11月29日(月)「荒っぽい運転」

土地勘のない街で、タクシーを利用した時、ものすごい勢いで飛ばすタクシーと、メーターを稼ごうと、のろのろ遠回りをするタクシー、どちらの方がましだろう、、、。日本、香港に比べて、深セン、広州の華南地区は、交通マナーが悪い。が、先日訪れた湖北省の武漢は、それ以上に悪い。青信号で通りを渡っても、平気でバイクが突っ込んできたりする。全く、気が抜けない。車の運転も荒っぽい。何度もタクシーを利用したが、そのうちの2回は、特に凄かった。近道を通りながら、すごい勢いで走る。思わず声をあげる場面が、何度かあった。遠回りされるのは、気分悪いが、速すぎるのも心臓によくない。でも、意外なほど事故現場に出くわさなかった。皆、運転が上手なんだろう。

武漢のタクシーの初乗り料金は、6人民元。ちなみに、深センは、10人民元。沿岸部と内陸、まだまだ経済格差があるのだろう。



11月28日(日)「効率化について」

先日読んだ本に、面白い事が書かれていた。お金儲けゲームの目的は、与えられた条件のなかで、もっとも効率的に貨幣を増やす事、、、。アジア大会開催中の広州は、まさに厳戒態勢だった。地下鉄の出入り一つとっても、チェックが厳しい。先日、小銭の持ち合わせがなかったので、人だかりのできてる受付に並んだ。ここで、広州駅までの切符を買おうと思ったが、この受付では、両替しか行わないとの事。時間がないと交渉したが、結局駄目。また、長蛇の自動販売機購入の列に並び直した。この体験をしながら、これが、今の中国だと思った。15億の民を食わせるために、細分化した仕事を用意しなければならない。間違えても、効率化を考えてはならないのだろう。効率を考えないで、国の収益をあげなければならない。現代中国の舵取り、名経営者じゃないとやっていけない。

中国は、融通が利かないところもあるが、1度通るとそれが、既成事実になる。やりにくそうで、やり易くもある。



11月27日(土)武漢④「韓国パワー」

武漢に、「黄鶴楼」という観光名所がある。223年、呉の孫権によって建てられた楼閣のようだ、、、。この「黄鶴楼」、武漢でも屈指の観光地。たくさんの人が訪れる。大多数が、中国内の観光客だが、たまにハングルが聞こえてくる。時期的なもんだろうか、日本人はほとんど見かけない。ところで、この黄鶴楼で見かける説明、①中国語②英語③ハングルになっている。西安、シルクロードあたりだったらそうでもないと思うが、武漢に来る日本人、あまり多くないのだろう。でも、今や、韓国の影響力絶大だ。韓国人も韓国ドラマも中国中で溢れかえっている。韓国人パワー、本当にすごい。

韓国では、全くの国内ビジネスを行ってる企業も、求人者に、英語の能力を要求するようだ。数ヶ国語を自在に操る国際的な韓国人、確実に増えてるようだ。

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「黄鶴楼」の3ヶ国語表示。



11月26日(金)武漢③「三国志の街」

「歴女」という、造語がある。歴史および歴史物の好きな、女性の事らしい、、、。武漢の繁華街や下町を歩くと、ファースト・フードの店を、よく見かける。香港でも見かける店から、中国だけ展開している店、武漢のみというのもあるようだ。「三国英雄」という名前の、ファースト・フード店がある。店の入口に、曹操、劉備、孫権の顔が、大きく描かれている。どれも、今風のイケメン顔だ。そういえば、呉の首府は、武昌。武漢の人にとっては、孫権は、地元の英雄だ。ところで、この「三国英雄」みたいなファースト・フード店、日本で展開するのは、どうだろう。今、日本には、歴史好きな歴女という女性達がいる。また、日本に留学している中国学生も多い。在日本の中国人や、歴女を狙うファースト・フードの店があってもいい。

ところで、武漢でよく目にするのが、パン&ケーキ屋。きれいな店作りで、いたるところにある。中国人の食文化、変わりつつあるのだろう。



11月25日(木)武漢②「武昌と漢口」

武漢の、鉄道での主要駅は、3つ。武昌(長江南岸)、漢口(長江北岸)、漢陽だ、、、。ここに来てみて、武漢は、武昌の「武」と、漢口、漢陽の「漢」が合わさって出来た街、という事を知った。長江を挟んで、対岸にある、武昌と漢口、この2つの街の雰囲気、全然違う。「黄鶴楼」「長春観」などの観光名所が集まってる、下町風情の武昌に対して、漢口の長江より一帯は、租界時代の、はいからな洋風建築物が立ち並ぶ。この武昌と漢口、九龍と香港島のようなもんなんだろう。タクシー運転手も、長江を越えて、反対側には行きたがらない。(実際、対岸側の道を、よく知らないようだ。)でも、このような拮抗する街が、2つあるのはいい。お互いが競争するので、より街が発展するだろう。華中経済を引っ張る「武漢」、今後が楽しみだ。

