6月30日(月)「商業主義」

以前の香港では、4つある地上波が、すべてW杯の試合を中継。どのチャンネルでも、同じW杯の試合中継だったので、驚いた記憶がある。ところが、今では、有料チャンネルのみで放送。地上波では、生のサッカーの試合を見ることが出来ない、、、。W杯の開催地ブラジル。スタジアムや、その近くで売られるのは、大会スポンサーの清涼飲料、ビール、ハンバーガー。競技場近くの商店はすべて休業。屋台もないため、少ない時間を都合して、折角ブラジルまできた人達が、スタジアムやその近くで、地元の味に触れ合う事ができない。飲食物の持ち込みも出来ないので、場内では、大会スポンサーの清涼飲料やビールを飲むしか手がない。これが、主催者と協賛者の利益を追求するライセンスビジネスだと言えるが、何か味気なさを感じる。大会が大きくなればなるほど、主催者、協賛者の発言が大きくなる。すると、彼らは、自分らに都合のいい仕組みを考えだす。しかしこれらは、純粋に試合を楽しむ人達のものではない、、。W杯が地上波で見れた時代が懐かしい。

W杯もこのまま膨張すると、もっともっと味気ないものになる恐れもある。難しい。



6月29日(日)「物事の捉え方」

17時過ぎの香港へのフライトが、機材故障で1時間半の遅れ。「しょうがないなー」と入国審査場に入ろうと歩いていると、テレビでプロ野球をやっている。覗いてみると、広島対DeNA。6回を終わって4対5でDeNAがリード。飛行機も遅れたことだし、ここで野球中継を見てから、飛行機に乗ることにした、、、。「起きてしまった事を嘆いてもしょうがない」、よくわかってはいるが、この切り替え難しい。ところが、今回は、ちょうど野球中継に出くわした。時間帯もよく、しかも接戦。「この野球中継を見てから飛行機に乗れ」、といわんばかりの飛行機の遅れ。「これはラッキー」と気分の切り替えが出来た。飛行機が遅れて「嫌だなー」と思えば、文句だけ浮かんで面白いくない。これが、「遅れてラッキー」と思えば、気分も変わり、楽しくなる。しかも、贔屓の広島が、8回に同点に追い付き、9回に逆転。そのまま勝利した、絶好の試合。これも、飛行機の遅れで見届ける事が出来た、、。意識を変えるだけで、楽しさが倍増する。いい勉強になった。

起こった事象をどう捉えるかは自分次第。いい経験が出来た。



6月28日(土)「噛み付きパフォーマンス」

期待された決勝トーナメントのコロンビア戦で、あっさり敗退したウルグアイ。エーススアレスの出場停止が響いたのは、間違いない、、、。イングランド戦に2得点でチームを勝利に導き、涙したスアレス。次試合では、相手ディフェンス選手に歯型が残るほど強烈に噛み付いた。それが原因で、数試合の出場停止になった訳だが、このソアレス、前回大会でも、相手シュートを手でブロツク。退場になった、お騒がせ選手だ。ところで、この噛み付き行為で、長いW杯の歴史に忘れられない名前を刻んだのは間違いない。2006年W杯でも、優勝したイタリアのプレィは忘れられても、頭突きで1発退場になったフランスのジダンの名前と行為は、末永く語り継がれるだろう。今回の噛み付き行為で、ソアレスが失ったものも多いが、そのカリスマ性はとんでもなく増した。プレミアリーグの得点王で、その噛み付き行為で退場。スアレスの商品価値は、とてつもなく高くなっただろう、、。9月のプレミアリーグの開幕、待ち遠しい。

