10月21日(金)「瞬時の計算」

先日のインドからの戻り、出国手続きが終わった後、まだ1000ルピーほど残っている。そう近い将来、来る予定はない。使い切る事にした、、、。「インド人は、数字に強い。3桁の暗算ぐらい簡単に出来る」、そのように聞いていたが、なかなか実感出切る場面がなかった。が、出国後、入ったハーゲン・ダッツの店では、その片鱗をみる事が出来た。まず、460ルピーのチョコアイス。店の店員が、VAT12.5%を加えて、580ルピー弱、と瞬時に計算した。その後、「この1000ルピーを使い切りたいが、あと、何を買えば使い切るか?」、と逆質問したら、すぐに、390ルピーのベリークールで、990ルピーだと返ってきた。この店員、これまた瞬時のうちに、「390+460x12.5%=約990」、この計算を行ったようだ。実際、電卓をたたいてみると、460+390x12.5%=985.5、になる。この店員、何食わぬ顔で、小数点付きの3桁の計算、こなした、、。この才能、何か有効活用できないだろうか。

今回のこの店員の暗算、掛け算ばかりでなく、引き算も含まれている。瞬時に数字をはじき出す、その能力、すごい。



10月20日(木)「ブータン国王」

インド滞在中に、現地のインド・タイムズを見て、「えっ」と思った。アントニオ・猪木が載っている。何の記事だろうと、よく見たら、これブータンの国王、その結婚儀式の写真だった、、、。ブータンというと、ヒマラヤの奥地にある国。大国に囲まれた小さな国で、多分仏教国。これぐらいの知識しかない。新聞記事によると、10月13日に、このブータンのワンチュク国王の結婚儀式が行われたようだ。ところで、猪木似の、このワンチュク国王、31歳。かなりのイケメンで、「アジアで最も結婚したい男性」、とも言われていたようだ、、。物質面ではなく、こころの充実を訴えてる、ブータン。そのイケメン人気国王の挙式、ほのぼのとしたニュースだ。

ところで、この国王夫妻、11月に日本を訪れるようだ。事実上のハネムーン旅行らしい。

猪木によく似た、「ブータン国王」の記事。



10月19日(水)「頓挫、核処理場建設」

8月末、モンゴルを訪れたが、その時の大きな問題は、「使用済み核燃料問題」。その1週間ほど前の、バイデン米副大統領のモンゴル訪問。そこで巻き起こった、モンゴル核処理場建設に反対する大がかりなデモ。その余韻が、まだまだ残っていた、、、。モンゴルには、広大な土地がある。そして、少ない人口。米、日が、核燃料の一時保管、及び核処理場建設の候補地として、モンゴルを考えたとしてもおかしくない。だが時期が悪かった。3.11東日本大地震の影響で、福島原発の問題が噴出。世界は、反原発一色となった。モンゴルで豊富に取れるウラン。それを、核燃料に加工、そして海外輸出。一方、使用済み核燃料を供給先から引取る、この「核燃料リース契約」を考えていたようだ。だが、この計画も、国民の強い抗議で頓挫。計画自体なくなった、、。物事は、何事もタイミングが大事。もし、3.11の大地震が起きてなければ、この計画どうなっていただろう。

ところで、この核処理場建設、日系新聞社のスクープ記事で、一挙に騒ぎが大きくなったようだ。何とも怖い話だ。



10月18日(火)「香港6000計画」

香港政府の、「香港6000計画」。対象者は、永久居民ID保持者。先日、この申請を行った、、、。この計画、香港に600万強といわれる永久居民ID保持者へ、政府がHK$6000(6万円)を支払う、というもの。どんな内容にしろ、もらえるのは嬉しい。近くの銀行に、申請に行った。申請は、いたって簡単。所定の用紙に詳細を記入。後日銀行から、申請完了のメイルが届く。それから、10週間後に申請した口座に6000HK$が振込まれる。ところで、この香港6000計画、財政出動による景気刺激策と言われている。財政的に潤ってる香港政府の、黒字還元の一環だろう。でも、これで幾つかの事がわかる。まず、香港の人口700万弱で、18歳以上の永久居民ID保持者が600万、というのは多過ぎる。永久居民で、香港外居住の人間がいかに多いかと言う事。あと、条件も設けないで、一律で払うところが香港らしい。永久居民でも、香港人限定にも出来たはず、、。ちょっと時間かかるが、10週間後、この6000ドル、何に使おう。

