東京の駅構内で、なかなか見つからないのが、「ゴミ箱」。自動販売機は至る所にあるが、その飲み干した空き缶を入れるゴミ箱が、なかなか見当たらない。大きな電気店でも、ゴミ箱を探したが、なかなかない。トイレにも、火災防止の理由とかで、置いてない、、、。一方、中国。昨晩、蛇口のウオルマートに出かけたが、あちこちに置かれたゴミ箱に、おびただしい量のゴミが、捨てられていた。東京の場合、場所によっては、無断のゴミ廃棄、5万円の罰金という所もある。ゴミ箱がなくても、皆が規則を守り、それなりにきれいなのが、日本の美徳だが、消費の点から見ると、どうかと思う。駅構内で、ジュースを飲みたくても、ゴミ箱がなく、空き缶を持ち続けなければならない、と思えば、買うのを控えてしまう。方や、中国のおびただしく捨てられたゴミ、荒っぽくはあるが、捨てて、また購入するという、お金の循環、活力を感じさせる。景気停滞の日本と、好景気が続く中国、その差は、国の政策によるのかもしれない。
駅構内やトイレにゴミ箱を置かない理由の一つは、その片付けにかかわる人件費カットじゃないだろうか。ただ、経費を抑えれば抑えるほど、景気は停滞してくる。