5月6日(木)「ギリシャの財政問題」

古代ギリシャの都市国家、アテネとスパルタは、たくさんの奴隷を抱えた裕福な社会だったようだ。普通の階級に生まれれば、特に働く必要もない。そのような状況の中で、アテネ市民は、芸術や哲学、スパルタは、勢力拡大に尽力。物質的豊かさは、「生きる意義」の欠乏感を作り出したようだ、、、。そのギリシャが、財政問題で揺れている。現政権が、公務員の給与カットを含む緊縮財政政策を打ち出すと、この政策に、市民の不満が爆発。市民側からすれば、政治の失敗だから、給与カット等行わないで、政府が責任を持て、ということだろう。ただ、現政権も大変だ。EUからの資金援助を受けけている以上、積極的な景気刺激策も打ちづらいだろう。困窮の時だからこそ、国民一丸となって、とはなかなかいかないようだ。難しい局面だ。

古代ギリシャの奴隷は、特権階級にクレームを付けることはなかった。ただ、今は時代が違う。衆人環視の中での、国民からの突き上げ、本当に大変だ。