2月28日(木)「空港の天井観測」

昨日のブログで、香港空港での乗合バン待ち時間の出来事について書いたが、この乗合バン、香港空港第2ターミナルから出発する。この第2ターミナル内で、早く車が来ないかと、ふと天井を見上げて、面白い事に気が付いた、、、。先日訪れたスペイン、特にバルセロナは、ガウディの街。街中、斬新な建物、モダンな建物、洒落た建物で溢れている。その中でも、「カサ・ミラ」に代表される曲線的な建物、これが目立った。また、ストライキの関係で何度か出入りした、マドリッドのバラバス空港。ここの天井も、奥行きのある綺麗な曲線ライン。そのへんの事情を、英国人の知人に聞いたら、イギリスやフランスでは、さほど曲線が目立たないとの事。曲線や凹凸は、スペイン人独特の好みのようだ。ところで、今回見上げた香港空港の天井、多少のカーブはあるが、緩やかなもの。スペインで見かけたほどの独創的な曲線(カーブ)ではなかった、、。「天体観測」ならぬ「空港の天井観測」、たまには面白い。

ところで、「サグラダ・ファミリア」、「グエル邸」、「カサ・ミラ」などのガウディ作品群、見応えがある。また、どこかで目にしたいものだ。

未だ建築途上の「サグラダ・ファミリア」。1882年着工、完成は2026年とか。



2月27日(水)「差別化の機会」

香港空港から中国行きの乗合バンは、いくつかの会社が競合してる。が、料金から、車の質から、何から何までほとんど同じサービス。どの会社を利用するかは、切符購入カウンターの空き具合で決まる、、、。先日、このバンを待ってる時、面白い場面に遭遇した。客を誘導する係の子に、多分同僚(だと思う)が、チョコレートを差し入れた。結構大きなチョコ。ところで、この女の子が、このチョコレートをどう処理するか、ちょっと注目した。もし、この子が、順番待ちでくたびれて、いらいらしてる客に、このチョコレートを配れば、ほんとにいいサービスになる。チョコ1個でも、飴玉1個でも、客は嬉しい。「差のないサービスの、いい差別化になる」と思っていたが、残念ながら、この女の子、同僚と思われる子達にこのチョコを配って回った、、。当然といえば当然の行為だが、この場面を見て、「もったいないなー」とも思った。(一人あたり)数十円のコストで、間違いなく差別化になる絶好の機会だったが、そのチャンス、あっけなく潰えてしまった。

しかし、実際にはこのような機会、結構転がっているのだろう。現場を知る事、大事だ。



2月26日(火)バンコク③「Bad guy goes to Pataya」

スクンビットのターミナル21内で、お揃いのTシャツを身に付けたグループを見かけた。多分、ロシア人だと思われるが、そこには、「Good guy goes to Heaven.Bad guy goes to Pataya」と書かれていた、、、。ファイナンスアドバイス業の大先輩は、2、3ヶ月に1度の割合でパタヤに行っている。何度か、「何故パタヤですか?」聞いたが、「泳いで、テニスして、美味しいタイ料理を食べて」と、ありきたりの返事だった。ただ、なんでバンコクではなく、パタヤなのだろうと、不思議に思っていた。ところで、パタヤと言うと、バンコクから車で1−2時間の距離。数回訪ねたことがあるが、ロシア人が異常に目立つ以外、特に強い印象はなかった。が、このパタヤ、それだけではない面白い姿も持っているのだろう。そうじゃなければ、「Bad guy goes to Pataya」なんてTシャツ、作らないだろうし、観光客がお揃いで、そのTシャツを買ったりしないだろう、、。単純だが、このTシャツ軍団を見て、パタヤに行きたくなった。

ところで、この「Bad guy」は、不良ではなく、欲望に流される人間を言うようだ。面白い。



2月25日(月)バンコク②「選挙のための禁酒日」

この3月3日は、バンコクの市長選挙が行われるようだ。ところで、タイでは面白い法律があり、選挙の前日18時から選挙日丸々の飲酒が禁止されるとか。とすると、3月2日の18時から3月3日の24時まで、禁酒という事になる、、、。この話、日本語の堪能な現地知人に教えてもらった。面白い話だと思い、その知人に理由を聞いたら、「選挙に行くのは、国民の大切な義務。その大切な日に、酔っ払って行くような行儀の悪いことは許されない」と。また、「酔っ払って、投票者の名前を間違えたり、誤字があったら困る」という、わかったようなわからないような回答。でもそれだったら、「この日は大切な日なので、飲酒はほどほどに」と、アナウンスするだけで十分だし、皆が皆、浴びるほど酒を飲むわけではないだろう。また、酔っ払って投票者の名前を書き間違える人なんて、皆無だろうと言ったら、この現地の知人、黙り込んでしまった、、。が、いずれにしろ、不可解な法律だ。

