5月31日(火)「強い冷房」

月日の経つのは早いもので、明日からもう6月。香港、華南で、一番日差しの強さを感じるのは、この6月、7月だ、、、。暑くなるにつれ、きつくなるものに冷房がある。事務所、ショッピングモール、電車の中、どこでも冷房がきつくなる。この冷房、暑いところから駆け込んだ当初は、心地よい。ただ、10分もすると、体が冷えてくる。特に、要注意は、羅湖までのKCR。かなりの冷やしようだ。ところで、電力不足の日本、この夏の電車内設定温度を、25度から、28度に変える、という報道があった。冷え切った室内に慣れてるものには、25度でも、生暖かく感じるが、これが28度になる。大変だろう、、。冷え過ぎるのも嫌だし、暑過ぎるのもいや、人とは勝手だ。

ところで、人が快適と感じる「適温」何度ぐらいだろう。22-23度、だろうか。



5月30日(月)杭州③「売上最高店」

「中国の百貨店中、売上最高店はどこか?」、ご存知だろうか。答えは、杭州にある「杭州大夏」、、、。杭州の西湖から、車で10分ほどの繁華街に、この「杭州大夏」はある。A棟からD棟まで、世界のブランド店が、軒並み名を連ねている。品揃えはいいが、特に安売りをしたりとか、販売上の仕掛けがある訳ではなさそうだ。観光客が、頻繁に来るエリアでもない。という訳で、ここの売り上げがすごいのは、単に、「在杭州の金持ちが多い」、という事だろう。西湖のほとりの一等地に、別荘を構えるのが、中国人富裕層のステータスと聞く。温州、寧波、紹興などの近隣商業都市で稼いだ商人達が、浙江省都の杭州で、発財するのだろう、、。中国で高級品を売りたければ、まず、この杭州で試すのが、得策かもしれない。

確かに、西湖のほとりを歩いていると、フェラーリとかポルシェなどの高級車をよく見かける。史跡とスポーツ・カー、何とも面白い組み合わせだ。

「ランボルギーニ」のショー・ルーム。



5月29日(日)杭州②「アリババとワハハ」

杭州には、世界規模の超優良企業がいくつかある。ITの「アリババ」、飲料メーカーの「ワハハ」、開発業の「緑城集団」などなど。この中で、アリババとワハハの本社見学をした、、、。新興開発区内の広大な敷地に、大学キャンパスを思わせる斬新な建物。ジャック・マー率いるアリババ本社は、7棟のビルに、大図書館、大駐車場、スタバもある。9000人強の若者が働くこの本社、本当に派手だ。一方、飲料メーカーのワハハ。代表は、2010年、中国長者番付第一位の宋慶後氏。アリババ以上に好業績と思われるが、ここの本社は、下町のわかりにくいところ。建物も、5、6階建てだが、何の変哲もないもの。「堅実な中堅メーカー」、と言った感じで、ワハハの業績とは不釣合いだ。ところで、この会社、本業以外には手を出さないし、国外進出も考えてないようだ、、。でも、この2つの会社、本当に対照的。両社を見学しながら、経営について考えるのも面白い。

ワハハの本社ビルの質素さは、会社規模から見れば、ちょっとびっくりだ。宋慶後、一体どんな人物なんだろう。

「ワハハ」の本社ビル。



5月28日(土)杭州①「発想の転換」

杭州駅の改札口前では、いろんな観光ツアーの勧誘が行われている。その改札を抜けて、タクシー乗り場に向かうと、すごい数の人が並んでいる。例によって、白タク運転手や呼び込みやが現れ、盛んにセールスする。だが、割り増し料金のため、なかなか成約しない、、、。この一連の動きを見ながら、白タク運転手も、発想を変えれば面白いのに、と思った。白タクを使えば、待ち時間の節約になる。プラス料金をもらって当然。確かにそうだ。ただ、これだと感謝されないし、成約率も悪いはず。そこで、白タクが、通常料金より安く売る。その代り、車中で、観光コースを紹介。代理業務になるが、受注すれば、旅行業者からコミッションをもらう。後は、観光コースの販売だが、事情を正直に話す。<移動に関しては、コスト割れ。その不足分を、観光コースの紹介で穴埋めするつもり。>もし、このような白タク運転手がいたら、喜んで使うし、観光にも参加する、、。杭州の白タク運転手、立ち回り方はいろいろある。

