1月31日(月)「カード万能社会」

アメリカン航空の、中南米路線に何度か乗ったが、機内での食べ物サービスはない。提供されるのは、ジュース、コーヒーだけ。サンドイットもビールもスナックも、購入する形だ。しかも、支払いはクレジットカードのみ、、、。これからの時代、低額商品でもカード決済する、カード万能社会に移行していくのだろうか。ユーザーからすると、このカード社会、便利だが、不便な面もある。多額の現金を持ち歩かなくてもいい。これは、便利だ。ただ、その頼みの綱のカードが、旅先で使えなくなったら、その時は、本当に困る。例えば、香港発行のカード。突然、米国や中米で頻繁にカードを切り始めると、管理のしっかりしてる会社が発行元の場合、本人確認のtelが入る。で、何らかの理由で、この本人確認がとれない場合は、一時的にカードが使えなくなったりする。グローバル化の進む世界、カードも国境を越えて使われるケースが増えるはず。だが、その便利さとともに、カードを巡るトラブルも増えそうだ。

知人から聞いた事がある。ブラジルでは、コーヒー1杯でも、小切手決済をするほどの、小切手社会だと。世界には、いろんなやり方がある。



1月30日(日)「物に対する考え方」

今回、旅行中にPCを紛失した訳だが、この件、悪い面、いい面あった。悪い面としては、3-4週間、連絡の取り方がかなり制限され、不便さを感じた。また、新しいPC購入のための費用が、発生する。いい面は、物について考える機会を持った事だ、、、。通常、我々はこうなるだろうという仮定に基づいて行動する。預けた荷物は、当然目的地に届くし、中身もなくならない。普通そう考える。ところで、ここで、なくなる事も想定したら、どのような行動を取るだろう。なくなって困るものは、預けない。手荷物で機内に持ち込む。預ける荷物は、現地でも購入可能な物だけにする。預け品を開けられないように、鍵でロックする等々、、。このような処置を取れば、最悪荷物が出てこなくても、ショックは小さいし、航空会社へのクレームもつけやすい。物は、なくなるものという前提で、使えるうちに早めに使うのが、良さそうだ。

物の有効な使い道を考える事は、使う物を絞り込み、整理にもつながると思う。PC1つで、いい経験をした。



1月29日(土)ニューヨーク⑧「昼夜逆転」

香港とBVIとの時差は、12時間。ニューヨークとは、13時間。ちょうど、昼と夜が逆になる訳だが、この時差には悩まされた、、、。PC紛失から始まった今回の旅行、連絡用に頼れるものは、携帯電話だけ。地球の裏側でも使えるので便利といったら便利なのだが、この12時間の時差が曲者だった。大体こちらが寝に入る23時ぐらいが、香港、中国では昼の真っ最中。連絡手段が、携帯しかないので、つけっ放しにしておくと、日に数回は、電話の音で起こされた。発信音が違うので、すぐ電話を切ってくれる人もいるが、なかには電話会社からの営業電話があったりで迷惑した。だが、文明の利器に頼り過ぎる生活の中で、3-4週間、PCなしで過ごしたのは、本当にいい経験だった。物に対する考え方、明らかに変わってきたと思う。

北朝鮮に入境する外国人は、入国の際、携帯は預け、PCは持ち込めるが、つながらないらしい。文明の利器を手放した生活、たまにはいいと思う。



1月28日(金)ニューヨーク⑦「セキュリティチェック」

ニューヨーク滞在中、昼間は美術館、夜はコンサート。これと言って観光をしていない。ちょっとは観光を、と思いホテルのコンシェルジュに聞いたら、エンパイアーステーツビルをすすめられた、、、。滞在ホテルから、わずか10分。そんな近いところに、高さ440メーターのエンパイアービルがある。早速、このエンパイアーの86階展望台まで出かけた。ところで、この展望台に上がる前に、セキュリテイチェックがある。例により、手荷物、ポケットの中の物を出し、ベルトをはずし、X線のチェックをする。ここでは、クツは脱がされなかったが。何度か経験するうちに、このセキュリテイチェックも慣れっ子になった。でも、大国アメリカの抱える問題も根深い。出入国時は勿論、名所、旧跡、野球場、美術館でも、このチェックがある。誰でも入ってこれる(受け入れる)自由さが売り物だったアメリカ。その自由さで大きくなった訳だが、今や大きな曲がり角に差し掛かっているのだろう。

