3月31日(木)「インド洋の島々」

この4月から、チャイナワールド・トラベルで、香港人、中国人を対象にした、ハネムーン・ツアーを販売する。商品は、挙式と新婚旅行のセット。場所は、モルディブ、、、。インド洋に浮かぶリゾート地の位置関係が、いまいちはっきりしない。地図を広げてみた。インドの南西に位置するのが、①モルディブ。マダガスカルの北東にあるのが、②モーリシャス。その中間が、③セイシェルだ。この3つの島国、どこも主要産業は、観光。きれいな海、ハネムーン客の取り込み、よく似ている。ただ、一人当たりのGDPでは、結構差がある。①US4950、②US11991、③US7800。タックスヘブン税制をとる、モーリシャス、セイシェルはそこそこの数字だが、そうでないモルディブは、後発開発途上国。いわゆる、最貧国の一つのようだ。また、インド、中国との租税協定を結び、国際投資の入り口になってるモーリシャスと、IBC法人の誘致に熱心なセーシェルでは、同じオフショアでも、いろが違う、、。いろんな政策があって、面白い。

ところで、中国系へのハネムーン・ツアー、面白い。現地では、本格的な挙式サポートが、比較的安価に受けられる。進歩的な中国人の、はやりにならないだろうか。



3月30日(水)「目的合理性」

今更ながらだが、基礎的な経済学の本に、<家計の目的は、「幸福の最大化」。企業の目的は、「利益の最大化」。>という言葉が書かれていた、、、。最近、「織田信長」の本を、好んで読んでいる。理由は、信長のその「目的合理性」。信長の最終目的は、「上洛」。すべての事を、その上洛にとって必要か不必要かで、判断したようだ。そこには、微塵の曖昧さ、複数性もみられなかったようだ。ところで、企業の目的もいろいろある。社会貢献、社員の教育、成長などなど。その中で、目的を、「利益の最大化」という一点に絞ってみると、どうなるだろう。まず、会社方針がわかりやすく、皆が動きやすい。あと、指示する側も、ぶれが少なくなるだろう。大東亜戦争での、日本軍の失敗は、作戦の複数性であり、曖昧さであったようだ。こうしてみると、企業目的、単純でわかりやすいものがいいようだ。

「幸福の最大化」、「利益の最大化」、常に頭に入れておかなければ、ならない。



3月29日(火)「奇妙な対応」

先日、知人と、深セン福田にある、比較的きれいなレストランで、昼飯を食べた。ショッピング・センター内にある、きれいなレストラン。味、サービスともに、そこそこ良かった、、、。ところで、このレストランで支払いをする時、奇妙な事を言われた。「もし、正式な領収書が必要だったら、キャシアーまで、来てください」、と。別に、この食事、経費処理するつもりはなかったが、好奇心から、キャシアーに行ってみた。プリントされた料金明細を渡すと、正式領収書に取り替えてくれた。ただ、それだけの事だが、疑問がわいた。領収書を要求しない客の売り上げ、ちゃんと計上するのだろうか、と。ここは、街中にある立派なレストランだ。当然、政府関係の人達も食べに来ると思う。このやり方で、通用するのだろうか?

中国では、「えっ」と思うような状況に遭遇する事が、よくある。でも、それが中国なんだろう。



3月28日(月)「新型ヘッドホン」

以前、このブログで、音楽は「脳で聴くのがいいらしい」、という事を書いた、、、。先日、台北ー香港間の飛行機に乗りながら、映画を見るには時間が少な過ぎる。退屈しのぎに、音楽を聴く事にした。その時、フト思った。機内では、映画を見るのも、音楽を聴くのも、同じヘッドホンだと。例えば、音楽鑑賞専用で、脳で聴く事も意識したヘッドホンがあれば、それが差別化商品になるのではないだろうか。情操教育用のツールとして、売れそうな気がする。音を、耳だけで捕らえるという発想では、同じようなヘッドホンしかでてこない。が、耳+脳で聴くとなると、違う形のヘッドホンもでてきそうだが、どんなもんだろう。

先日行ったコンサートでは、「脳で聴く」事を意識しながら、演奏を聴いた。が、意識を脳に向けるあまり、目を大きく見開いた形での鑑賞になった。これが、「脳で聴く」、という事なんだろうか。



3月27日(日)「PIC派遣」

呼ばれたパーティーで、世間話をしてると、盛んに飛び交う言葉がある。「PIC」という言葉だ。「PILOT IN COMMAND」の略で、パイロットの機長を称して、こう言うようだ、、、。投下資本が少なく、コストパフォーマンスがいい。そして、参入障壁も高い。このような業務なら、誰でもウエルカムだ。そのパーティーで話題に上った「PIC派遣」。例えば、ブラジル人のPICを、中国の航空会社に派遣する、こうした高級人材派遣業らしいが、3拍子も4拍子も揃っている。まず、高度な専門知識と、強いコネが要求されるので、その参入障壁、高いだろう。また、PICの年収は高額だと予想される。その手にする手数料も高いはずだ。また、世は、慢性的なPIC不足の時代らしい。市場はある。また、業務の絞込みがきっちりなされているので、戦略をたてやすい、等々、、。世の中には、まだまだ恵まれた業務もある。