上海から、観光都市杭州までの新幹線での所要時間、何と45分。あまりの速さに、驚いた。

並び客がいっぱいの、杭州駅タクシー乗り場。



5月27日(金)上海③「におい」

貿易業K氏の行き着けのスナックで飲んでると、10年来の付き合いのY先輩が入ってきた。また、そのY先輩と一緒の日本食のオーナーは、返還前の香港でお世話になった商社マンKさんの、昔からの知り合いという。偶然の連続に、驚いた、、、。上海と香港、ともに商業都市で、人の交流も活発。在上海の知り合いも多いし、そこからたどっていけば、そこそこの数の人達に行き着くと思う。知人も多く、商業都市の上海。何か出来ないかと思ったりするが、「におい」がしない。感覚的な表現だが、ビジネス・チャンスを感じない。4月に訪れた中東のドバイも、におわなかった。ただ、ドバイは大きな資本があれば、立ち回りやすそうな気がした。が、上海は、資本は最低必要条件。それ以外にも、いろんなものを要求されそうな気がする、、。その巨大なマーケットが、盛んにクローズ・アップされる上海。でも、そんなに簡単な場所じゃないだろう。

上海、ドバイではにおわないが、何故だか、マニラではにおった。感覚というものは、面白い。

古さと新しさが、混在する上海。



5月26日(木)上海②「右折車に注意」

<人が、赤信号の時に、車が来ないか注意しながら渡る>、これはよくある。だが、<車が、赤信号だけど、歩行者がいない。注意しながら道路を横切る>、これは、危険だ、、、。不慣れな街で、住所の書かれた名刺を片手に、通りを渡る。しかも、きょろきょろと目的地を探しながら。よく見られる光景だが、この行為、上海では危険だ。青信号だと安心しきって、通りを渡っていると、すぐ脇を、車が走り抜けていく。青信号でも、全く気を抜く事ができない、、。このへんの事情を、上海在住、コンサル業のT氏に聞いてみた。すると、<中国では、信号が赤でも、右折車に関しては、人の気配がなければ、横切ってもいい。ただ、かなり強引に右折する車もある。特に、上海では注意が必要>、という回答だった。さすが、商人の街、上海だ。ちょっとの時間も無駄にしない。でも、青信号でも気が抜けないとは、何とも疲れる街でもある。

上海のタクシーは、香港のオクトパス・カードのような、プリペイド・カードでも決済できる。これは、便利だ。早く、香港、華南でも導入されないかなー。

バイク、自転車も多い、上海の交通。



5月25日(水)上海①「上海という街」

飛行機が到着した時の乗客の対応、その場所場所で違う。例えば、日本。飛行機が、ゲートに入るまで、皆きちんと座って待っている。のんびりしているのは、カリブ。自分の前に誰もいなくなるまで、立ち上がろうとしない。ところで、上海。飛行機が、着陸するやいなや、皆一斉に立ち上がり、携帯をオンにする。飛行機がゲートに入る前に、あちこちで、ビジネス電話がはじまる、、、。浦東空港にあるHSBCの宣伝広告には、「成功」の二文字が、散りばめれれてる。よく考えると、上海ほど、「成功」という文字の似合う街はない。中国中や、世界中から、成功(富や名誉)を求めて、たくさんの人が、上海にやってくる。夢破れて、という人も多いと思うが、なかには、どんどんのしあがっていく人もいるはず。ここは、厳しい競争社会だ。ところで、その競争、飛行機が上海着陸と同時に始まっているのだろう。「時は金なり」を、地で行く上海。空港到着時に、壮絶な競争社会の、凄みを見た。

