7月17日(火)「ポーランドのテレビ映画」

ポーランド映画と言って、すぐ頭に上るのは、アンジェイ・ワイダ。その「灰とダイヤモンド」は、今でも、痛烈な印象が残っている、、、。先日、ワルシャワのホテルでテレビを付けたら、古い米国映画をやっていた。ただ、何だか感じが変だ。よく見聞きしてみると、このテレビ映画、ポーランド語に吹き替えられている。が、男役も女役も子役も、すべて同じ人間の吹き替え。そのため、画面は映画だが、朗読を聞いているような、変な感じ。最初は、面白がって見たが、程なくつまらなくなり、チャンネルを切り替えた。ところで、彼らは、女性役も男の声での吹き替えに、感情移入出来るのだろうか。もし、ポーランドの人達が、このような朗読調の映画で、楽しめるのなら、彼らは、すごく鷹揚で、想像力に富む人達と言える、、。何と言っても、ワイダ監督を生んだ国。映画レベルが低いとは思えないが、世界では、いろんな物の楽しみ方がある。

今になって、一人ですべての役を吹き替えたあのテレビ映画番組、じっくり見れば良かったと、後悔している。これ、なかなか経験できるものではないだろう。