は、「軽鉄」。



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