8月30日(火)北京①「東欧客」

香港と中国で、使い方が微妙に違うものに、ホテルの呼び名がある。香港では、「~酒店」、中国、台湾では、「~飯店」が使われる、、、。モンゴルへの経由で、北京に来ている。前回北京に来たのは、北京オリンピックの時だから、かれこれ3年前。前回は、厳戒体制の中、車の数も少なくひっそりしていた。が、今回は、通常の北京。空港からホテルまで、混雑で1時間以上かかった。ところで、今回は、日系ホテルに宿泊。日本人客が多いのは当然だが、それ以上に東欧系と思われる人達をよく見かける。エレベーターで、レストランで、結構な数だ。でも、これはいい戦略だ。欧米系の一流ホテルは、北京に腐るほどある。欧米に営業をかけても、あまり期待できない。だが、東欧系のホテルは、アジアではなかなか見かけない。モスクワやワルシャワに人を置いて、営業をかければ、それなりの効果もあるだろう、、。彼らの喜ぶサービスを提供すれば、勝手に客は増えていく。でも、彼らの喜ぶサービス、一体何だろう。

明日から、モンゴルに入る。ネット環境が良ければ、次回の更新、モンゴルから。そうでなければ、香港に戻る9月5日になる。悪しからず。



8月29日(月)「上有政策下有対策」

在上海の大先輩が、来港。飯を食べながら、面白い話を聞いた、、、。上海地区でタクシーに乗った時の事らしい。どこかの私立小学校前。路が異常に込んでいる。最近の上海の小学校、車での送り迎えが多い。またメンツ社会の中国。いかに、いい車で迎えにくるか、という競争もあるようだ。と言う事で、車体の広い高級車が何台も待っている。そのため路が混雑するようだ。見かねた先輩が、「クラクションを鳴らせ」といったら、運転手は無駄だと。「ちょっと遠回りだけど、違う道を行こう」、と言ってきたらしい。また、その流暢な言葉のため、最初は中国人だと思われてた先輩に、「あんた日本人だろう?」とも、、。この話、面白い。当然日本人なら、混雑の原因を作った人間にクレームをつける。が、中国人は、そのような発想にはならない。通れなければ、違う道を探す。これが、中国人の(特に上海人の)考え方らしい。さすが、「上有政策下有対策」の国だ。

ところで、上海のタクシー運転手、日本人の事をどう思っているのだろう。「短気でうるさいのは日本人」。そう思っているのだろうか。



8月28日(日)「視点」

陝西省「西安」と言ったら、広い中国内でも屈指の観光地。その西安に、最近、知人が立て続けに行った、、、。一人は、嫁の友達の奥さん。子供を連れてこの西安に行ったが、目的は子供の社会学習。秦の始皇帝陵、兵馬俑、博物館などなど、歴史遺跡を見て回り、「いい勉強になった。特に、兵馬俑は、すごい」と言っていた。もう一人は、ばりばりのビジネスマン。何を思ったか、西安に観光で出かけたようだ。ただ、「観光は、全く響かなかった。兵馬俑も期待はずれ」。だが、この知人、へんなところを面白がっていた。西安と言えば、シルクロードへの拠点で、まさに人種のるつぼ。いろんな人達がいる。多民族国家中国を、再認識した。また、街の開発。高層ビルが立ち並び、建設中の建物も多い。まさに、中国は「ばぶっている」との認識を新たにしたようだ、、。視点が変われば、ものの見え方もこれほど変わってくる。何とも、面白いものだ。

