新聞によると、日産自動車は、タイでつくった新型の「マーチ」を、国内に逆輸入、販売を開始したようだ。ちなみに、この「新型マーチ」、前モデルよりも、1割安いようだ、、、。日本の景気、少しは持ち直したと言われるが、まだまだ不況だ。どこの自動車会社も、低価格で年費のいい小型車をいかに安くつくるか、いかに売るかが、テーマのようだ。安くつくるためには、部品、人件費の安い海外、特に新興国での生産になる。タイ、メキシコ、インド、中国、このへんで生産したものを、日本に逆輸入販売、という形、増えるのだろう。新興国生産だと、品質問題があると思うが、このへんがクリアーになれば、逆輸入化ますます加速するだろう。企業は、生き残りをかけ海外生産、そうなると国内は空洞化、失業率もあがる、困った問題でもある。
料金は1割安いが、新興国生産、消費者はどう判断するのだろう。注目だ。