ところで、このまま中国人パイロットが増え続けると、航空用語の共通語が、中国語になる、という話もある。ここでも、中国人が、話題の中心だ。



3月26日(土)「権利と義務」

3月18日付けのブログで、香港人と台湾人の信号への対応の違いについて書いたが、これについての意見をもらった。<「車の少ない深夜に、信号が赤でも渡る事」、その事自体悪い事ではないのでは、、>このような趣旨だった、、、。そのブログで書いたのは、一般的な香港人と台湾人の対応の違いについてで、信号を守る必要性を、言いたかった訳ではない。我々は、法律を守る義務があると同時に、自分自身の意思で渡るかどうかを決める権利も有する。自分の場合でいくと、深夜の信号、危険がないと思えば、自己責任のもと、渡る。ただ、事故に巻き込まれたとしても、当然、法律では守ってもらえない。その事を、自覚した上でだが、、。ちょっとしたブログの文章から、思わぬところまで、話が進展した。

最近、このブログの内容についての意見を、よくもらう。真剣に読んでくれる人が多いのは、いい事なんだろう。



3月25日(金)「ドタキャン」

明日の午後、息子と、来週に迫った誕生日プレゼントを買いに行く事になっていた。しかし、この日は結構立て込んでる。午前中は、息子のバスケットボール教室。来港してる知人とも、どこかで会わなければならない。スケジュール調整が大変だ、、、。そこで、息子との約束をドタキャン。来週に延期する事にしたした。すると、息子から返ってきた言葉が、「パパは、すぐ忘れるから。次は、忘れないでよ、、」。この、息子の返事に、「ぎくっ」とした。子供との約束とはいえ、きちんとしてきたつもりだ。だが、息子はそう思っていない。「子供だから」、という軽い対応もあったのだろう。反省しないと。

このような、約束変更の積み重ねが、信用を失っていくのだろう。注意しなければ。



3月24日(木)「日本語教師」

「映画」という漢字、どのようなひらがな表記するか、ご存知だろうか。「えいが」だと思っていたが、正確には、「えーが」というらしい、、、。この件、日本語教師を目指す友人から、教えてもらった。この友人は、このように奥深い日本語を、もう一度基本から勉強し直したいと思ったようだ。また、そこで学んだものを、海外の日本語を学びたい人達に伝えたい、と。通常、420時間の受講で、日本語教師の資格取れるようだが、この友人、その倍近くの800時間の講義を受けるようだ。教える以上は、きっちり勉強した上でと考える友人、このような先生が増えれば、日本語はもっともっと普及するだろう。

「skoshi」という英単語がある。語源は、日本語の「少し」。意味も、日本語の「少し」と同じようだ。言葉っていうのは、面白い。



3月23日(水)「運動選手税」

91年のNBAチャンピョン・シリーズ(ファイナル)は、シカゴ・ブルズ対ロサンゼルス・レイカーズ。マイケル・ジョーダン率いるブルズが、優勝した、、、。世の中には、面白い税金がある。例えば、米国の「運動選手税」。始まりは、90年代のカリフォルニア。その頃の州政府の財政は、景気後退で危機的状況。その中にあって、高額な所得を得ていたのが、バスケットボールやメジャー・リーグのスポーツ選手。ブルズが、ロサンゼルスに遠征にきて、入場料収入やノベルティグッズの販売で、たくさんの収入を持ち帰っていく。一方、カルフォルニアは、なんの税金もとることができない。そこで、考えられたのが、運動選手税。カリフォルニア州は、こうした収入を得たスポーツ選手に運動選手税を直接課税することで、少しでも税収を増やそうとした。これが、運動選手税の始まりらしい、、。ファイナルで負けた腹いせと言えなくもないが、何とも、人間臭い話だ。

ただ、翌年には、対抗手段として、イリノイ州が、運動選手税を導入。他の都市を本拠地とするチームから税金をとることにした。「目には目を」という事だろう。面白い話だ。



3月22日(火)「早8点」

フリーペーパーには、2つのハードルがある。まず、いかに手に取ってもらうか。もう一つは、手にしてもらった後に、いかに読んでもらうか、、、。朝の8時過ぎ、深センの地下鉄に乗っていたら、ユニフォームを着た人間が、新聞の束を抱えて、乗り込んできた。この新聞、「早8点」というフリーペーパー。新聞を手にしてない人に、次々に渡していく。中国の地下鉄の中では、まだまだ、所在無さげにしてる人が多い。一応に、フリーペーパーを受け取り、読み入っている。でも、この地下鉄の車中で配るという戦略、いい。見てると、ほとんが断らずに、受け取っている。また、時間があるので、パラパラめくっている人が多い。地下鉄内でのフリーペーパー配布、許可がいるかどうかわからないが、他紙も試してみても、面白いと思う。

場所限定で商売してるところ、飲食店なんかは、この「早8点」での宣伝、効果的だろう。



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