6月27日(月)「第一歩を踏み出す」

振り返って見て、やろうと思って出来なかった事の大半は、その第一歩が踏み出せなかった事に、原因があるような気がする、、、。ちょっと前に書いた、息子との1対1の旅。これも、当初の思惑通りの、途上国の貧乏旅行という訳にはいかない。実際、10歳からではなく、体力の付く15歳からに、延期しようかとも思った。これだと、ちゃんとした理由(言い訳)があるし、自分の心も痛まない。だが、すぐ思い返した。どんなに自分の気持ちに整理をつけても、今行かないのが、5年後に行くはずがない。その時はその時で、また、違う言い訳を考えるだろうと、、。と言うことで、多少不服ではあるが、第一回目として、韓国にメンコを買いに行く事にした。出発は、明日。期間は、1週間。恒例化すれば、後々、面白い展開もでてくるだろう。どんなハプニングが飛び出すか、楽しみだ。

次回のブログ更新は、香港に戻る7月5日にまとめて行う予定。悪しからず。



6月26日(日)「WILL作成」

6月3日付けブログで、「ファイナンス・ドクター」について書いたが、その手始めに、(ファイナンスの)ドクターから薦められたのが、「WILL」の作成。「遺言書」作成だ、、、。「遺言」を書くというと、自身の死期を予想するようで、気が進まない。が、欧米社会では、元気な早い時期から、「WILL」を用意するのが習慣化されてるようだ。イギリスの流れを汲む香港でも、状況は同じらしい。当然の事ながら、自身の死期は、予想できない。「WILL」を、用意するに越した事はないだろう。ただ、相続人も、家族以外になく、至ってシンプル。それでも、この作成、やっておいた方がいいと、言われた。「WILL」を作成したからといって、死期が早まる訳ではないし、これもいい経験かと、作成する事にした。内容は、至極簡単。遺言内容を記した書類に署名。その書類を、弁護士に公証してもらえば完了。費用的にも、たいした事はない、、。ところで、この「WILL」作成、どのような変化をもたらすだろう。

「遺言書」だと嫌だが、「WILL」だとそうでもない。イメージというのは、面白い。



6月25日(土)「斜め読み」

知人から、英文契約に関する難解な本を、借りた。この本、じっくり読むと、10分もしないうちに寝入りそうだが、斜め読みをすると、役立つ事が多々織り込まれていて、楽しめる、、、。例えば、英文契約書では、「may」は使うけど「can」は使わない、から始まって、「hereto」、「thereof」の使い方。また、同じ「販売代理店」でも、「agent」と「distributer」の違い。顧客に対する、売買の当事者になるのが、「distributer」。「agent」には、売買の法律行為は帰属しないようだ。国際役務提供契約に関する、「請負」と「準委任」の差も、面白い。より、業務の完成の責任を負うのが、「請負」との事だ、、。このように、深く掘り下げる必要はないが、知ってて役立つ事が書かれている専門書。これらは、斜め読みするに限る。

企業買収契約における、「資産譲渡」と「株式譲渡」。どちらが、負の資産も継承する形になると、お思いだろうか。答えは、後者。知らなかったでは、すまされない事だ。



6月24日(金)「ブログが作り出す話題」

このブログに対して、直接届くコメントは多くないが、顔を合わせた時に、意見をもらう機会は多い、、、。例えば、5月16日付けの、「物乞い」の缶の見せ方。先日会ったT氏は、「たくさんの紙幣、小銭が入った状況がいい」と言ってきた。「この世の中には、いっぱい入った缶を見せられて、義務感でする人が多いような気がする」、と言うのが、その理由。ただ、彼自身は、少ない缶の方に、施しをするらしいが。何やかやで、人の心理に関する事まで、話が発展した、、。続ける事を主に、軽い気持ちで書いているのが、このブログ。が、いろんな話題も作り出す。思わぬところで、役立ってる。

ところで、T氏からもう一つ。このブログ、どこから発信してるか、わからないと。基本的には、香港、華南からだが、それ以外からの場合、その発信場所を記すようにしよう。



6月23日(木)「効果的な一言」

日本在住の知人と、ネーザン通りを歩いていると、何度も、キャッチ・セールスに声をかけられた。「にせもの時計」、「社長」、「見るだけ」、いろんな客引きの言葉がある。が、その中に、効果的な一言があった。「すみません」という一言だ、、、。この言葉に、二人とも同時に振り返った。キャッチ・セールスの投げかけた一言だが、この言葉、効果的だ。日本人なら、何らかの反応をする。その反応者に、日本人好みの商品の売り込みに入る。知人も、笑いながらも、このやり方、上手だと言った。キャッチ・セールスも、闇雲に声をかけるより、絞り込んだ方が、より効果的だろう。「にせもの時計」や、「社長」だと、皆、聞きなれてるので、相手にしない。が、「すみません」だと、何だろうと振り向く、、。ここから、お店に連れてくまでが、大変だろうが、キャッチ・セールスも、極めれば、面白そうだ。

