6月30日(水)「魔物」

お金は、つくづく「魔物」だと思う。普通に考えたら、どこからどう見ても立場の弱い方が、何故だか立場が逆転、強くなるケースがある。お金を取り巻く環境では、よく不思議な現象が起こる、、、。融資を受ける側が、その融資が期日通りに実行できないと、逆に、がんがんに催促する現場に出くわした。通常は、融資する方が立場的に強いと思うが、どうもそうではない。融資を受ける側の力が、強くなっている。催促が続くうちに、立場が逆転したんだろう。これって、良く考えると不思議な話だが、お金の世界では、このような事がよく起こる、、、。「魔物」を辞書で引くと、<人をたぶらかす、あやしい力を持つもの>とある。やはり、お金は魔物だ。

よく考えてみると、人と人のトラブルも、その原因の大半は、お金の問題だ。お金との付き合い方、本当に難しい。



6月29日(火)「ストライキ多発」

最近、中国では、ストライキばやりだ。広東省で始まったかと思えば、次は天津、そして上海、西安。日系企業でも、ホンダ、トヨタ、ブラザー、あちこちで賃上げ闘争が起こっている、、、。世界の工場といわれた中国も、今では、ものづくりの拠点ではなくなりつつある。強くなる一方の人民元、上昇する人件費、集まらないワーカー、これに加えての労働争議だ。どこの企業も頭が痛いだろう。人件費があがっても、原材料、部材のそろいやすさ、市場としての魅力のある中国から、簡単に引き下がる事、出来ないだろう。難しい局面だ。

2008年の労働法施行から、中国でのワーカー問題は、本当に頭の痛い部分だ。多発するストライキ、どこかで治まるのだろうか。



6月28日(月)「最強部隊」

「組織」という言葉を、辞書で引くと、<共通の目標を有し、目標達成のために共働を行う、複数の人々>とある、、、。組織論に詳しいF氏に、最強軍人部隊について聞いてみた。将軍「アメリカ人」、将校「ドイツ人」、兵隊「日本人」、これがF氏の考えうる最強の組織編成のようだ。すべてを統括する指揮官には、アメリカ人、現場監督には、ドイツ人、現場は日本人、この組み合わせがいいようだ。規律を重んじ、集団意識の強い日本人は、兵隊に向くとのこと。ちなみに、F氏の考える最弱部隊は、将軍「中国人」、将校「日本人」、兵隊「アメリカ人」、、、。いろんな考え方があって、面白い。

ところで、F氏の尊敬する軍人は、米国のスプーランス中将という人らしい。人の話をよく聞きながらも、初志貫徹の人だったらしい。今度、本で読んでみよう。



6月27日(日)「上海日本人高校」

来年の春から、上海で日本人高校が開校するようだ。これは、海外にある日本人学校としては、初めてのことだ、、、。海外に住む日本人にとって、子供の進学問題は、頭の痛い問題でもある。日本人学校も、インター校も、基本的には中学まで。高校に入る段階で、日本に戻るか、海外の学校に行くか、の選択を迫られる。そういった意味では、今回の上海日本人高校は、いいモデルケースになると思う。基本的には、中国に進出する日本企業が、資金を出し、学校運営委員会が経営を担うようだ。私立高校と違い、上海の日本人社会が資金や運営を支えるようだが、子供を持つ家庭からは、喜ばれるだろう。選択肢が増えるのは、いい事だ。

ちなみに、上海日本人学校の生徒数は、世界第二位。これからも、増え続けることだろう。



6月26日(土)「6月26日というと、、、」

もうどれぐらい前だろう、6月26日というと、世紀の一戦として、時のボクシング・世界ヘビー級王者モハメド・アリとプロレスのアントニオ・猪木の異種格闘技戦が行われた日だ、、、。あれから数十年経ったが、いまだに、6・26というと、あのイベントを思い出す。結果は、凡戦。これといった見せ場のない、引き分け試合だった。ただ、今思い返してみると、しばられたルールの中で、あのような戦いしかできなかったという事だが、猪木のアリキックで間違いなくアリの引退時期が早まった。あと、あの時代に、異種格闘技戦を行った功績は大きい。猪木側としては、興業的には借金をこさえても、それ以外の面でプラスが大きかったと思う。ファンに夢を売るのがプロなら、猪木は間違いなく超一級のプロデューサーだ。

