5月21日(金)「爪楊枝」

「爪楊枝」というと、長さ10cm程度の木の棒、先端を尖らせて、歯の間に詰まった食べかすを取る道具だ。日用生活品を扱うS社長によると、近年、この「爪楊枝」の、米国、ヨーロッパ(特にイタリア、スペイン)での需要が増えてるようだ。イタリアでは、「サムライ」「サヨナラ」「ゲイシャ」などのネーミングの爪楊枝が人気のようだ、、、。このように、日本発祥で世界に浸透してるものの話を聞けば、嬉しくなる。きっと、いろんな面白いものがあるんだろう。

そう言えば、イタリアでは、「タタミ・ベッド」も人気だと聞いた事がある。日本商品の売り込み先として、面白いかもしれない。



5月20日(木)「なるか、ジンクス打破」

暇な時、よく世界地図を見る。すると、細かい事だが、新しい発見がある。先日も、何気に地図を見ていたら、欧州のスペインと、アフリカがこんなにも近いのか、と驚いた。ヨーロッパとアフリカと言ったら、全く異質の地と言った感じだが、スペイン南部と北アフリカのモロッコは、本当に近い、、、。サッカーワールドカップの南ア大会の開催まで、あと1ヶ月を切った。スペインの前評判が高い。予選全勝、MF、FWともにタレント揃い。スキのないチームのようだ。決勝トーナメントの初戦で対戦が予想される、ポルトガル、ブラジル戦がポイントだと思うが、ここを乗り切れば、上に行きそうだ、、、。今までのW杯では、欧州で開催される時は、欧州勢が、それ以外の場所での開催時は、南米勢が優勝している。今度は、順番から、ブラジル、アルゼンチンあたりだが、スペインとアフリカは近い。勝ち上がれば、大応援団が駆けつけるだろう。フェルナンドトレスのゴール量産で、今までのW杯ジンクスの打破、となるのだろうか。結果が、楽しみだ。

優勝争いと共に注目したいのが、Bグループのギリシャ。財政危機下のもと、ブームを起こせば、ドラマになる。2004年欧州選手権の再現、あるんだろうか。



5月19日(水)「集合的観念システム」

例えば、サイコロを振って3が出た。また、サイコロを振って、また3が出る確立、低いと思う。1回目、2回目が3で、3回目で3が出る確率、もっと低いと思う。これで、4回目も3が出る確率、もっともっと低いと思う。このような考え方を、「集合的観念システム」というようだ。一方、サイコロは、サイコロなので、毎回3が出てもおかしくない、これが物理原則と呼ばれるものだ。、、、。このような事の書かれた本を読みながら、もっと早くこの本に出会えたかった、と思った。マカオの大小では、大分痛い目にあった。「大、大、大、大」とか「小、小、小、小」とか一方に偏った時に、好んで逆張りをしたものだ。その当時、この本に出会えば、負ける金額も少なくなっただろう、、、。「集合的な観念システムは、実際の物理に裏付けられたものではない、、、」、もっと早めに知りたかった。

大分前だが、マカオに到着後、数分で大負けしたことがある。倍々で逆張りしたのだが、5-6連敗で、持ち金がなくなった。その当時、この観念システムのこと知っていればなあー。



5月18日(火)「中間層の定義」

報道によると、日本国政府は、この7月1日から、中国人向け個人旅行ビザの発行要件を大幅に緩和。現在の富裕層に限っていた発行対象を、中間層まで引き下げるようだ。ちなみに、この中間層、4億人超が対象のようだ、、、。調整中の発行要件としては、①年収3万~5万元以上の安定収入。②官公庁や大手企業の課長職以上。③VISAやマスターなど、大手発行のクレジットカードを保有。これらが検討されているようだ。この中で面白いのは、③。デビットカード社会の中国では、クレジットカードの信用度が高いんだろう。でも、観光ビザ発行の必要要件になれば、信用カードを取得する人が増えるだろう。中間層で4億強。まだまだ、手が付いてない中国は、カード会社にとっては、のどから手が出るほどの、おいしい市場だ。付帯業務を考えてみるのも、面白いと思う。

そう言えば、インドもデビットカード社会と聞く。先にデビットカード、そこからクレジットカードに移行していくのだろうか。



5月17日(月)「超法規」

事業会社の人達とのミーテイング中に、耳にしたことはあるが、なかなか使わない言葉が、飛び出した。「超法規」という言葉だ。「法規」という言葉を辞書で調べると、「法律と規則、特にその中で国民の権利、義務にかかわるもの」、とある。「超法規」だと、「国家が定めた法律等に規定された範囲を国家そのものを超えて行う特別な行為」、と書かれている。かなり重い言葉だ、、、。今回のミーテイングでは、通常の手順を省いて目的を達成できないか、というもっと軽い意味で使われていた。いろんな言葉、いろんな表現方法があって、面白い。

日本赤軍が獄中メンバーの釈放を要求した、ダッカ日航機ハイジャック事件などは、「超法規措置」がとられた数少ないケースのようだ。国家の範囲を超える行為、そうそう多くはないだろう。



