今回のフィリピン、投資家、不動産業者と一緒に回った訳だが、彼らのものの見方、考え方、面白い。物件そのものだけでなく、街、国、アジア、世界情勢、いろんな事を考えながら、投資チャンスをさぐっていく、、、。例えば、GDPに占める個人消費の割合。米国70%、日本60%。フィリピンは、80%だと言う。内需主導型の経済だ。また、電気代などインフラコストが高く、産業が少ないフィリピン。2010年度の海外からの投資額は、15億米ドル。ちなみに、よく比較されるマレーシアは、80億米ドル程度のようだ。また、年5-7%程度のGDP成長率のフィリピン。土地、資産価値、賃貸料も5%前後の推移。現在1億弱の人口、2040年には、1.4億まで増える事が予想されている、、。これらの情報を基に、一攫千金は期待できないが、投資場所には、「いい」と言う結論になった。実際は、どう動いていくのだろうか。
不動産投資を考える時、大きな部分から考える事の重要性が理解できた。有意義な視察だった。
高層ビルが乱立する、マカティ地区。