久々に、上海に来ている。ここは、本当に、不況とは無縁の街だ。時間の許す限り、いろいろ見て回ろう。

着陸と同時に、出口に殺到する人達。闘いは、始まってる。



5月24日(火)「習慣替え」

先日、飲食店に入って昼飯を食べた後、財布を持って来てない事に気付いた。たまたま、近くに知人を見つけて、最悪の事態は免れたが、一瞬、「ひやっ」とした、、、。たまたま、フィリピンで見つけたブリーフ・ケース。小切手帳が入るスペースがある。面白そうなので、購入した。ところで、このケース、いろんなものが入る。お札、小銭、各種カード、携帯電話、手帳、ペン、そして小切手帳。大き過ぎず、小さ過ぎず、持ちやすい。ただ、不便さもある。ポケットに入らないので、小銭を取り出すのに不便だ。やはり、今まで慣れした親しんだ、財布は財布、手帳は手帳で、独立して持つのが便利だと思ったりする。が、何といっても小切手帳まで入る、ブリーフ・ケース。話の種にもなる。慣れるまで、我慢して使ってみよう、、と思ってる矢先に、持ち忘れた。3週間、同じ作業を続けると、習慣になるという。そこまで、続くだろうか。

なぜか、人は変わる事に、自然と拒否反応を示すようだ。意地でも、このブリーフ・ケース、使いこなそう。

小切手帳入れもある、ブリーフ・ケース。



5月23日(月)「実演販売」

クリーナーを販売してる知人が、よく言っていた。実演をすると、飛ぶように売れるが、実演なしだと売り上げが、伸びない。困ったもんだと、、、。O氏が扱うのは、ブレスレッド。ただ、通常のそれではなく、特殊加工を施しているもの。このブレスレッドをはめると、血の流れがよくなり、より健康になる。肩こりや、疲れやすい人に効果的、との事だ。ただ、この説明だけでは、わかりにくい。という事で、O氏に、この商品の効果の程を示してもらう事にした。商売道具は、顕微鏡とモニター。まず、各自の指先に油を塗る。その指先を顕微鏡に映し出し、モニターで見る。爪の下の、指先のあたりを、赤血球が、曲線を引くような形で動くようだが、これがモニターに映し出される。この後、特殊加工を施したブレスレッドを反対側の手に持つ。すると、この赤血球が、突然活発に動き始めるのが、よくわかる、、。このように、実演で示してもらうと、説得力は増す。結局、このブレスレッドを購入。試してみる事にした。

この実演をする時、手が真っ黒すぎて、モニターに移るかどうか、心配だと言われた。「手が黒い」と言われたのは、はじめてだ。

「真っ黒い手」を使った、実演。



5月22日(日)「チャリティ・コンサート」

嫁が、主催者の一人としてかかわってるチャリティ・コンサートが、昨晩、深セン市南山区で行われた。『東日本震災の復興に祈りをこめて』と題して、オペラ歌手とフルート、オカリナ奏者を呼んでの、コンサートだ、、、。日本と中国をつなぐ、和気藹々とした雰囲気で行われたこのコンサート、手作り感があり、楽しめた。声楽ソロによる、中国民謡の「モリファー」や「赤とんぼ」、良かった。また、オカリナでの、「トトロ」、「焼け小焼け」も胸にじんとくるものがあった。皆が、東日本震災の為に、何かが出来ないかと行ったコンサート。決してプロの手配、と言う訳ではなかったが、人の力が合わされば、「何かができる」と感じた。最後に、フルート奏者の82歳のおばあちゃんが作ったという「くす球」が会場に配られた。「深センには来れないけど、何か役に立ちたい」という、おばあちゃんの気持ちがこめられた、くす球だった。日本の復興に向けて、皆の気持ちが一つになった、コンサートだった。

身近な人間のかかわる催しは、なぜか緊張する。でも、無事終了。ほっとした。

子供たちから、演奏者への花束贈呈。



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