8月31日(金)クアラルンプール①「タクシー誘導業務」

クアラルンプールのタクシー事情がよくわからない。空港からはプリペイドだが、ホテルからだとメーターで走る。ただ、街中で捕まえたタクシーは、交渉制になる、、、。ツインタワー前で、客を下ろしたタクシーに乗り込もうとしたら、係員らしき人間に注意された。「ここでタクシーに乗る場合は、サーチャージ2RMを払え」と。日本円50円程度、チップ代わりに払おうかと思ったが、訳もなく払うのは嫌なので、理由を聞いてみた。すると、「この場所からタクシーに乗ると、運転手がメーターを倒して走る。街中だと、メーターでは走らないので、2RM払っても得だろう」と。また、この人間、「この分、経費処理出来る」と、タクシー番号の書かれた領収書らしきものを渡してきた。要は、ホテルのボーイが行ってる事だが、このタクシー誘導業務、大して儲からない。500台誘導して、2万5千円。2人で行なっていたので、諸々の経費を考えれば、ほとんど残らないだろう、、。ところで、これ、何のための政策なんだろうか。

こうした業務がある事自体、KLでのタクシーが、なかなかメーターで走らない、と言う事だろう。ところで、この係員、政府関係、それとも民間?

「サーチャージ、RM2.00」の表示。



8月30日(木)ラブアン④「ブルネイとの比較」

「ラブアン」と言うと、南国ののんびりしたイメージがある。実際その通リなのだが、隣国ブルネイと比較して、システム化した街である事もわかった、、、。ラブアンから、ブルネイまでフェリーで、1時間強。そのブルネイに、日帰りで出かけてみた。朝のフェリーでブルネイに向かったが、戻り分はブルネイでないと購入できないとか。(2箇所の通貨が違うのが、その理由。)ところで、ブルネイ到着後、切符売場に向かったが、窓口が開いてない。暫く待ったが、開きそうにないので、近くにいた白タクを捕まえて、市内観光に出かけた。15時頃波止場に戻り、16時半発のチケットを購入しようとしたが、まだ窓口は開かない。結局、窓口が開いたのは、出発の40分前。その頃には、窓口前でかなりの人が、落ち着かない顔で屯していた。また、通関窓口が開いたのは、船の出発の10分前。ラブアンものんびりしてるが、それでも切符売り場はずっと開いてるし、出発の30分前には通関も開く、、。ブルネイの「のんびり度」、かなりのものだ。

ところで、このブルネイ、国王の宝物を集めた「ロイヤル・レガリア」をはじめ、面白いものが多い。また、日を改めて紹介する事にする。

ブルネイの「スルタン・モスク」。きらびやかだ。



8月29日(水)ラブアン③「ファイナンシャル・パーク」

マレーシアのオフショアであるラブアンは、タックスヘイブンの一つ。1990年に開設された、国際オフショア金融センターだ、、、。コンベンションホールのすぐ近くに、「ファイナンシャルパーク」と呼ばれる、オフイスビルがある。ラブアン市内でも、一際目立つ、高級オフイスビルだ。地上階は、地元の人向けの雑貨、洋服を売る店や飲食店が入り、それから上は、事務所になっている。ところで、このオフイスビルに入る殆どの会社が、銀行とオフショア法人設立のエージェントとの事。銀行は、マレーシア、欧米、アジアの銀行が店を構えいるとか。日系の銀行も、幾つかこのビルに入居してるようだ。ラブアンのオフショア機能を使いたい人が、このビルに入居してるエージェントを通じてラブアン法人を購入。その後、同じくこのビル入居の銀行に口座を開設。すべての作業が、このオフイスビル内で完結する、、。「ファイナンシャル・パーク」とは、よく名付けたものだ。