未だに根強いマラドーナ人気は、その奇行によるところ大。今後のスアレスにも注目だ。



6月27日(金)「物の安さ」

先週末、日本に入ってから、1週間の滞在で、7回の飛行機移動。これ、結構体に応えた、、、。東京に入ってから、福岡に移動。それから、新幹線で熊本。そこから、東京そして大阪。こんな感じで移動していたら、いつの間にか体も応えていたのだろう。途中で、フラフラになった。移動時間に休憩をと思っても、なかなかそうはいかない。知らず知らずに、疲れが蓄積していたのだろう。ところで、国内を移動して楽しいのは、各々の街の雰囲気を味わえる事。ゆっくり滞在できないで、駆け足で通り過ぎて行くが、街の匂いはかげる。また、少ないながらその街の名産を食べられるのも、楽しい。その際、いつも感じるのは、日本の物価の安さ。以前はそうでもなかったが、最近は、日本(特に地方都市)の物価の安さを感じる事が多い。長引くデフレの影響で、いつの間にか、日本も、物価の安さを感じさせる街になったようだ、、。以前は、ブランド品をあさりに、日本人が海外に出た。今後は、安さを求めて外国人が日本にくる、そんな時代になるのだろうか。

時間短縮にはなるが、飛行機での移動は面倒。他にいい方法、ないのだろうか。



6月26日(木)「長雨」

かさ製造業の台湾人の知人の一番の出荷先は日本。その消費量は、圧倒的に日本が多いようだ、、、。日本の6月と言うと「梅雨」の時期だが、この1週間は、ホント雨に祟られた毎日。朝から晩まで、雨が降り続いている。雨が多いと、制限される行動も多いが、情緒があって楽しめると思えば、この降り続く雨も、案外楽しめる。この時期の香港、華南でも雨が多いが、これらは、ザーッと降ってはカラッと上がる感じ。日本の、シトシトと長時間降る雨とは違う。2−30分待てば止むケースが多いので、雨が止むまで待つ人が多い。傘を買う人、そんなに多くないように思う。一方日本、雨が降り始めると、コンビニや駅の構内では、傘が飛ぶように売れる。そりゃそうだろう。香港のように、ちょっと待ったら止む雨ではなく、長時間降り続ける。傘を買わない訳にはいかないだろう、、。この梅雨の雨に遭遇しながら、知人の傘の最大出荷先が日本という事、理解出来た。

この長々と降る雨、日本人の気質にも、だいぶ影響を与えているのだろう。



6月25日(水)「信用カードセールス」

成田空港や羽田空港では、クレジットカードの勧誘が多い。よく見ると、これらのカード、各航空会社と提携。カードを使えば使うほど、航空会社のマイレージポイントがたまる形になっている、、、。以前は、銀行発行の信用カードを主に使っていた。それを、航空会社と提携し、カードを使えば使うほどマイレージのポイントがたまるカードを発行して以来、もっぱらこのカードを使用。それ以外のカードは、ほとんど使わなくなった。「別にどのカードを使っても差がないのであれば、マイレージポイントのつくカードを使った方がいい」、ただそれだけの理由だ。ところで、この航空会社と提携のカード会社、日本でも顧客の囲い込みにかかっている。海外に旅行やビジネスで出かける人達に、「カードを使えば使うだけマイレージポイントがたまる」というのは、いい宣伝文句になるだろう。そのため、各空港にセールスマン、セールスレディを派遣。顧客の獲得にあたっているのだろう、、。なかなか効果的なやり方だ。

信用カードも、メインで使われるのと、サブの使用になるのでは、その使う金額が段違いに変わってくる。カード会社も、必死だろう。



6月24日(火)「定刻通り」

大分前だが、米国の国内線スケジュールが、細かい表示(8時36分発の10時19分着)。これに、驚かされたものだ、、、。先週末から、日本に来ている。国内移動に、国内線飛行機をふんだんに使ってる訳だが、そうすると市街地と空港の距離も重要になってくる。成田から都内のように時間のかかるものから、福岡のように空港から市の中心まですぐというケースもある。ところで、今朝、熊本市内から阿蘇熊本空港まで移動した。その際、宿泊ホテルから渡されたバスの時刻表は細かった。宿泊ホテル前のバス停を朝の6時32分に出発。空港到着が7時8分。いかにバスとはいえ、「こうもきっちり時間通りなのだろうか」と、時間をチェックしてみた。すると、バス停到着は時間通りの6時32分。そして、空港到着も時間通りの7時8分。1分の狂いもなかった、、。これ、日本では当たり前かもしれないが、他の国では、なかなか考えられない芸当。思わぬ所で、日本の凄さを再認識した。

