2月28日(日)「元宵団子」

月日の経つのは、早いもんだ。つい先日まで旧正かと思っていたら、もう今日は旧暦の15日。元宵節または過節という、お祝いの日だ。楽しかった旧正月も今日まで。親戚一同集まって、元宵団子、湯園という団子を食べながら、明日からの皆の発展を祈る、そのような日とのことだ。「郷に入っては、郷に従え」、我が家でも、家族の健康と発展を祈りながら、湯園という団子を食べた。このような伝統、大事にしたいものだ。

以前は、旧正月15日間、特に仕事もしないでゆっくりしてたのだろう。生活のサイクル、間違いなく、早くなってきている。昔の方が、のんびりしててよかったなー。

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写真は、湯園という団子。



2月27日(土)「過激な名刺」

貿易業のT氏の名刺の裏面は、たくさんの事が書かれている。大体の業務内容が書かれ、下の方に、「使用上の注意」というのが書かれている。「業績を上げることに真剣であり、常識にとらわれず、革新を求める方のみ、ご連絡ください、、、。」、「Tは、ただ働きをすることはないので、ご了承ください。お医者さんが、無料で診断しないように、Tも提供するサポートに誇りと責任があります、、、」。よく読むと、過激なことが書かれている。この名刺を見た人は、どのような印象を持つのだろう。生意気だと思う人もいるだろう。が、絞込みのツールとしてとてもいい。使える名刺だと思う。

パレートの法則というのがある。商売に当てはめると、全体の20%の顧客が、総収益の80%を占める、確かこのような内容だ。T氏のは、まさにこの20%に特化したやり方。資本、資源の集中投下、理にかなっている。

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T氏の過激名刺。



2月26日(金)「トータル評価の社会」

もう撤退したが、以前、香港人に日本語、日本人に広東語を教えていた会社の人から聞いたことがある。「日本人と香港人、各々のクレームの質が違う。日本人からのクレームは、先生の服装、恰好から教え方まで多種多様、一方香港人は教え方が下手、よくわからない、この一点だ」と聞いたことがある、、、。冬季五輪で、服装の乱れた選手が問題になったし、元横綱朝青龍はその品格が問題になった。首相、幹事長も、政治献金が問われている。いい悪いはさておいて、日本の社会は、総合的に評価する社会なんだろう。スノーボートがうまい、相撲が強い、政治的手腕がすごい、このような強い部分より、弱い点、問題になりそうな部分にスポットをあてる傾向がある。特に際立ったものはないけど、何事にもそつない、このような人材を欲している社会なんだろうか。

中国人コンサルタントが言っていた。「結果を強く求めるのが欧米企業、過程とそれなりの結果、両方を求めるのが日本企業。日系の方がやりにくい、、、」。日本は、結果オーライの社会じゃないんだろう。



2月25日(木)「外国人慣れ」

ローカルの小さなお店で、コーヒーを飲んでると、西洋人の旅行者らしき人達が、4-5人入ってきた。対応にでた給仕と、なかなか話が通じない。しばらくして、給仕は、お店の奥に誰かを呼びに行った。出てきたのは、恰好から調理人だと思う。この調理人が、ぺらぺら英語で話はじめた。交渉は、うまくいったようだ。外人客に、食べ物と飲み物が出された、、、。このやり取りを見ながら、さすが香港だと思った。小さなローカル対象のお店でも、ちゃんと英語対応できるし、来た客は逃さない。これが、日本や中国だったら、こうはいかないと思う。香港が「国際都市」と言われる所以は、このへんにありそうだ。

ウエーター、ウエイトレスは、向き不向きが歴然と現れる仕事だと思う。周りが見えない給仕は、邪魔以外の何者でもない。飲食業は、本当に難しいビジネスだと思う。



2月24日(水)「塩サウナ」

知人に連れられて、韓国サウナに行ってみた。韓国サウナと言っても普通と同じだと思っていたら、サウナ室に白っぽい粒上のものが置かれている。なめてみたら、塩辛い。間違いなく、「塩」だ。韓国人と思われる人達は、この塩を体にごしごしこすりつけてる。試しに、体に塗ってみた。ちょっと染みるが、気持ちいい。汗の出方も激しい。そう言えば、最近、塩の効用が盛んに言われている。塩療法、という言葉もあるようだ。シャワーで洗い流した後、心なしか体がすべすべした感じがした。不思議な体験だった。

知人で、与那国島の黒潮のバスソルト(入浴剤)を扱ってる人がいる。「死海ソルト」、「チベットソルト」、世はソルトブームのようだ。



2月23日(火)「三人目の快挙」

テレビを見てたら、どこかで見た顔の人が出てきた。そうだ、龍馬のお姉さんだ、、、。今年の、ベルリン国際映画祭で、寺島しのぶさんが、最優秀女優賞に選ばれた。日本人女優の受賞は、至上三人目らしい。「龍馬伝」の中でも、強くて頼りになるお姉さん役だが、受賞作「キャタピラー」の中でも迫真の演技だったようだ。でも、日本人が、国際的な舞台で表彰されるのは、嬉しいものだ。国際的に評価される日本人が、もっともっと増えればいいなあー。

