3月31日(土)「ユニークな金銭哲学」

「金銭哲学」というのは、環境、経験、体験を基に、育まれてくるものだと思う、、、。総資産20億は越えてるであろう、と言う知人がいる。日常生活は、極めて質素だ。衣、食、住、とにかく徹底して切り詰める。が、投資案件になると話は別。納得した案件には、面白いように金をつぎ込む。ところで、この知人に、面白い投資案件が出てきた。「2-3年の短期投資としても面白いが、10年以上仕込むと、向こう20-30年は莫大なリターンが得られる」、このような内容だった。もう60台後半のこの知人、当然前者の短期投資に興味を持つかと思ったら、「長期投資の方が面白い」、と言う。「子供や孫用ですか」、と聞いたら、「子供や孫に金を残しても、ろくな事はない」、と。「じゃあ、有り余る資産、どうするのですか」、と聞いたら、「寄付だね」、と、、。これには、驚いた。何とも、考えさせられる話だ。

世の中には、いろんな人がいる。



3月30日(金)「二つのタイプ」

嫁が、息子に怒っていた。何でも、つい先日行われた英語劇、息子が主人公の「孫文」役だったようだ。劇を見て、初めてその事実を知った嫁、事前に教えてもらえれば、「散髪もして、もっときっちりした恰好で送り出したのに」、と嘆いていた、、、。世の中には、二つのタイプがある。一つは、その発言や立ち居振る舞いで、自分の凄さをアピールする。実際に実力があればいい。物事もスムーズに流れる。が、「実はハッタリだった」、と言う事が発覚した場合は、厄介だ。最初に高評価を与えすぎた分、その穴埋めが大変になる。一方、アピールはしないが、その事実が何かの拍子で世間に知れる。先の嫁も、息子に文句を言いながらも、どこか誇らしげな感じだった、、。「目明き千人、盲千人」、と言う言葉がある。「盲」を狙うなら話は別だが、そうでなければ、必要以上に自分を大きく見せる行為、逆効果だと思うんだが。

世の中には、まず大きくぶち上げて、それを励みに頑張るという人もいる。これも一つのやり方だ。が、ぶち上げた事が実行された試し、あまり見た事がない。



3月29日(木)「徒労」

深セン駅前のシャングリラで待ち合わせをしたが、予定より大分早く着いた。時間潰しに、駅のあたりをうろついてみた、、、。昼下がりの駅付近、行き交う人が多い。観光客、ビジネスマン、買物客、いろんなタイプの人がいる。その中に、面白い客引きがいた。見てるとこの客引き、外国人、しかも荷物を多く持った人を中心に営業をかける。依頼者から、そのような指示が出てるのだろう。身振り手振りから、白タクの客引きと言う事がわかった。盛んに一つの方向を指差すが、そこに車が待っているのだろう。ところで、この客引き、羅湖駅から出てくる人、駅に向かう人、すべてに声をかけている。この白タク、当然中国内での移動だと思うので、駅に向かう人は無視、駅から出てくる人だけを狙えばいいと思うが、そうはしない。客を絞り込むところまでは、とてもいい。が、その先の、状況を見ながらの軌道修正、これが出来てない、、。結局15分程観察したが、成功案件は出なかった。このようなのを、「徒労」と言うのだろうか。

人の集まるところには、いろんな人がいる。面白い。

客を物色する客引き。短パン、白ポロシャツが、そう。



3月28日(水)「バングラの縫製工場事情」

機械加工業の知人は、小ロットの注文しか受けない。納期に追われて忙しい毎日だが、大量注文よりも、この方が儲かると言っていた、、、。バングラデシュで検品業を営む工場経営者が来港。共通の知人も交えて、飯を食った。バングラデシュでの縫製業、ユニクロを始め日系大手が進出。さぞかし、すごい数の生産が行われていると思っていたが、実は、日系の生産数量、全バングラのの5%にも満たないようだ。H&M、ZARA、GAP、欧米系大手の前では、ユニクロの発注数も霞むようだ。ところで、他の国と同じように、日系の仕事は人気がないらしい。少ない発注数に、過剰な品質への要求。バングラの工場経営者からすれば、大量注文で、うるさくない欧米系の仕事を好んで受けるのも、当然だ。と、こんな話を聞きながら、バングラに小ロットを専門に扱う会社があれば、重宝されるだろうと思った。また、意外と儲かるんじゃないかとも、、。この国で形が出来れば、10年は安泰だと思うのだが。

