何処の国でも、空港での両替、レートが悪い。観光客が、現地通貨が必要になる到着口に両替所があるのは、よく分かる。が、各々の空港の出発口にも、かなりの両替店がある。レートが悪いのに、一体誰が利用するのか、不思議に思っていた、、、。羽田空港や成田空港から香港に移動する場合、日本の空港のレートが、香港の空港のレートより悪い。これは、行き先がインドでも韓国でも同じだ。それなのに、日本の出発口で両替する人達、極度に心配症か、現地での会話を恐れているか、いずれにしろ少数の利用しかないと思っていた。ところで、今回、成田で手続きしてると、大勢の外国人が並んでいる。それを見て、出発口の銀行の両替は、主の対象が外国人。彼らは、日本しか使えない円を持っていても仕方がない。レートが悪くても、円から再両替をする。両替業務を行う空港の銀行にとって、儲けどころは再両替の外国人。外国に出かける日本人の両替などは、あれば儲けもの、この程度の考えなのだろう、、。外国人の列を見ながら、当たり前の事に気付いた。
人は、当たり前の事でも、目にしないと気付かなかったりするもの。いい勉強になった。