同じこの知人から、タイでは、警官が飲食店からのみかじめ料を受け取ってるような話を聞いたが、どうも、この選挙のための禁酒日、そのへんに理由があるような気がするのだが。



2月24日(日)バンコク①「タイのワーカー問題」

不況にあえぐギリシャやポルトガルなどは、失業率が20%を超え、深刻な社会問題になっている。一方、東南アジアのタイでは、失業率が0.5%。立派な数字だ。だが、これもこれで問題が多いようだ、、、。バンコクで工場経営をする知人から、面白い話を聞いた。タイの製造業も、「安い工賃で製造。完成品を他国に輸出」という段階から、「タイ製造のタイ国内販売」という段階に変わりつつ有るようだ。が、それとともに、ワーカー不足という問題が発生してるとか。好景気のタイ。仕事の需要も多いため、ワーカーの完全な売り手市場のようだ。そのため、工場のワーカー、特に3Kと呼ばれるような工場では、ワーカーが集まらない。工場勤務より、男はバイクタクシーの運転手、女性はマッサージ業務につく傾向が多いとか。「ワーカーを集めるために、工賃をあげなければならず、ラオス、ミャンマーあたりからも引っ張ってくる必要がある。頭が痛い」と、この経営者は話していた、、。失業率が低ければ低いなりに、問題が発生する。面白いものだ。

ところで、日本や米国でも、失業率は、4−8%ぐらいはある。タイの0.5%と言うのは、ものすごい数字だ。



2月23日(土)「爆弾テロ」

数日前、知人から、インドのハイデラバードに出張に行く旨の、メイルが入った、、、。テレビを見てたら、このハイデラバードで爆弾テロ事件が発生した、との報道があった。この爆弾テロ、21日夜、2箇所の映画館の近くで行われたようだ。14人死亡の119人が負傷というから、かなり強烈だ。何でも、以前のムンバイテロの主犯格に死刑が執行され、それに対する抗議のようだが、何とも痛ましい事件だ。ところで、この時期ハイデラバードに滞在してた知人。テロは、市の中心部で行われたようだが、ちょっと離れたエキジビションセンターにいたようだ。「危機一髪でしたね」と聞いたら、「別になんて事ないですよ」と。また、「人は、死ぬ時は死ぬんです。だが、やらなければならない使命があるうちは、死なないですよ」とも。面白い話だと思いながら、「大きな使命があるんですか?」と聞いたら、「はい、大きな大きな使命です。だから、天は、私をまだまだ生かします」と、、。爆弾テロの話が、いつの間にか死生観にまで発展した。

最近、痛ましい事件がよく発生する。心が痛む。



2月22日(金)「ホテル・ユニット販売」

「長江実業」と言うと、言わずと知れた李嘉誠が創業した、香港屈指の巨大企業だ、、、。ここ数日間の英字新聞を流し読みしてたら、この長江実業絡みの、面白い記事が目についた。何でも、この月曜、長江実業は、クワイチョンにあるAPEX HORIZON HOTELの客室360室を販売。このホテル・ユニット、レジデンシャル目的ではなく、「commercial properties」とかで、外国人購入の場合でも、購入者印紙税の15%が発生しないとか。ちょっと確認が必要な記事だが、この話面白い。何と言っても、このホテル・ユニットの販売先は、長江実業。そんじょそこらの会社ではない。長江の信用で、このユニットを購入した人も多いはず。当然、事前の下調べも、十分に行なっての販売だろう。ところで、政府にとっては、これは由々しき問題だ。他のデベロッパーも、この長江に倣えば、外国人(大陸人も含む)がユニット購入しても、政府は取れるべき税金が手に入らない、、。駐車場販売の次は、このホテル・ユニット販売。香港人は、ほんとに商魂逞しい。