ところで、この「にせもの時計」の成功率、どれぐらいだろう。100人に1人ぐらいは、商品を見に連れ出せるのだろうか。



6月22日(水)「ダニー(拝)」

香港人のダニーさん(仮名)は、勉強家だ。日本語を話すのもうまいが、書くのはそれ以上。ところで、そのダニーさんから届いたメイルに、「ダニー(拝)」と書いてあった。驚いた、、、。寅さんが、好んで使った、この「拝」。辞書で引くと、「自分の姓の後に用いて、相手への敬意を表す語」とある。彼が、誰から聞いたか知らないが、外国人の書く日本語メイルに、「~拝」とあったら驚いてしまう。ところで、頭語、結語のペアには、「拝啓/敬具」、「謹啓/敬白」、「前略/早々」などがある。ダニーさんが書く文章に、<「謹啓~」、「~敬白」>、とあったら、皆、どんな顔をするだろう、、。今度、教えてみよう。

書き言葉も、使いながら覚えるもんなんだろう。ダニー氏のメイルを見ながら、つくづくそう思った。



6月21日(火)「国際ジャーナリスト」

昨日、国際ジャーナリストのM氏が、来社した。年に数回、数時間滞在して、嵐のように去っていくM氏だが、アジア中を回っている氏の話は、面白いし、説得力がある、、、。例えば、最近話題のインドネシア。ホンダ1社で、年間400万台のバイクが売れるようだ。この数字、ベトナムの年間売上総台数が200万台だから、どんなにすごいかが、わかる。また、蚊取り線香やフマキラーも、売れてるらしい。ただ、蚊取り線香は、日本のそれよりも、より細かく刻んだ形で売ってるとの事。インドネシアの事は、よく知らないが、蚊は多そうだし、小さくすれば、価格も下げられる。現地に合わした、うまいやり方だ、、。このような感じで、タイ、ミャンマー、フィリピン、ベトナム、ラオス、インド、スリランカ、バングラデッシュ、等々の現地事情を聞いた。実際に見聞きした人の話、面白い。

ところで、M氏の一押しは、ミャンマー。その潜在能力は、すごいらしい。一度、行ってみよう。



6月20日(月)「75歳のデビュー」

知人から薦められた、歴史ミステリーの本を読んでみた。内容自体も楽しめたが、驚いたのは、その長い構想期間。15年の期間を要したという。また、もっと驚いた事に、この作家が、処女作であるこの本を出版したのは、75歳の時。という事は、この作家、60歳で本を書く事を思い立ち、75歳で完成。作家デビューした事になる、、、。「60の手習い」という言葉はあるが、この作家の75歳のデビュー、本当にすごい。しかも、15年の年月を経てのデビュー。経済プロフェッシュナルとして、30年以上のキャリアを持つ作者が、退職後、執筆に目覚めたようだが、長い期間に渡る執筆活動を、続けられた動機は何だろう。何といっても、15年だ。この期間、どのようにモチベーションを維持し続けたのだろう、、。世の中には、すごい人がいる。

「石の上にも3年」、という諺がある。3年でも長いのに、15年だ。しかも、ものになるかどうかわからない事に対して。たいしたものだ。



6月19日(日)「メンコ購入の旅」

事あるごとに、話してたので、記憶してる人も多いと思う。「息子が、10歳になったら、旅に連れ出す」という話。息子が、その10歳になり、今は長い長い夏休み。旅に連れ出すには、絶好の機会だ、、、。当初、考えてたのは、インドとかアフリカの貧乏旅行。宿も、事前の予約も入れない、行き当たりばったりのもの。ただ、10歳だと、インドあたりの貧乏旅行は、体力的にきつい。ということで、今回は、息子の希望を聞く事にした。そうしたら、「韓国」という返事。理由は、最近、学校ではやっている「メンコ」。このメンコを買いたいようで、売ってるのが、韓国だけとの事。ただ、韓国だと、日本、香港とそんなに違わないし、動機も不純だ。が、行きたいところに連れていくのも、一つの方法だと思い直した。メンコを求めて、韓国中の街を回る。それはそれで面白く、得るものもありそうな気がする、、。この、「メンコ購入の旅」、出発は、今月末を予定している。

息子の通う学校では、今、「メンコブーム」のようだ。ただ、このメンコ、香港にも華南にも売ってない。日本でもなかなか見かけない。あるのは、韓国。メンコのルーツを辿るのも、面白そうだ。

息子の宝物の「メンコ」。



6月18日(土)「価値観闘争」

台湾在住、金属輸出業のK氏が、久々に来港。朝食を食べながら、夫婦間の「価値観闘争」について聞いた、、、。事の発端は、K氏夫人の、乾燥機付き洗濯機の購入依頼。大型冷蔵庫に次いでの、立て続けの家電製品の購入要求に、K氏がきれた。夫人に対して、明確な購入理由を求めた。これに対する奥さんの説明は、コスト・メリット。今まで1回の洗濯の費用が、100円。これが、新洗濯機では、45円になる。奥さんの説明は、これ。ただ、これだと投資金を回収するまで、時間がかかり過ぎる。時間効率の部分でメリットがあれば、購入してもいいと突っぱねるK氏。結局、話し合いは平行線。しびれをきらした夫人が、自らのポケットマネーで、この洗濯機を購入。ただ、闘争中に、この洗濯機の料金、みるみる下がり続け、結果的には大分安い買物になったとの事、、。他人の家計の話だが、価値観が違えば、話は交わらない。どこでも同じだ。

どこの家庭でも、日々闘い(夫婦喧嘩)がある。K家の、「経済効果」と「時間効率」による論争、人事だと笑ってばかりでは、いられなかった。



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