TSTのペニンシュラ近くに、漢口道というのがある。その由来も、この武漢市漢口からきてるのだろう。



11月24日(水)武漢①「武広高速鉄道」

広州南駅から、武漢までの距離は、1070キロ弱。その距離を、武広高速鉄道は、3時間半強で結ぶ。時速350キロ、世界最速の高速電車だ、、、。この世界最速電車、昨年末に開業。以来、広州ー武漢間を、15分に1本の割合で結んでいる。1時間に4本、かなりの本数が走る。が、どの電車も、ほぼ満席のようだ。広州も、湖南省の省都長沙も、湖北省省都の武漢も、どこも大都市、人の数が半端じゃない。また、広東省の工場で働く、湖南、湖北の人は多い。それやこれやで、この武広鉄道、いつも込み合っているようだ。本数が多いのは魅力だし、所要時間も短縮、料金も手頃、という事で、今後、飛行機から乗り換える人、かなり出てくるだろう。今後の中国内での移動、電車移動が増えそうだ。

広州南から、次の清遠までは、20分強。たくさんの香港人団体客が、この区間を、利用していた。やはり、世界一というのは訴えるのだろう。

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ゆったりした武広高速電車内。



11月23日(火)「移民の街」

始めて深センに行ったのは、1984年。その当時は、人口4-5万の寂れた街だった、、、。深センの街を回ってみると、何箇所かで、鄧小平の写真と、深セン経済特区30年の看板を見かける。今年で30年という事は、深センが特区になったのは、1980年。その当時、数万人の小さな街が、今や1千万都市だ。広東省でありながら、話される言葉は、北京語。その大半が、中国各地からの移民者のようだ。電車に乗ったり、街を見ると、いろんな顔を見かける。富をめがけて、一攫千金を夢見て、中国中から人が集まるのだろう。この深セン、しばらくは膨張し続けるだろう。

以前ほどではないが、深センは殺気を感じる街だ。金儲けを目指して、中国中から人がやってくるからだろう。伸びてる街は、何かと殺気立ってるものだ。



11月22日(月)「神業」

どんな仕事でも、その道のプロはすごい。その事を、今日は、実感した、、、。深センの羅湖から蛇口まで、ローカル・バスで移動した。結構な距離を走るが、料金は最高で、人民元6元。中国では、交通費、まだまだ格安だ。このバス、料金も安いが、何かと面白い。区間毎で料金が違うので、車掌が、新しい乗客が乗り込む毎に、前後左右に移動。行き先を確認、集金して回る。客の乗り降りが激しいので、集金もれがありそうだが、そこはプロ。こちらが見てる範囲では、集金もれ、なかった。ところで、この仕事、記憶力と集中力(瞬発力)を鍛えるには、うってつけだ。新入社員の短期研修とかに、面白いかもしれない。

人は、「姿かたちを覚える能力」と、「活字を覚える能力」に、分かれるようだ。このバスの仕事で鍛えれば、姿かたちを覚える能力、磨かれそうだ。この能力、何かに転用できそうだ。



11月21日(日)「大混雑」

午前中、中国から香港へ移動したが、ものすごい込み方だった。どれぐらいだろう、4-5百人強は、待っていたんじゃないだろうか、、、。通関でかかった時は、人のウオッチングに限る。よくあるパターンが、痺れを切らした通行人が、通関係員に噛み付くケース。あちこちで、見受けられる。中国人だけでなく欧米人も、男ばかりでなく女性も執拗に抗議している。が、よく見ると、主張が通って先に進める人と、却下され追い返される人がいる。この差は、何だろう。交渉力の差、だろうか。しかし、通関員の気苦労も耐えないだろう。問題なのは、彼らではなく、そのシステムなのに、文句を言われ、批難される。慣れちゃいるだろうが、大変な仕事だと思う。

例えば、「ジャカルタ行きの飛行機は、14時発。そこでは、100億の仕事が待っている」。こんな場合、当事者はどうするだろう。急いでるのは、皆同じで、割り込みにくい。でも、割り込まないと飛行機に遅れる、この場合どうするだろう。

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大混雑の深セン湾口岸。



11月20日(土)「8つの規則」

飛行機の中で、破ってはならない「8つの規則」、ご存知だろうか?何でも、これを破ると、50万円の罰金らしい、、、。その8つとは、①化粧室での喫煙、②電気機器使用、③乗務員の業務妨げ、④座席ベルトを締めない、⑤シートを所定の位置に戻さない、⑥手荷物を通路に置く、⑦非常用機器を勝手に使用、⑧乗降口のハンドルを勝手に動かす。どれもこれも、当たり前の事。でも、改まって、8つの規則と言われると、聞いてしまう。相手に、きっちり伝えたい時は、このような形で伝えるのも、手だ。「5つの確認事項」とか、「7つの留意点」とか言われると、何となく聞いてしまう。人間の脳、面白い。

航空会社の「8つの規則」にあやかって、楽しく生きる「6つの規則」を作ってみた。箇条書きにしてみると、整理されるものだ。



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