日本の全国紙、多少のいろの違いはあっても、さほど内容は変わらないもの、と思っていた、、、。たまたま、幾つかの全国紙を見る機会があった。ふむふむと読んだ訳だが、その新聞社によって、取り上げる内容が違う。例えば、一つの全国紙は、一面のトップニュースに、「抑留死の名簿公開」について書かれている。これに、結構のスペースを割いている。一方、経済専門の新聞社のトップ記事は、「物価2%達成後ずれ」という記事。これを、詳しく解説。では、この物価2%達成の記事、先の全国紙では、6面の経済関係のところに掲載。また、抑留死の名簿公開については、経済の専門誌、最終の社会面に申し訳程度に掲載されているだけ。これらの事実に、へーと思った。今までは、多少見方が違っても、全国紙が大きく取り上げる内容、似たようなものと思っていた。が、これらの比較で、各々の新聞社によって、そのニュースバリューの評価がかなり違う事がわかった、、。たまには、比較して新聞を読んでみるのもいい。
しかし、紙離れが進む中、各新聞社も、その顧客獲得、大変だろう。