2月5日(水)「製造工場の香港回帰」

中国でのロボット需要が増えてるようだ。今年中に日本に並び、来年は、世界最大のロボット需要国になる見通しとか。それもこれも、深刻な人手不足が原因のようだ、、、。先日会った工場経営者が、面白い事を言っていた。「中国人ワーカーのコストが上がる一方だ。また、人民元と香港ドルの為替差も拡がる一方。そのため、工場を香港に戻す事も考えてる」、と。この発言、なかなか新鮮だ。香港の賃金コストの上昇で、香港の製造業がこぞって中国にシフトした。その当時は、人民元に対して、香港ドルの方が強かったので、その面でも、中国移転のメリットがあった。が、最近の中国のコスト高に、頻発する労働問題、集まらない人材。それやこれや考えた場合、香港の奥地で工場展開した方が、メリットが出てくるのでは。為替の面でも、20%の差がある。この為替差も、今後拡がる一方と思われる。インフラが整い、法整備もされた香港の方が、トータルコストで安くなる可能性もある、、。知人のこの発言、工場経営者の選択肢の一つとして捉えてもいい案だと思う。

問題になるのは、香港の工場敷地の家賃だが、高付加価値を生み出す製品造りだったら、移転を考えても面白いかもしれない。