この時間きっちりさ、これは世界に誇れるものだろう。



6月23日(月)「右脳と左脳」

英語のテープを聞く時に使っているイヤホンが、壊れた。壊れたと言っても、片方だけが聞こえなくなっただけだが。が、これで、ちょっとした実験が出来た、、、。よく、右脳が感性、感覚を司り、左脳が論理的な事柄を司る、と言われる。しかし、これ、よくわからないでいた。そこに、うまい具合にイヤホンが壊れたので、実験してみた。実験とは大げさだが、要は、右耳だけで英語を聞く場合と、左耳だけで聞く場合、どちらが聞き取りやすいかを試してみた。都合2回づつ聞いてみたが、右耳にイヤホンを当てた場合の方が、左耳に当てた時より、心持ち英語を聞き取りやすくなるような気がする。とすると、右耳のほうが、より言語を聞き取る力があるというなのだろうか。専門的な事はわからないが、これから、外国語を聞く場合は、右耳を突き出す感じにした方が、より理解しやすくなるという事。いずれにしろ面白いので、この壊れたイヤホンでの実験、暫く続けてみよう、、。話のネタは、いろんなところに転がってる。

語学取得には、右脳、左脳どちらが適しているか、博識の知人に聞いてみよう。



6月22日(日)「風俗取り締まり」

広東省東芫市にある知人の工場を見学後、市内に出て飯を食べた。その後、深センまでの白タクを呼んでもらったが、250元だと言う。以前は、400元ぐらいだったと記憶してるので、その料金の安さに驚いた、、、。今年2月に行われた東芫市の風俗店取り締まり。大掛かりに行われたその影響、未だに残っている。週末の夜なのに、外を出歩く人が少ない。車の数も極端に減っている。その大々的な取り締まりにより、クラブ、カラオケなどの風俗店や風俗嬢は勿論、飲食店、ホテル、タクシー運転手など、被害を被る人の数は半端じゃないようだ。一説には、この数ヶ月で8000億円以上の損失があったとか。工場が密集し、風俗店が立ち並ぶ東芫。風俗店が営業されてなければ、飲食店に行く機会も減るし、出張者の数も減る。ホテルの利用者も減れば、タクシー運転手の稼ぎも悪くなる。と言う事で、以前は強気だった白タク運転手も、景気が悪くなり需要が減ると、料金も下げざるえない状況になったようだ、、。世界の「性都」、その復活あるのだろうか。

こうした東芫を見るにつけ、今後の中国はどうなのだろう、と思ったりする。



6月21日(土)「万事が金」

ギリシャ戦が引き分けに終わった事から、日本代表チームの決勝トーナメント進出が難しくなったW杯サッカー。が、久々に会った香港人、日本チームの決勝トーナメン進出の可能性大いにありと断言した、、、。この香港人の言い分はこうだ。まず、2連勝ですでに決勝トーナメント進出を決めているコロンビア、次の試合は流してくるだろう。主力が怪我でもしたら大変。サブメンバー中心の構成になるだろう。で、この知人の考えは、「勝っても負けても大差ないコロンビアを金で買収すればいい」ということだった。また、ギリシャ対コートジボアール戦。今大会、カメルーンの代表メンバーが、ボーナスを支給されなかった事を元に大会出場をボイコットしようとした。その事を受けて、「アフリカの選手は名誉より金。コートジボアールも、金をつめば何とかなる」。要は、「金で話をつければいいじゃない。万事が金よ」という冗談交じりの予想だった、、。さすが香港人、日本人ではとても考えないような事を考える。その発想の豊さに驚いた。

窮地に追い込まれた日本代表、大逆転の決勝トーナメント出場あるのだろうか。



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