アメリカ出入境時は、クツを脱がされる。クツの中の物、x線反応しないのだろうか。履いたまま出入境できるクツが売り出されれば、話題になると思うが、どんなもんだろう。

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聳え立つ、エンパイアービル。



1月27日(木)ニューヨーク⑥「世界に誇れる日本文化」

1870年設立。コレクション数、300万点以上。メトロポリタン美術館は、世界でも屈指の美術館。展示作品数が多いので、ゆっくり見て回ったら、時間がいくらあっても足りない、、、。圧倒的な数の展示品の中、まず、ベラスケスとエルグレコの作品を見て周り、それから日本美術コーナーを捜した。が、これがわかりにくい。やっとのことでたどり着いたが、この東洋美術のあたりは、見物客もまばらだ。日本美術の展示品は、陶器、人形、仏像などだが、これらは隣接する中国、インド芸術の影響が強い。日本コーナーでひときは人目を引いたのは、屏風がおかれ、たたみとふすまで仕切られた空間。厳粛な中にも、ある種の緊張を持った空間だ。これこそ、中国、インドでも全く見かけない日本のオリジナル文化。広い美術館を駆け回りながら、そう思った。

ニューヨークには、もう1つ、通称MOMAという近代美術館がある。この中には、見れば見るほど訳がわからなくなる、現代アートも展示されている。芸術の世界、奥が深い。

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日本コーナーのたたみの部屋。



1月26日(水)ニューヨーク⑤「メト」

確か、今年の6月にメトロポリタン国立歌劇場の引越し公演が、東京で行われる。入場料は、6万とも7万とも。そのメトのオペラに、出かけた。出し物は、プッチーニのトスカ、、、。このメトロポリタンのオペラ、開演が20時で、終了が23時30分頃。結構時間がかかる。その理由は、長過ぎる2回の休憩時間。両方とも、きっちり30分強取る。休憩時間に、カクテルやワインを飲みながら歓談するのは日本でも経験できる。が、このメトでは、休憩時間に食事をとる人達がいる。開演前に食前酒や前菜でウオームアップ。メインデッシュは第一幕の終了後。第二幕終了後に、デザートを楽しむ。それから第三幕を見て、目出度く終了。こんな感じだろうか。オペラハウスに併設されたディナーレストランには、大きくメルセデスの名前が。メトの大口スポンサーが、上客の接待に、このオペラ鑑賞を使っているのだろう。最高のオペラと上質の食事。こうして、高級車ベンツのコストは、跳ね上がっていく。

メトの資料によると、最新の125回目年間ファンドの筆頭スポンサーは、メルセデス。金額は3千万USというから、すごい。

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世界屈指の歌劇場、メト。



1月25日(火)ニューヨーク④「クラシックなホテルの楽しみ方」

裕福な暮らしをしていた、E先輩。香港には、数限りなく来たが、よく利用するホテルの一つが、マルコポーロ香港。浴槽が深い、というのが、その理由だった、、、。ニューヨークでの滞在ホテル、気に入った。ガイドブックの一番上にあったホテルを確認したら、そこそこの料金だったので、ここを予約した。ホテル資料に拠ると、創業1928年。2005年に、改装してるので、部屋もそんなに悪くない。このホテル、何より立地がいい。マジソンスクエアガーデンまでは、徒歩1分。高層からの夜景もいい。そして、浴槽が深いのがいい。深夜、激寒の中をホテルに戻り、深い浴槽に体を沈める。体が生き返ってくるのが、自分でもわかる。今はなき先輩の気持ち、よくわかった。ホテルは、求めるものによって、使い分けるのが一番だ。