5月16日(日)「刷り込み効果」

嫁が、韓国ドラマにはまっている。字幕なしでも、大体内容が把握できるというから、相当なはまり方だ。ところで、この韓国ドラマ、日本のドラマに比べて、主人公の職場での活躍ぶりがよく見られる。若手起業家、新進気鋭の建築家、辣腕弁護士、、、かっこいい主人公が、職場で、私生活で、格好良く立ち回る、、、。以前読んだドラッカーのインタビュー集で、面白い発言があった。「アメリカ人よりも、更に起業家精神に富む国民がいる。それが、韓国人だ」と。うがった見方かもしれないが、この起業家精神に富む国民性、韓国ドラマがその後押しをしてると思う。幼少の時から、繰り返し繰り返し、恰好いい起業家を見せられれば、自分もそうなりたいと思うだろう、、、。韓国ドラマ、その影響、絶大だ。

中国でも、韓国ファッションがブームらしい。これも、韓国ドラマの影響だろうか。



5月15日(土)「親善ドクター」

ベネズエラというと、何を思い浮かべるだろう。南米に位置している、自然の宝庫。それから、反米政権のチャベスが有名、こんなもんだろうか、、、。その、ベネズエラ出身のJ氏は、在中国15年強。職業は、医者。それも、有事の際に飛び回る、緊急ドクターだ。中国国内から、ベトナム、シンガポールまでも、その仕事の範囲は多岐にわたる。その、J氏のもう一つの顔は、(自称)「ベネズエラ親善大使」。中国人にベネズエラを知ってもらうためか、単に遊びたいためか、真偽の程はわからないが、色んなパーティーに参加している。陽気な性格で、踊りが趣味のJ氏は、いつも人気者だ、、、。でも、緊急時の医者というのも、大変な仕事だ。出勤時は、まさに緊急時だし、プライベートもなかなか落ち着かないだろう。陽気な外見とは裏腹に、J氏の増えた白髪をみながら、その苦労を感じた。どんな仕事も、大変だ。

ところで、チャベス大統領のツイッターのフォロアー数、南米で一番多いらしい。何かと話題の多い人だ。

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親善ドクター、J氏。



5月14日(金)「IFRSに関する誤解」

日本では、2015年に強制適用予定の、IFRS(国際会計基準)に関する、誤った情報が出回っているようだ。その誤解を解くために、金融庁は、「IFRSに関する誤解」という説明文書を発表、、、。その文書によると、①IFRSは非上場企業には適応されない。②ITシステムの全面的な見直し、必要ない。③時価評価の範囲は、現行の基準と大きく変わらない、、、大まかには、このような内容らしい。また、IFRSの上場企業への強制適用は、2012年を持って判断するようだ、、、。日本基準から国際基準への移行、そこでは笑う人も、泣く人もいる。

現在、IFRSを公開企業に強制してない主要国は、アメリカ、スイス、台湾、日本らしい。スイス、台湾が乗り遅れてるのは、何故だろう。



5月13日(木)「キャシアーの位置」

ちょっと前だが、中国のローカル経営の日本料理店で、夕食を食べた。所謂、日式というやつだ。ところが、このお店、ローカル経営でも、客の大半は日本人だ。日曜の早い時間だったが、満席。順番待ちの客もいる。なかなか、いい商売だ、、、。何が人気の秘訣何だろう。味もそこそこ、料金とのバランスが取れている。立地もいい。いい条件が揃っているが、一番は、お店のテンポじゃないかと思う。忙しいので、スタッフが皆、きびきび働く。忙しい割りに、人員を最小限に抑えているのだろう。遊んでいる人間がいない。よく見ると、会計スタッフを置いてない。仕切ってる女性が、皆に指示しながら、会計の面倒も見ている。とてもいいリズムで、仕事が流れている、、、。それ以降、レストランに入ると、キャシアーの位置、会計係りの働きぶりを、注意してみるようになった。キャシアーの配置場所を見ながら、経営者の意向を考えるのも、面白いものだ。

尖沙咀の日本食で、人気のママサンがいる夜と、いない昼で、極端に客の入りが違う店がある。飲食における、人の力は絶大だ。



5月12日(水)「割り込みで感じた事」

嫌いな事の一つに、「割り込まれる」ことがある。ただ、通常と違うのは、自身の後ろに割り込まれるのは、何ら気にならない点と、割り込ませた人にも、文句をつけたくなること。羅湖やマカオの出入境の際に、よくクレームをつけ回ったものだ、、、。先日、久しぶりで、すごいラッシュにかかった。深圳湾の通関の外まで、人で溢れていた。ここで、数人が受付に問い合わせるか何かのふりして、かなり前の方に割り込んだ。以前なら、猛烈に腹が立つはずだが、今回は意外と冷静だった。割り込んだ人達は、後ろからの視線が気になるのだろう。ちらちら、落ち着かない顔で、ふり返っている。その顔をみながら、割り込んだ罰は十分に受けてると感じだ。以前は、割り込みで得する「ずるさ」に腹をたてたが、今回は、将来、十分割り込みの代償を受けるであろうことがわかったので、さほど、腹立たなかったのだと思う、、、。割り込み一つで、いい勉強になった。たまには、ラッシュもいいもんだ。

「ずるさ」は、顔に出易いと思う。度々、ずるさを繰り返すと、そのような顔になる。気をつけなくてはならない。



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