7月20日(水)ミャンマー⑤「ビジネス・チャンス」

ミャンマー入国の際、外国人、ミャンマー人に関わらず、2000US以上現金を持ち込む場合は、税関への届出が必要だ。外国人の場合は、出国の際に、持ち込み金額との収支確認が行われるだけだが、ミャンマー人の場合は、2000USを超える金額に関しては、収入とみなされ、無条件に10%課税されるようだ、、、。例えば、輸出業者や旅行業者が、商品やサービスの対価の入金を受ける。すると、入金時に7-10%の税金がかけられる。当然、収益に関しての法人税もある。また、シンガポールで働くミャンマー人が、家族に送金をする。この場合も、無条件に10%が、引かれるらしい、、。何やかやで、何かと制限の多いミャンマー、その制限の多さの中に、チャンスがありそうだ。あと、ミャンマー人富裕層。ここも狙い目だ。

ミャンマーの人口、約6千万人。仮に就労人口の3%としても、そこそこの数の裕福な人達がいる。自国内で、いろんな制限をかかえる金持ち。このへんだろう。

市内にある、「シュエダゴォン・パヤー」。



7月19日(火)ミャンマー④「公定レート」

「100倍の差」と言うのは、一体どれぐらいの差だろう?あまりに大き過ぎて、想像出来ない、、、。知人から、面白い話を聞いた。ミャンマーの「公定レート」についてだ。今現在、ミャンマーの通貨、チャットと米ドルの交換レートは、1米ドル=750チャット前後。この実勢レートは、社会情勢によって変わる。また、時間や場所によっても、微妙に変わる。日曜、夜はレートが悪くなるし、ヤンゴンより、地方都市のマンダレー、インレーでは、レートが悪いようだ。ところで、この実勢レートとともに、ミャンマーには、「公定レート」というのが存在するようだ。このレート、何と、1米ドル=6.5チャット。と言うことは、公定レートと実勢レートは、100倍以上の開きがあると言う事だ。例えば、政府関係の人間が、海外出張時、1000US必要な時は、その100分の1の10US相当分のチャットで手に入る。50万USも、5千チャットで手に入る、、。この公定レートを利用できる人達、とんでもない「打ち出の小槌」を持っている。

このような公定レートが存在するためだろう。ミャンマーでは、旅行業のインバウンド業は、ライセンスが必要だけど、アウトバウンドは不必要、という事がおこるようだ。至る所にひずみのある社会だ。

巨大な、「チャウッターヂー・パヤー」。



7月18日(月)ミャンマー③「ネット環境」

北朝鮮に行った事がある知人が、言っていた。携帯は、空港預け。パソコンは、持ち込めるが、全く通じない、、、。北朝鮮ほどではないが、ミャンマーも似たようなものだ。ホテル・チェックイン時、wifiが利用できると言う。IDとパスワードをくれたので、「ひょっとして」、と思ったが、そう簡単に問屋は卸さない。ネットの接続は、かろうじて出来る。が、「~com.hk」とか、「~ne.jp」のメイルに関しては、閲覧制限がかけられてるのだろう。送受信不可だ。また、yahooメイルや、Gメイルも、使用できない。firefoxとか、何とかのやり方があるようだが、不便だ。また、携帯も、香港、日本の携帯電話会社のローミング外なので、使用できない、、。20年ぐらい前までは、同じような状況で、特に不便さを感じなかったはず。人は、一度便利な生活を体験すると、逆戻りはできないものらしい。

あと、ミャンマーでは、信用カードもなかなか使えない。使えたとしても、数%の手数料加算に、為替換算は、そのお店の独自レート。ミャンマーに行く際は、現金を忘れずに。

車のプレートも、ミャンマー語。わかりにくい。



7月17日(日)ミャンマー②「八曜日」

日本人で、「何曜日に生まれたか」、知っている人は、ほとんどないと思う。が、ミャンマーでは、「何曜日に生まれたか」は、とても重要。名前を見れば、何曜生まれかも、わかるようだ、、、。ミャンマーの伝統暦の、「八曜日」。西暦の七曜日制との違いは、水曜が、午前と午後の、2つに分かれている事。また、どの曜日も、動物、方角によって表されていて、どこの仏塔に行っても、その各々の曜日の箇所で、祈りをささげている人を見かける。「○曜日と○曜日は、相性がいい」とか、「○と○曜日は、合わない」とかもあるようで、結婚、社員採用の際に、「何曜生まれ」は、とても重要な要素の一つになるようだ、、。日本人にとっての血液型のようなものだろうが、その影響力は、血液型の比じゃないようだ。

ところで、仏塔や僧院とかの仏教施設は、必ず、裸足で入る事になる。また、事務所でも、裸足の人が多いが、これは、貧しいからではなく、その方が、気持ちいいからのようだ。

僧侶の戒律は、とても厳しいらしい。



7月16日(土)ミャンマー①「ロンヂー」

ヤンゴン国際空港の外へ出て、驚いた。大正時代の日本に、タイムスリップしたんじゃないか、と、、、。たくさんのミャンマー人が、着用しているロンヂー。日本のはかまのような腰巻だが、男性も、女性も、若者も、老人も、着用している。筒状に縫った布を、男性は、腹の前でまとめ、女性は、体の横で留める。男性用をパソー、女性用をタメインと言うらしい。なかなか、涼しげでいい。地元の知人に聞くと、ズボンは機能的だが、ロンヂーの方が、風通しがよく、蒸し暑い日には、有効とか、、。サンダルにロンヂーで、ミャンマー滞在中を過ごそうかとも思ったが、この時期のヤンゴン、雨季で、さほど暑くなかった。ロンヂーは、次回、トライしよう。

香港とベトナムの時差、1時間。ベトナムとミャンマー間は、30分。とすると、日本とミャンマーの時差、2時間半。香港とミャンマーは、1時間半になる。何とも半端だ。

ロンヂー姿の、ミャンマー人。



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