ところで、この申請、香港の銀行または郵便局でできる。郵便局は、126局。銀行は、21行、1100あまりの支店があるらしい。狭い香港に、何とも多い。



10月17日(月)デリー⑤「カースト制度」

「思考は現実化する」、このナポレオン・ヒルの考え方、一番伝わりにくい国の一つが、インドだと思う。知り合ったインド人達に、「将来どうしたい、どうなりたい?」、と聞いてみたが、皆一様に怪訝な顔をした後、「考えた事がない」、また、「考えても意味がない」、そのような趣旨の返事だった、、、。日曜日、アメリカ各地で、経済格差の広がりに反対したデモが行われた。ニューヨークで、ピッツバーグで、LAで。ところで、カースト制度(終身身分固定性)の国インドでも、経済格差は大きい。その差は、アメリカどころではない。BRICsの中では、中国に次ぐ、経済成長率のインド。広大な土地に、12.5億の人口。その強いIT力を駆使して、今後も経済発展を続けるだろう。だが、その根強いカースト制度が残る限り、国は富むだろうが、金持ちは益々金持ちに、貧民層は益々貧乏に、その格差、拡大の一路だろう、、。社会的、経済的不平等感を、どのように失くしていくか、これが今後のインドの大きな課題だ。

インドは、不思議な国だ。快適さを提供するわけでもないし、変な人間もいっぱいいる。だが、何故だか、惹かれる。面白い話、いっぱいある。後日、紹介する事にする。

バスの上に乗る人達。たまに、落ちるらしい。



10月16日(日)デリー④「マジック耳掃除」

パリカ・バザール近くの公園には、いろんな物売りがやってくる。チャイ、チップス、せんべい、香辛料。靴磨きや、マツサージ、耳掃除もある、、、。ターバンを巻いた男に、耳掃除を頼んでみた。100ルピーだと言うが、近くのインド人が、20ルピー払うのが見えた。それを言うと、あっさり20ルピーでいいと言う。お願いする事にした。ところで、このターバン、なかなかの役者だ。右の耳を見て、「とんでもなく大きな塊が入ってる。このままだと、ドクターに見てもらわないといけない」と。「いい液があり、これをを入れると、すぐ直る」、とも。実際、液ををたらして耳を掻いたら、本当に大きな塊がでてきた。この塊、当然偽物。このターバンのマジックだ。ところで、このターバン、耳掃除は20ルピーだが、液が各々150、合計320ルピーだと言う。日本円500円程度。上手なマジックに免じて払おうかと思ったが、相場をくずしてはいけないと、思い直した。結局、50ルピーで手を打った、、。インドでは、どこに行っても、この手のやり取りが発生する。

ところで、「日本人」と言うのと、「香港から来た」では、明らかに、「香港から来た」の方が、ぼられる額が少なくなる。インド人の中でも、香港人は手厳しいと思われているようだ。

子供のせんべい売り。まだ、8歳だと言う。



10月15日(土)デリー③「タージと電卓」

イスラム教過激派を抱えるインドでは、事務所、ホテル、レストラン等に入る時、荷物検査が行われる。おなざりの検査ではなく、結構きっちりと検査する、、、。ムガル帝国5代皇帝が、愛妃のために22年の歳月を費やして建てた、白大理石の豪華な墓。それが、世界で最も美しいと言われる「タージ・マハル」だ。参観者の数、多い日には、20万人にも及ぶと言う。インドでも、屈指の観光地だ。アグラにある、そのタージ・マハルに出かけてみた。ところで、このタージ、入館の際のチェックが異常に厳しい。食べ物、水の持込は駄目で、その他にも、薬、iPad、電卓も駄目だと言う。入り口付近には、持ち込み不可の荷物を、一時預かりする土産物やもあるぐらいだ。でも、持ち込み禁止物の中に、電卓があるのは面白い。電卓が持ち込み禁止なのは、「タージは神聖な場所。そこで、商売の事なんか考えるな」、と言う事だろうか、、。何とも、インドでは、不可思議な事が多い。