ところで、1928年は、世界大恐慌の年だ。このホテルの創業、不動産大暴落前なのか後なのか、どうでもいい事だが、知りたい。

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NBAニックスのホームグランド、マジソン。



1月24日(月)ニューヨーク③「ハイテンポ」

ニューヨークは、香港に似てる。いや、香港が、ニューヨークに似てるのだろう。高層ビル、きれいな夜景。道行く人は、信号を守らないし、皆忙しそうにしてる。お店のサービスも早い。街が、心地よいテンポで動いている、、、。BVIは、極度にのんびりした島だった。翻って、ニューヨーク。ここは、競争の街。競争で勝つためには、まず早さで勝たなければならない。という事で、人がせわしなく動いている。ニューヨークは、厳しいけど、チャンスの多い街なのは、間違いない。いいアイデアがあれば、話の持って行き所たくさんある。強い人脈作るにも、他より機会は多いだろう。このニューヨーク、一攫千金を求めて、世界中から人がやってくるのだろう。ここは、本当に人種のルツボだ。そのへんをネタに、ビジネスチャンスを伺うのも、面白いかもしれない。

香港とニューヨークで違うのは、置き引きに対する意識の差。ニューヨークでは、図書館やコンサート会場で、自身の席にものを置いて、平気で外に出る。ニューヨークの方が、置き引き、少ないのだろうか。

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ニューヨークの高層ビル。



1月23日(日)ニューヨーク②「ニューヨーク屋台」

BVIへの経由地としては、マイアミ、シカゴ、ニューヨークがある。時期は冬。音楽シーズンという事で、オペラもニューヨークフィルも聴ける、ニューヨークを選択。数日トランジット滞在をする事にした、、、。前回ニューヨークを訪れたのは、20年以上前。その当時は、治安の悪さで定評があった。が、今では、治安面は大分改善されたようだ。ただ、ニューヨークの冬は寒い。突き刺さるような、しびれるような寒さだ。温度表示が違うので、正確な気温わからないが、マイナス5-8度ぐらいだろうか。ところで、この激寒の中で、頑張る人達がいる。ホットドッグやバーガー、コーヒー等を売る人達だ。寒いニューヨークで、その真夜中まで、本通りのわきで客を待つ。日本の屋台みたいな感じだ。客からすれば、冷え切った体を温めてくれるので助かるが、大変な仕事だろう。ところで、このニューヨーク屋台の客、観光客が多いのか、地元客が多いのか、非常に興味がある。

シシカバブという、トルコあたりで食べる、羊肉の串焼きにはまった。焼き立てのシシカバブに、バーベキューソース。それを極寒の中、ふるえながら食べる。本当に、うまい。

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ニューヨークの屋台や。



1月22日(土)ニューヨーク①「少ない乗り継ぎ時間」

正味30分の間に、入国審査、タウンゲートでの荷物の受け取り、税関で荷物チェック、その後、再度荷物を預け、今度は手荷物チェック。その後、トランジットゲートを捜し、そこまで走り、搭乗。しかも、場所は、審査の厳しい米国。かなり、慌しい、、、。サンファン→BVIのトランジットは簡単だったので、サンファン→ニューヨークの乗り継ぎも、50分あれば楽勝。朝食を食べ、家にTELしようと思っていた。が、とんでもない。プエルトルコは、米国領になるので、このサンファンで、入国審査、カスタムチェックが必要となる。サンファン到着後、例によって、皆がのんびり飛行機から降りる。それからが、慌しかった。BVIでニューヨークまで預けた荷物を、再度ピックアップ。それから、入国審査、カスタム、手荷物検査。どれも、すんなり通してくれない。ようやく、サンファン→ニューヨークの搭乗口に到着したのは、出発の7分前。いつも米国絡みのトランジットは、肝を冷やす。何とかならないものだろうか。

「APEC PASS」という通行証があるが、このプエルトルコで使用できた。ただ、使用者が多くないのだろう。逆に、いろいろ聞かれ、時間節約には全然役立たなかった。 

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7分前に飛行機に到着したら、まだ人が並んでいた。



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