先日読んだ翻訳本で、ジャック・ニコルソンの台詞がでてきた。「真実は厄介だ」と。そういえば、ニコルソン主演の「シャイニング」「カッコーの巣の上で」も各賞を総なめにした記憶がある。何の賞だったかなー。



2月22日(月)「危うい喫煙天国」

香港は、愛煙家にとってはきつい場所だ。ほとんどの室内、レストラン、喫茶室等での喫煙が禁止されてる。その代わりと言っては何だが、路上での喫煙に関しては、さほどうるさくない。歩きながら喫煙する人を、数多く見かける。一方、中国大陸内は、喫煙者にとっては楽園だ。バー、カラオケは勿論、レストラン、喫茶室、事務所等を含めた室内での喫煙、全然問題ない。大陸に入って、ホッとする人も少なくないと思う。ただ最近、禁煙の動きは中国にもでてきてるようだ。最近の長距離バスは、禁煙車が多いし、深センにあるハイキング・コースも、喫煙を禁止している。確実に、禁煙場所が増えてる。ちょっと前までの中国では、飲食時にはいろんな人からタバコをすすめられ、断るのが大変だった。タバコが関係づくりの重要な道具として使われていた。その中国にも、脱タバコの波は間違いなく来ている。タバコ業者にとっては、難しい時代だ。

禁煙場所で喫煙した場合の罰金金額は、一般的に、香港HK$5000、中国はRMB100、その差は約50倍。結構大きな差だ。この罰金金額、何を基準にしてるのだろう。

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中国大陸内での喫煙を禁止する看板。



2月21日(日)「四字成語」

中国は、漢字の国だ。当然のことながら、街中で漢字を目にする。その中でよく目にするのが、四字熟語だ。旧正月期間中、レストランに行くと、いろんな四字熟語を目にする。通常の、「恭喜発財」からはじまって、「身体健康」「生意興隆」「財信広進」「富貴吉祥」「如意財源」。まだまだ、ある。「萬事勝貴」「招財進実」「財源弘神」、、、。さすが香港、お金に関するものが多い。中国社会では、四字熟語を「四字成語」というらしい。レストランで「四字成語」を見つけること、旧正月中のちょっとした楽しみになった。

そろそろ、旧正も終わり。これからの月日、「心想事成」で「大吉大利」になればいいなあー。

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写真は、旧正月の挨拶。



2月20日(土)「少数派の強み」

子供のクラスメートに、ホンジュラスの子がいる。ホンジュラスといって、大体の場所を描ける人は、そう多くないと思う。中米のどこか、大体そんなもんだろう。ところで、このホンジュラスの子、結構つらい思いをしてると思う。多分、同じ国の人間で、こちらにいる人はそんなに多くないと思うし、隣国のグアテマラ、ニカラグアの出身者もそんなに多くないと思う。仲間が少なく、どうしても、少数派として扱われだろう。また、毎回自国の説明をするのも面倒くさいだろう。しかし、ちょっと裏返してみれば、少数派というのはすごい武器になると思う。ホンジュラスで、香港、中国滞在経験のある人間は、そう多くないだろうし、多少なりと言葉ができれば、もっと強い。これに人脈が加われば、チャイナ通としてとても重要な扱われ方をするだろう。少数派であることは、ものすごいチャンスでもある。

ホンジュラスほどではないにしても、海外に住む日本人も少数派だ。でも、少数派であること、これは大きな武器だ。見る向きをちょっと変えれば、短所は長所にもなりうる。



2月19日(金)「ライシ(利是)」

お年玉のことを、中国社会では「ライシ(利是)」という。中国社会では、旧正月の時期にこのライシのやり取りをする。日本のお年玉と違い、小額のお金をたくさんの人に配る。香港では、通常は、世話になった人にHK$100程度、事務所や住居の管理人、レストランの給仕等にHK$20程度、これぐらいが相場だ。面白いのは、どんなに若くても結婚してると配る方、年取っていても独身であれば、受け取る方らしい。中国社会では、結婚してはじめて一人前ということなんだろう。でも、このライシ、馬鹿にしたもんじゃない。各々が小額だからだろうか、その流通量は、相当なもんだと思う。やはり、お金は、規制の少ない、制限のないところでは、頻繁に動く。経済が停滞気味の日本、ちょっと香港のまねをしてみては。

中国社会では、いろんな伝統的習慣がある。その中の一つに、旧正期間中は、散髪をしない、がある。西鉄線のとある駅構内に、「10分散髪や」がある。旧正前は、結構込んで、人であふれかえっていた。ただ、旧正後は、さっぱり人が入っていない。やはり、チャイニーズは、伝統に従順な人達のようだ。

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写真は、「利是封」。



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