猪木の<この道を行けば、、、>に、「迷わず行けよ、行けばわかるさ」というプレーズがある。猪木の人生、まさにその通りなんだろう。



6月25日(金)「睡魔との闘い」

1986年W杯メキシコ大会の決勝、アルゼンチン対西ドイツ戦は、日本時間の深夜開始だった。睡魔と闘いながら、仲間と一緒にTV観戦した。後半途中まで、アルゼンチンが2対0でリード。ただ、睡魔に負けて、ここで寝入ってしまった、、、。昨晩の日本対デンマーク戦も、試合開始は深夜2時半。遅い時間のキックオフだ。本田、遠藤のフリーキックで、前半を2対0とリード。デンマークが決勝トーナメント出場のためには、3得点以上必要。もう大丈夫だろうし、睡魔も襲ってきた。そろそろ寝ようかと思ったが、86年の決勝戦が頭によぎった。眠い目をこすりながら、なんとか試合終了まで見届けた。ちなみに、86年決勝は、寝入ったあと、西ドイツが怒涛の反撃。2対2の同点に追いつく。が、最終的には、マラドーナのアシストを受けた、アルゼンチンが決勝ゴールで優勝を決めた。ただ、寝入ってからの20分弱に、実に濃いドラマが待っていた、、、。でも今の日本代表、日に日に強くなっていくようだ。決勝トーナメントも、まだまだ期待できる。

フランス、イタリアの予選敗退を見るに付け、一丸となった時のチームの強さ、勢いを感じる。日本代表、まだまだ勝ちあがりそうだ。



6月24日(木)「片寄った勢力図」

1960年は、アフリカの年と言われている。この年に、独立した国は、16カ国。カメルーンもナイジェリアもコートジボアールもこの年だ、、、。サッカーW杯の楽しみの一つは、あまり馴染みがない国にも、触れる機会がある事。出場国の場所を、地図で捜してみた。すると面白い事に気が付いた。今回は、アフリカからは、6カ国。地元南アフリカ、北アフリカのアルジェリア以外の4チーム、カメルーン、ナイジェリア、コートジボアール、ガーナ、これらのすべてが西アフリカ、象牙海岸沿いにある隣接した国だ。東アフリカからの出場が、全くない。エチオピア、タンザニアあたりは、優秀な陸上選手を輩出している。東アフリカの人達が、身体能力で劣ると言う事はないだろう。単に、政情不安定、経済的問題を抱えている国が多いんだろうとは、思うが、極端だ。アフリカの東と西で、経済格差あるのだろうか。

片寄っていると言えば、W杯の優勝国もそうだ。ブラジル、イタリア、ドイツ、この3カ国で、半分以上の優勝回数だ。今年は、新興国の優勝あるのだろうか。



6月23日(水)「視覚と脳の関係」

先日、中国はりを試してみたが、そこで面白い事に気付いた。うつぶせに寝て、背中にはりを刺す。が、特に強い痛みは感じなかった。ただ、途中、どんな感じか、じぶんの背中を見てみた。すると、途端に痛みが走った、、、。多分、人は、目でものをみると同時に、どのように感じるかも発信してるのだろう。何も見てない時は、別段痛みを感じなかったが、はりの突き刺さった背中を見た途端、脳に「痛いと感じろ」という命令が出されたのだろう。実際、その後、急に、痛みを感じた。でも、これって面白い。目で見た感じを調整出来れば、脳の感じ方も調整できるという事だ。中国はりを打ってもらいながら、いい勉強させてもらった。

「今、私に見えてるように、世界が見えるのはなぜ?」これが、脳研究家にとっての疑問らしい。何だか、頭が痛くなりそうな話だ。



6月22日(火)「中国人の旅行スタイル」

住居のすぐ近くのホテルに、たまに出かける。が、そのホテルのロビー、夜の9時~10時ごろは、いつも中国人団体客でごった返している、、、。多分、30年前の日本人の旅行も、そうだったと思うが、短い日程の中に、観光、食事、買い物の予定を詰め込み、ホテルは寝るだけ、そんな感じが今の中国人団体客だ。土産物で溢れかえった荷物を抱え、夜遅くホテルに戻り、早朝には出発。このようなパターンだろうか。旅先で、のんびりする、ゆっくりするというより、少しでも貪欲にみて回り、貪欲に購入するという形のようだ。エレベーターで出くわすパワー溢れる人達を見るたびに、中国人のたくましさを感じる。これからも、しばらくは中国の時代なんだろう。

一般的に、豊かさと活力は、反比例するもんだと思う。益々、豊かになっていく中国、どのように変わっていくのだろう。



6月21日(月)「一人三役」

MLB、アメリカン・リーグのMVP、ジョー・マウアーは、スポーツ万能。高校時代は、アメフト、バスケット、野球のスター選手。2000年は、アメフト、2001年は、アメフトと野球で、最優秀栄誉選手に輝いたようだ、、、。日本では、いくら優秀であっても、あれもこれもやるのは、あまり評価されない。いかに身体能力に優れた人間であっても、野球もバスケットもサッカーも、という訳にはいかないように思う。やはり、アメリカという国は、何事も合理的にできているし、国民もごく普通にそれを受けとめるのだろう。日本では、夏の高校野球で活躍した選手が、正月の高校サッカーに出場するとなると、眉をひそめる向きもあると思うが、アメリカでそんな事、誰も気にしないのだろう。いろんな考え方があって、面白い。

今は、少子化が問題になっている。日本でも、米国式に、学生が複数のスポーツに従事する時代になるのだろうか。



次のページ »