昨年の4月、11月に、中国で生産が出来ない中国人生産管理者が、大挙して、バングラを訪れたようだ。「思うように商品が作れない」、大変な時代だ。



3月27日(火)「フィリピン・ビル」

シンガポールにあるペニンシュラ・プラザは、一方変わったビルだ。テナントは、ミャンマー人対象の物売りが多い。必然的に、ミャンマー人の出入りが増え、「ミャンマー・ビル」とも言われているようだ、、、。パスポートの更新で、香港日本領事館に行った。「写真をどこで取ればいいか」、と係員に聞いたら、「すぐ近くにあるビルに行けばいい」、と言われた。セントラルにある「環球大夏」というビルだが、ここの雰囲気、シンガポールのミャンマー・ビルに似ている。ここは、フィリピン人対象だが、BPIや、ウスタン・ユニオンなど、送金、両替業の大手が入口近くに陣取り、奥に小さなお店が幾つかある。それ以外に、フィリピン人用の日用品を売るお店、軽食店が並んでいる、、。 ミャンマー・ビルにしろ、フィリピン・ビルにしろ、両替、送金業務から始まって、一つのコミュニティーになる。面白い。

ところで、これらの送金会社、どのように棲み分けしてるのだろうか。



3月26日(月)「回収されるメニュー」

飛行機の中でやる事は、①読書、②音楽鑑賞、③とり止めもない考え事、このへんだろうか。そのため、機内で配られる食事メニュー、いいメモ用紙代わりになる、、、。最近よく利用する航空会社で、よく見られる光景に、「一度渡したメニューを直陸前に回収する」、と言うのがある。どうせ回収するのだったら、渡す際にその旨を伝えるか、「持ち帰り不可」とでも印刷すればいいと思うが、そうはしない。「けち臭い」、「いつも同じメニュー」、と思われるのが嫌なんだろう。ところで、度々、このメニューに思いついた事をメモ書きする。今回も、いろいろと書き込んだが、これが見当たらない。トイレに行ってる際に、回収されたのだろうか、、。この機内で回収したメニュー、航空会社は、どのように処理するのだろう。リサイクル使用で、再び客の手に渡るのか、それとも、捨てられるのか。前者だったら、メモ書きのあるメニューを受け取る人も出てくる。どうでもいい事だが、気になる。

航空会社の数だけ、そのサービスもある。面白いものだ。



3月25日(日)ミャンマー⑥「トップ営業」

ヤンゴン近郊、経済特別区近くの土地を見に行った、、、。特区内の工業用地、特区に隣接する用地等を見学したが、案内人は若い。現地パートナーに聞けば、何と村長らしい。ミャンマーでは、市長以上は選挙で選ばれるが、村長以下は政府が適材を配置するようだ。それも、40以下の若い人材を。ところで、この村長、かなり熱心だ。用地紹介から始まって、高台に連れて行き、「ここにホテルを作れば面白い」、と熱心に勧めてきた。経済特区、ミャンマー資本の工業団地が出来る予定のこのあたり。「ここを訪れるビジネス客に絞ってホテル業を展開しても儲かるだろう」、と。ところで、現地パートナーに、「土地が売れれば、この村長にコミッションが入るのか」と聞いたら、「多分それはないだろう」、と。ただ、土地購入後、いろんな認可が必要になる。当然、村長の印も必要になる。そのへんで稼ぐのだろうと、、。若い人間を村長に抜擢し、工場誘致に当たらせる。上手なやり方だ。そのうち、「世界の工場」になるだろうか。

