深セン湾経由で中国に入った。その後、タクシー乗り場に向かった訳だが、そこで一心に客の誘導を行ってるおばさんがいた、、、。近くになってわかったが、このおばさん、この客の誘導をボランティアで行ってるようだ。役人でもなければ、タクシー会社の関係先という訳でもなさそうだ。客の誘導とともに、時には荷物を持つ手伝いをする。しかし、中国内でよく見かける、「ドアを開けたんでチップをくれ」、これとも違うようだ。見てると、全然チップも求めてない。このおばさんの意表をつく行動、中国の人達もどう対処していいかわからないようで、「謝謝」という人もいれば、感謝の意味で頭を下げる人もいる。中には、チップを払う人も出てくると思うが、このおばさん、チップ目当てでこの客の誘導を行ってる訳ではなさそうだ。とどうこうしてる間に自分の番になったので、「ありがとう」の一言とともにタクシーに乗り込んだ、、。このおばさんの行動から、人付き合いの極意を教えられたような気がした。貴重な時間だった。
このおばさん、今の行動を続けていけば、いろんな人から経済的にも日常生活の部分においても支援されるのだろう。