2月12日(金)「バルドー博物館」

エジプトのカイロから、3時間強の飛行で、チュニジアのチュニスに移動。空港到着後、そのまま観光に出かけた、、、。まず、チュニスの新市街とメディナ(旧市街)を探索した後、お目当てのバルドー博物館に。アフリカのルーブル美術館と言われ、世界有数のモザイク画を所蔵する博物館。いつの日か訪ねてみたいと思っていた博物館だ。ところで、このバルドーの名前を世界的に有名にしたのが、昨年3月に起きた武装テロ事件。二人組の銃乱射で、日本人2人を含む22人が死亡、42人が負傷した。この銃乱射事件から、まだ1年も経ってない。世界的に有名なバルドーがどう変化してるか、興味があった。さすがに乱射事件の後だけに、入管の際のボディチェックは厳しい。が、中は、ローマと初期キリスト教時代のモザイクコレクションを始め、数々の美しい作品が陳列されている。ところが、階を登るに連れ、生々しい銃弾の後が、あちこちで見受けられた、、。罪のない人達を犠牲にする無差別テロ。許されない行為だ。

ところで、トゥッガの間の「オデュッセウスとセイレーン」、必見の作品だ。



2月11日(木)「考古学博物館」

今回のエジプト、ピラミッドにスフインクス像。モハマドアリモスクにナイル河。いろんな見所が合った訳だが、最も強烈な印象を残したのは、カイロの考古学博物館だった、、、。この考古学博物館、有名なツタンカーメンの黄金マスクを始め、数多くの古代美術に出会える。その中でもかなりの数を占めるのが、ツタンカーメンやラムセス2生の財宝。その財宝を守るために、アヌビスを始めとして幾つかの守り神が登場する。古代の王や権力者達が、自分らの財宝を守るために、あの手この手の策を弄したであろう事が見て取れた。後、強烈な印象は、特別室に保管されたミイラ。3000年の時を超えてのミイラとの対面。感慨深いものがあった。何人かの王のミイラが残されているが、今となっては、どのミイラもほとんど同じ顔。この考古学博物館を見て感じた事は2つ。①古代の王たちは、自らの財宝を守るために多大の難儀を強いられた。②時代が経ってみれば、どの王の顔も同じ、、。人間は所詮人間、持ち過ぎは苦労が増すだけ。いい勉強になった。

人間の性(さが)みたいなものを感じさせた考古学博物館。その印象は強烈だった。