人が集まれば、いろんな話、情報が飛び交う。今回も、密度の濃い1週間。いい勉強になった。

高級別荘、完成予想図。



3月24日(土)ミャンマー⑤「地主ビジネス」

今回、いろんな職種の人が集まって、何度か、情報交換を兼ねた食事会をした。これ、結構面白い、、、。いろんな話が飛び出した中で、特に、皆の興味を引いたのが、不動産業、農業ビジネスを展開する知人の、「地主にならないと、儲からない」、と言った内容の話。この知人、農業も行っているが、これも農業の名前を借りた地主ビジネスとか。農地だと、他の不動産に比べて、かなりの安い価格で、土地購入が出来る。土地が安いだけでなく、国によっては農業保護政策で税金をかけてこない。安価に広大な土地を購入、人を雇って果物や農作物を作る。国策で、税金も課されない。「こんなにおいいし仕事はない」、と。また、ミャンマーみたいなところだと、農地購入後、分投げてるだけで、土地の価格が高騰する。また、政府が、高値で買い戻すかもしれないし、掘れば、そこから資源が出てくるかもしれない、、。自身の経験を基に語る、知人の話、参考になる。

ミャンマーでも、ゴム農園やチーク農園など農業ビジネスが盛ん。地主の立場から、これらのビジネスを眺めて見るのも、面白い。

広大な「山地」。



3月23日(金)ミャンマー④「独人、仏人、中国人」

20年以上前、フィリピンのパラワン島でドイツ人を見かけてびっくりした事がある。セイシェル島のはずれで、見かけたのはフランス人。ドイツ人、フランス人は、辺鄙なビーチでよく見かける、、、。ガバーリでよく見かけるのは、ドイツ人、フランス人、それに中国人だ。ドイツ人、フランス人は、ビーチ、それも有名でないところ、人が多くないところに、重点的に滞在するようだ。「えっ、こんなところで」、と言うのがよくある。特に観光する訳ではなく、プールサイドやビーチで寝転がりながら、本を読んでいる。まさに、バカンスと言った感じだ。こうした欧州人とともに、異彩を放っていたのが、中国人。何組か見かけたが、各々5-6人のグループ。どう見ても、観光という感じではない。また、大手企業のビジネス・マンと言った感じでもない。このあたりの地価が高騰してると聞いてるので、不動産購入に来てるのか、はたまた、ロブスターなどの海産物の購入業者だろうか、、。観光地で明らかに浮いていた彼ら、一体何をする人達だろう。

いろんな人達が集まる観光地、人の観察だけでも、飽きがこない。

ガバーリの「日没風景」。



3月22日(木)ミャンマー③「ビジネス・チャンス」

ガバーリにあるレストランで昼飯を食べてると、お店の人間が、サンプルを持ってきた。黒っぽい「干しなまこ」だ。大きさは10センチ程度。中国人と間違えて、売り込みに来たようだ、、、。この干しなまこ、1個当たり400チャットと言っていた。日本円40円程度だ。ナマコをよく使う、高級中華レストラン、漢方薬店に売れるかもしれない。また、夜、海鮮料理店のオーナーと話していると、フィッシャーマンズ・ビリジあたりの不動産が買われてる、との事。どのような場所で、どのような手続きが必要で、誰が買ってるかは、このオーナーよくわからないと言ってたが、買われてるのは間違いなさそうだ。不動産業を展開するのであれば、この街で活動するのも面白い。あと、このへんのビーチ沿いのホテル、6-9月の雨季の時期は、業務を止めるとの事。ホテルから部屋を借り受けて、雨季の時期だけホテル業務を行う、これも面白そうだ、、。こうして見ると、いろんなビジネス・チャンスがある。

ミャンマーの雨季は、3日雨で3日晴れる、4日雨で4日晴れる、このような形らしい。ミャンマー在住外国人に、雨季の時期限定の部屋を売る、面白いだろう。

ガバーリから空輸される、「ロブスター」。これも、ビジネスチャンスだ。



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