新大阪ー鹿児島中央間が、新幹線「みずほ」で、3時間47分で結ばれるようだ。この、新幹線での4時間弱という時間、マーケットがあるかどうか、鉄道関係に詳しい、E氏に聞いてみた、、、。氏によれば、料金設定がどうなるかで、かなり状況が変わる。リーズナブルな料金設定であれば、大阪ー鹿児島を飛行機で利用していたかなりの客が、新幹線に移る可能性がある、と見ている。<伊丹ー鹿児島空港間は、飛行時間は1時間強。ただ、飛行機の場合は、その前のチェック・イン、搭乗までの待ち時間、到着してからの荷物の受取時間等々、前後でプラス2時間ぐらい加えないといけない。それに加えて、鹿児島空港から、鹿児島市内までは、30km離れている。このへんの諸々を考慮に入れた場合、中心部を3時間47分で結ぶ新幹線を選択する人がかなり出てくる>、これがE氏の分析だ。市場がどのような判断を下すかはわからないが、このような競争は大歓迎だ。競争の激化は、サービス向上を生む。この新幹線vs飛行機の競争、どちらに軍配あがるのだろうか。
海外からの観光客は、どちらを選択するのだろう。所要時間、料金、あまり差がなければ、日本の技術に触れるという点と、すぐ飽きるだろうが、外の景色を見ていられるという点で、新幹線を選びそうな気がする。JR、中国客を狙うのも面白いかもしれない。