ところで、このホテル・ユニット、早速、転売で儲ける人が続出してるようだ。さすが、香港だ。



2月21日(木)「体験から学ぶ」

マドリッドの宿泊ホテルで、レストランの営業時間を聞いたら、「昼は、14−16時。夜は、20時半−23時半」という返事だった、、、。香港は、比較的食事の始まるのが遅い。それでも、昼は12時頃から、夜は19時頃には、レストランもオープンする。中国だと、夜17時頃から開始するところもある。ところが、スペインでは、21時から22時頃が夕食の真っ最中。そのあまりののどかさに、息子も面食らったようだ。また、メトロ内を主戦場に、延々と商行為(物乞いや音楽の演奏)を行う人達がいる。その逞しい姿にも、圧倒されたようだ。今回の息子との旅行、「世界にはいろんな人達がいて、いろんな価値観に基いて生活してる」という事を学ぶ、いい機会になったと思う。誰でもそうだと思うが、聞かされることより、自分の目で確かめた方が、100倍説得力がある、、。そういった意味では、未曾有の不況に苦しみながらも、明るく逞しく生きているスペインの人達に触れられた事は、息子の今後の生活の上で、何らかのプラスになるのだろう。

ところで、遺伝は隔世で伝わるようだ。多分に常識はずれの部分がある親たちに比べて、息子の方が、格段に常識に基いた行動を取る事がわかった。旅行は、その性格を知るためのいい機会にもなる。

今回、好んで食べたコロッケ。コロッケを食べる度に、スペインを思い出す事だろう。



2月20日(水)「フライト・キャンセル」

イベリア航空と言うと、ワンワールドグループの航空会社。先週末から、このイベリア航空のストライキ云々の噂が、盛んにテレビで流れていた。だが、今回、マドリッドから香港に戻るのは、ブリティッシュエアーとCX。特に、何の心配もしてなかった、、、。が、マドリッドの空港の様子がおかしい。人数がまばらだ。また、掲示板にロンドンへのフライト番号が、表示されてない。何でも、ロンドンへのBA便は、イベリア航空との共同運航便で、そのイベリア航空のストのために、フライトキャンセルとか。「えっ」と思ったが、気持ちを切り替えた。ところで、航空会社の対応としては、カスタマーサービスでフライトの振替手続きと1泊分の宿泊ホテルと夕食、朝食の無料提供。翌日便の、プリチェックインと、悪くはない。が、何せ遅い。チェックインカウンター、カスタマーサービス、プリチェックイン、と都合3回並んだが、これが時間がかかる。何やかやで、軽く4時間以上待った、、。大変な1日だった。

ところで、係員のアドバイスでプリチェックインしていて助かった。翌日の空港は、数多くのポリスが配置された厳戒態勢。何もしてないと、数日足止めを食っただろう。

厳戒態勢の、マドリッド・バラバス空港。



2月19日(火)「バルセロナとマドリッド」

バルセロナのメトロは、行儀が良い。小奇麗な人が多く、マナーもいい。英語も通じる。方や、マドリッド。アコーディオンやギターを片手に、演奏する人、何か訳のわからない事を叫んで寄付を求める人。誰かしら、面白い人間が乗り込んでいる。英語も通じにくいし、乞食も多い、、、。バルセロナでは、ほとんど同じ内容の新聞が、2種類発行されている。よく見ると表紙の色が、青と赤で微妙に違う。その旨、聞いてみると、一つはカタルーニャ語で、もう一つは、カスティーリャ語とか。カタルーニャ地方のバルセロナは、以前からスペインからの独立を画策してるようだ。一方、マドリッド。新聞は1種類だけ。聞けば、スペイン語だという。「カスティーリャ語じゃないの?」と聞いたら、怪訝な顔をされた。ここでは、バルセロナに対する対抗意識、ほとんどない。ところで、この2つの街、人々の顔も違う。バルセロナでは、W杯南ア大会得点王のビジャみたいな顔が目立ったが、マドリッドでは、南米風の顔が目立つ、、。二つの街の比較、何とも面白い。

10日強のスペインだったが、十分に楽しめた。次回は、今回行きそびれたグラナダ、ジブラルタルに行ってみよう。

微妙に違う、バルセロナの2種類の新聞。



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