ところで、このファイナンシャルパーク内の銀行は、ほとんどが法人相手で、最低預け金も高いと聞く。それなりの資金力がないと、受け付けないのだろう。

立派な、「ファイナンシャル・パーク」。



8月28日(火)ラブアン②「水上集落群」

大分前の話だが、フィリピン、パラワン島のバイク・ガイドに、街を案内してもらった。ただ、小さな街なので、行くところがそう多くない。そのうち、このガイド、自分の家どころか、両親、友人の家まで案内するようになった、、、。南シナ海に浮かぶラブアン島は、小さな島だ。時間の合間を見て、昨日知り合った運転手に、島内観光をお願いした。太平洋戦争の慰霊碑、4隻の沈没船が沈んでいると言うダイビング・スポット、サンセットがきれいなビーチ。これらを回った後、この運転手、水上集落にある自分の家に案内した。島の南東にある水上集落群。ここに5千人以上が住んでいるようだ。涼しい海風が入ってくる水上の生活は、殊の外、快適とか。フィリピンと違って、台風に遭遇する事もないようで、水上生活はいい事だらけ、とこの運転手一家は言っていた、、。「これで、海が綺麗だったら、ちょっとした映画の一場面になるのに」と思いながら、この運転者の家を後にした。

ところで、このラブアンは、免税の島。近くのブルネイから、酒、タバコ、香水などの調達に来る人が多いようだ。

ラブアンの水上集落群。



8月27日(月)ラブアン①「緩いチェック」

バンコク、スワンナプーム空港の荷物検査は、殊の外、厳しい。イスラム過激派を警戒しての措置だと思うが、ベルトや靴まで脱がされる、、、。縁があり、マレーシアのオフショア、ラブアン島に来ている。南シナ海に浮かぶラブアンに行くには、①東マレーシアのコタキナバル経由、②クアラルンプール経由、これらがあるが、今回は、②を選択。香港からクアラルンプールに飛び、ここで入国手続を行った。イスラム教国のマレーシア、さぞかしチェックが厳しいかと思いきや、至って簡単。まず、入国カードが必要ない。入国手続きも、「名前を打ち込んだのだろうか」と思うほど、簡単に終わった。(日本人だからかもしれないが。)手荷物検査も、あっさり終了。隣国タイの厳しさが頭にあったので、拍子抜けした、、。フィリピンやタイなど、少数のイスラム教徒を抱える国は、テロ対策のためか、厳しい検査を課す。が、イスラム教国自体では、「そういった問題が少ないので、チェックも緩い」、と言う事なのだろうか。

香港からKLまで、4時間弱。KLからラブアンまで、2時間半。地図で見れば、香港を真っ直ぐ南に下ればラブアンだが、結構時間がかかる。

クアラルンプール国際空港の表示は、マレー語、英語、日本語、中国語、そしてアラビア語。



8月26日(日)「カレー鍋」

飲食デザイン業の知人は、「こだわりの一品を持つ店は、それなりに上手く行ってる」、と言っている、、、。行き付けの日本料理店、いつもと様子が違う。日頃は、日本人駐在員が多いお店が、中国人客が目立つ。オーナーに聞いたら、新メニューの「カレー鍋」を食べに、中国人客が次から次に来るようだ。そのカレー鍋を、トライしてみた。カレーのスパイスを利かせたスープに、牛肉、鶏肉、野菜などを具とするカレー鍋。意外といける。酒の摘みにもなる。ひとしきりカレー鍋を楽しんだ後、ご飯とうどんをぶち込み、仕上げになる。結構な量で、満腹感もある。ところで、このカレー鍋、中国人客の間で好評らしく、口コミで広がってるようだ。と言う事で、この日本料理店、連日、中国人客で一杯とか、、。ただ、オーナーによると、「ちょっと油断すると、料理人が四川鍋のような形で出すので、全く気が抜けない」、とは言っていたが。このカレー鍋ブーム、どこまで続くのだろうか。

「カレーライス」ではなく、「カレー鍋」がブームになる中国人味覚は、面白い。そのうち、いろんな改良版カレー鍋が出てくるのだろう。

中国人に大人気の、「カレー鍋」。



8月25日(土)南寧③「中継都市」

アセアン中の果物が、ここ南寧に集められ、大消費地の北京、上海、重慶などの中国大都市に分配される、、、。南寧の人と話していると、①南寧とベトナムのハノイは、わずか170キロ。(車で、2時間の距離。)②北京とシンガポール、その中間に位置するのが南寧。これらの話がよく出てくる。アセアンと中国を結ぶ、中継拠点の大都市南寧。同じ機能の雲南省昆明市とよく比較される。が、南寧の人に言わせると、標高1800メーター強の昆明は、空路だけ。一方、南寧は、空路、陸路、海路、なんでもオッケーと、その幅の広さを強調する。アセアンから、またアセアンへの商品が、ここ南寧に集積される訳だが、これにアセアン人が頻繁に出入りするようになれば、面白くなる。そうなれば、アセアン・中国大経済圏での南寧の役割は、もっともっと重要になってくるはず、、。ところで、ベトナムと広西省の国境、毎日4−500台以上の大型トラックが、行き来するらしい。南寧に落ちる金も、半端じゃないのだろう。