ところで、母親と子供の研究旅行というのも、面白い。いろいろ、新しい発見があったようだ。



8月27日(土)「読書と眠気の関係」

本を読んでて、猛烈な眠気が襲ってくる事がある。特に、最近そうだ。「活字が目に飛び込めば、無条件に、脳が眠気を指令するのでは」、と思いたくなるほど、度々おこる、、、。眠気というのは、不思議だ。会議の連続で、コーヒーをがぶ飲みをした夜など、なかなか寝付かれない。かと思えば、眠る気がないのに、本を読んでてころっと寝てしまう事も。このへんの事情を、物知りの知人に聞いてみた。「人間の脳は、新しい情報を寝てる間に整理する。未知な情報や新しい情報を入れ過ぎると、脳が消化不良を起こす。この消化不良を起こさないように、眠気をおこさせる」、このような説明だった。ただ、これだと、学生時代、一夜漬けで勉強した時など、膨大な情報を詰め込んだが、ほとんど眠気をもよおさなかった。この点の説明が、出来ない、、。いずれにしろ、読書と眠気の関係、面白い。このへんを意識しながら、読書すると、何か法則見つけられるだろうか。

ところで、眠気予防には、「砂糖入りのコーヒー」がいいらしい。眠気予防と脳の活性化を引き起こすらしい。



8月26日(金)「ジョホール・バル」

先週の事だが、何かと話題のマレーシアのジョホール・バルに行ってみた。このジョホール・バル、マレー半島の最南端に位置し、ジョホール州の州都でもある。シンガポールのシティホールから、MRTで40分。その後バスに乗り換え、国境まで10分強。出入国検査を済ませば、そこはもうジョホール・バルだ、、、。限られた時間の中で、1台のタクシーを止め、市内を走らせた。このジョホール・バル、明らかに、シンガポールとは雰囲気が違う。サロン姿の女性、イスラム様式の建物、モスクから聞こえるコーラン。ここは、イスラムの街だと実感する。街を案内してくれたタクシー運転手も、イスラム教徒。今は、ラマダンの真っ最中で、18時20分までは、飲み食い出来ないという。街を回る途中に、この運転手、何故だか、自分の家を見せてくれた。広くない家の中にも、ちゃんと「祈りの部屋」があった、、。戒律の厳しいイスラム教に触れることが出来た、貴重な時間だった。

ところで、この運転手の話す英語、聞き取りにくかった。マレーシア人の話す英語を、「マレーグリッシュ」と言うらしい。

三角形の右側半分が、運転手の持ち家だ。



8月25日(木)「コバンザメ商法」

「大型の生物に吸着して移動。身を守りながら、おこぼれを狙う」、これが、コバンザメだ、、、。朝、TSTの4ツ星ホテル対面の、チャーチャン店(大衆喫茶店)で、知人と朝飯を食べた。よく見ると、このチャーチャン店、ホテル宿泊客と思われる人達がぞろぞろ入ってくる。中国人や欧米人、日本人もいる。なかなかいい商売だ。ところで、このお店の立地、本当にいい。ホテルの朝食、通常はボッフェスタイルで、量も多い。楽しめるが、料金も高い。また、3、4日続けると、食べ飽きる。そんな時、ホテルの真正面にあって、朝早くから空いていて、料金も高そうに見えない、このチャーチャン店は恰好の店だろう、、。集客力のある店舗や事務所、観光施設の近くで商売するのが、「コバンザメ商法」。このチャーチャン店、まさにコバンザメ商法の王道を行っている。

ホテルが、自らの資本の入ったお店に、このようなチャーチャン店をやらせる方法もある。でも、飲食には、立地が大事だ。

絶好の立地の、「チャーチャン店」。



8月24日(水)「弁護士業」

ちょっと前だが、書類認証のため、弁護士とやり取りする事があった。アポを入れ、紹介人からの連絡もいっている。だが、「何しに来たんだ」という顔をしている。横柄な対応の後、アシスタントと話をする。「この案件いくらだ」。アシスタントが「1000ドルぐらいが相場」と言うと、「10000ドルにしろ」と広東語で言っていた、、、。弁護士業とは、いい仕事だ。相場があるようでない。料金も言い値で決まる。英語で書かれた契約書を、説明し認証する作業。あってもなくても良さそうだが、弁護士の認証が必要なので、仕事は来る。恵まれた業務だ。だが、恵まれ過ぎてるのが、最大の問題でもある。この弁護士を見て、そう思った、、。ちなみに、この弁護士に、「料金は、相場の1000でも、10000でも構わない。紹介人の「メンツ」があるので、いくらでも提示して」と言ったら、ちょっと時間を置いて、「5000ドルでどう」、と控え目な感じで返事があった。紹介人に電話して決めたんだと思うが、何とも商売の下手な人達だ。