ところで、このタージの建設、その当時は、莫大な浪費だったと思うが、今のインドには、ものすごく貢献している。タージの経済効果、計り知れないものがある。

燦然と輝く、「タージ・マハル」。



10月14日(金)デリー②「猿芝居」

ニューデリーの街を歩いていると、自称コルカタ出身というおかしな男が近づいてきた。「安心しろ、どこにも連れていかない。行きたいところを、教えるだけだから」、と言いながら、、、。インドの首都デリー。旅行者は、ここからインド各地に散らばって行く。デリーでは、その旅行者狙いの詐欺が、横行してるようだ。先ほどのコルカタ人、自分の知ってる旅行会社の方に誘導する。そこに、赤シャツ、ブレスレッドの自称警察官が登場。コルカタを取り締まるふりをしながら、これまた知り合いの旅行会社に連れて行こうとする。その旅行会社で、コミッションをもらえるのだろう。このコルカタと自称警察官、ぐるなのはすぐわかる。また、この二人の弱みも、わかりやすい。自称警察官は、写真に弱い。顔写真を取ったら、途端に勢いが失せた。また、コルカタは、尾行されるのが苦手だ。いつも、人の後ろからついて回るが、自分が付きまとわれるのは、嫌なようだ、、。と、何やかやで、彼らをからかうのも、結構楽しめる。いい暇つぶしになった。

ところで、この詐欺軍団が連れて行く旅行会社は、「DTTDC」(デリー観光開発公団)を名乗るらしい。DTTDCの名前が出たら、要注意だ。

赤い城、「ラール・キラー」。



10月13日(木)デリー①「ベジorノンベジ」

ムンバイからデリーへの移動中の機内食で、「ベジタリアンorノンベジタリアン?」と聞かれた。ちなみに、ベジタリアン料理はポテト、ノンベジタリアンは、チキン料理だった、、、。多数のヒンズー教徒を抱えるインドでは、レストランのメニューも、ベジタリアンとノンベジタリアンに分かれる。基本的に、ヒンズー教徒は、肉、魚類を食べないベジタリアンだ。また、インドに数多く住むイスラム教徒は、豚肉を食べない。そのため、必然的に、ノンベジタリアン料理は、チキンまたは魚料理になる事が多いようだ。ところで、そんな面倒な言い方をしないで、「ポテトorチキンと聞けば良さそうなものだ」、と隣の席のインド人に聞いたら、そうでもないと言う。インド人にとって、その信仰する宗教は、とても大事なもの。好き嫌いを超越したものらしい。だから、「ベジorノンベジ」と聞くのが当然で、「ポテトorチキン」では駄目だと、、。エアーホステスのちょっとした言い回しが、宗教の話まで発展した。インドは、何とも奥深い。

ところで、インドで、ちょっとしたベジタリアン愛好家になった。インドのマックにある、「ベジ・バーガー」、かなりいける。

美味の「ベジ・バーガー」。



10月12日(水)ムンバイ④「ニュー・ムンバイ」

初めての街では、その街の、①ビジネス街、②高級住宅地、③新興開発地区、を見るようにしている。今回のムンバイだと、①ポワイ地区、②マリーナ・ドライブ、③ニュー・ムンバイ、がそれのようだ、、、。ニュー・ムンバイ、別名ナビ・ムンバイは、ムンバイの対岸都市。開発は、1970年代から。ムンバイから、電車で1時間、車で1時間半。大経済圏ムンバイの、ベッドタウンだ。ところで、このニュー・ムンバイに、新空港が建設されると言う。5年後とか、10年後とか、そのあいまいさがインドらしいが。そのニュー・ムンバイに、出かけてみた。土地のないムンバイと違い、広大な土地が区画整理されたこのニュー・ムンバイ。自然も残ってるし、あちこちにきれいで広々としたマンションが建っている。ところで、このニュー・ムンバイ、どことなく日本の千葉に似ている。巨大都市東京の、海を挟んだ東に位置し、国際空港も抱える、、。ニュー・ムンバイ、化けるのはいつ頃だろう。

飛び込んだ不動産やの親父に、参考までに、購入価格を聞いたら、「ルピー、ルピー」とまくし立てられた。ルピーでの着金を心配しての事だった。まだまだ、外国からの投資、入ってないようだ。

インド式作りのマンション。外見はきれいだが、中は汚かった。



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