市内滞在12時間、バス中24時間の弾丸ツアーだったが、案外、楽しめた。(ただ、もう一回どうかと誘われれば、遠慮するが。)でも、いい経験にはなった。

「アセアン・エキスポ」の開催会場。今年は、9月21日〜25日に行われる。



8月24日(金)南寧②「役人の強さ」

南寧では、投資促進委員会の人間がアテンドしてくれたが、その流暢な英語、日本語もそうだが、訪ねたその事務所の立派さに驚いた、、、。広西省南寧市は、スポーツの盛んなところらしい。そのためか、新開発地区の五象地区には、サッカー場、テニスコート、体操施設など、立派なスポーッ施設が満載だ。ところで、訪れた事務所は、きれいなサッカー場(体育中心)の中にある。サッカーコートがあり、その周囲が観客席になっている。その観客席を取り囲む形で、各高級役人の個室がある。ここからの眺めは格別。まさに、競馬場の貴賓席のそれと同じだ。実際、サッカーの試合やイベント時に、個室に知人を招待すれば、喜ばれるらしい。ところで、この高級役人の個室を見ながら、中国での国家公務員の揺るぎない地位の高さを感じた。彼らの給与は、決して高くないと言われているが、その持ち合わせている利権は、半端じゃ無いのだろう、、。面白いものを、見させてもらった。

日本では盛んにバッシングされる公務員だが、中国では、その地位、まだまだ健在のようだ。

各高級官僚の部屋からは、サッカー場がきれいに見渡せる。



8月23日(木)南寧①「珍道中」

香港人の知人が、南寧視察ツアーを企画。「南寧」と言う場所と、寝台バスで行き来すると言う事で、参加することにした、、、。ところで、このツアー、かなり大雑把だ。19時頃、深セン市の羅湖を出発すると聞いていたが、長距離バスの席が全くない。急遽、銀湖と言う場所に移動。そこで、かろうじて席を確保でき、南寧に向かう事になった。ところで、深センから南寧市までは700キロ強。20時40分の出発で、到着は翌朝8時。丸々半日のバスの旅になる。ところで、バスに乗り込む前に、缶コーヒーとパンを腹に掻き込んだ。が、これが失敗。バスが動き始まる前後から、お腹がぐるぐる言い始めた。知人が言うには、次の休憩は、4−5時間後。高速を走るので、途中でバスを停めてもらう事も出来ない。お先真っ暗な状況で、お腹と格闘していたら、40分後ぐらいに、沙井で停車。数人が乗り込んできた。この隙にトイレタイムをもらい、何とか最悪の事態は免れた、、。ここで教訓。「中国の長距離バスに乗る前の食事は、十分注意しなければならない」。

ここのトイレ、かなりの汚さだったが、そんな事言う余裕なかった。「地獄で仏」とは、このような事を言うのだろうか。

長距離バスの「寝台風景」。



8月22日(水)「酔わないカクテル」

昨晩、何人かで夕飯を食べた後、バーに行った。グラスホッパーか何かを頼もうと思っていたら、「酔わないカクテル」があるという。ほろ酔い気味だったので、この酔わないカクテルを注文した、、、。酔わないカクテル、口当たりがいい。また、飲みやすいので、調子にのって飲んだら、後が大変だった。皆と別れて、タクシーに乗り込むと同時に、深い眠りに落ちた。運転手から起こされた時は、もうファンガン口岸に到着していた。かれこれ、30分強熟睡してた事になる。香港側、中国側通関を抜けて、またタクシーに乗り込んだが、こここでも家までの30分近い時間爆睡。これらは、バーで飲んだ酔わないカクテルが原因。この酔わないカクテル、その名の通リ酔いは誘発しなかったが、十二分な眠気を引き起こした、、。深夜の国境越え、物とか無くさなかったが、もっと注意しなければならない。

ところで、深夜12時半過ぎの国境、すごい人で賑わっていた。さすが、人口大国の中国だ。



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