この弁護士、相手が外国人で広東語がわからないと思ったのだろう。全く無防備だ。また、提示した5000ドルの根拠が何もない。こんなんで、訴訟に勝てるのだろうか。



8月23日(火)「頭痛の種」

深セン地区で、電線関係の工場を経営する知人が、嘆いていた。この8月は、ユニバーシアード深セン大会が開かれたが、そのため仕事にならないと、、、。8月12日に開幕した、ユニバーシアード深セン大会。開会式前後の8月11-14日、閉会式の22-24日。合計7日が、深セン地区の公休日になる。イベント期間中を公休日にして、「競技の応援に行って」、という事だと思うが、この政策、経営者にはたまらない。この期間、会社の営業を続ける事も出来るが、その場合、社員には、通常の倍の給与を払わなければならない。従業員の多い工場経営者などにとっては、たまらない話だ、、。ところで、トンと噂を聞かないこのユニバーシアード、つつがなく完了したのだろうか。

このユニバーシアード大会直前に、深センの街は、かなりきれいになった。これは、ユニバーシアード効果だ。



8月22日(月)シンガポール④「引き締め政策」

乗り合わせたタクシー運転手に、シンガポールの景気について聞いたら、面白い答えが返ってきた。「政府の見せ方、やり方が上手で、表面上良く見えるが、それが一般レベルまで降りてきてない」、、、。最近、シンガポール在住外国人の、ビザ更新が大変なようだ。数年前は、その外資呼び込み策もあって、乱発した就労ビザ発給。どうも、最近は、その見直しに入っているようだ。シンガポール在住外国人のなかでも、ビザ更新が出来ずに、シンガポールを離れる人が、結構出てるようだ。政府の積極的な外資誘致、カジノ効果で、財政的には潤っているシンガポール。一方、そこには、職に就けない地元の人、博打まみれで破綻する人など、数々の社会問題が噴き出している、、。いつも思うが、その街の経済状態を知るには、タクシー運転手に聞くのが一番。彼らの答えは、いつも的確だ。

1週間強の、ミャンマー、シンガポール滞在だったが、今回も、いろいろ面白い経験が出来た。またまだ伝えたい事がある。時間を見て、紹介する事にする。

シンガポール名物、「チリ・クラブ」。



8月21日(日)シンガポール③「中古書籍売買」

今回、ミャンマー在住13年という日本人と会った。話を聞くと、やはり日本書籍が恋しくなるようだ、、、。知人が、シンガポールのセントラル地区で、中古本売買の業務を行っている。そのお店を、訪ねてみた。MRT、クラーククェイ駅ビルの2階にあるこのお店。広々した店内に、ビジネス書中心の日本書籍と、英語書籍が置かれている。ところで、この海外書籍ビジネス面白い。まず、3万人と言われる、在シンガポールの日本人が集まる場所になる。日本に興味のある、シンガポール人も来るだろう。それから、バングラディッシュやミャンマーなど近隣諸国に住む日本人が、定期的にシンガポールやバンコクに買出しに来る。彼らも、顧客に取り込めるだろう。書籍ビジネスもそうだが、そこから派生する業務も面白そうだ、、。中古書籍ビジネスに興味のある人、この知人に連絡入れてみたらどうだろう。

ところで、この知人に言わせると、書籍ビジネスは、新書より、中古書籍売買の方が、儲かるとの事。面白い。

シンガポールにある知人の書籍店。



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