5月31日(火)「香港の景気」

久々に来港した先輩と飯を食べた。この先輩、「香港は凄い街だね~。勢いがある」、こんな趣旨の事を言った、、、。いつ頃からだろうか、香港の景気が悪くなったと感じるようになったのは。大陸からの旅行者が減り、レストランやブランド店でも、以前ほどの客を見かけない。旺角や銅鑼湾あたりのモールでも、空き室を見るようになった。それやこれやで、香港の景気大分落ち込んできたと思っていたので、先の先輩の「香港には勢いがある」発言には驚かされた。聞くと、数年前には見かけなかった新しいビルが出来てるし、洒落た感じの店も増えた。街を歩いても、数多くの香港人や欧米人を見かける。そのため、香港の景気はとてもいい、と感じたようだ。この先輩、基本的に東京郊外に住んでるので、そことの比較で、香港は勢いがあると感じたのだろう。数年前の大陸からの人々が、ブランド品を買い漁りに来た時を知ってるものからすれば、その時と比較するので、香港の景気に悲観的な思いを持ってしまうのだろう、、。街の見え方、人によってだいぶ違う。

最近、予約した飲食店から、再確認の電話が入るようになった。飲食関係もよくないのだろう。



5月30日(月)「同国勢同士の決勝」

先日行われた欧州チャンピオンズリーグの決勝、レアル・マドリードがアトレティコ・マドリードにPK戦の末勝ち、11回目の優勝を決めた。ジダン監督は、就任1年目で、CL制覇の快挙を成し遂げた、、、。このレアルとアトレティコのマドリード勢の決勝戦。開催されたのがミラノ。マドリード開催だったら、物凄い盛り上がりだったと思うが、ミラノ市民の反応もイマイチだっただろう。ところで、この数年のチャンピオンズリーグの決勝戦、同じ国のクラブチーム同士の対戦が多い。昨年は、バルセロナVSユベントスだったが、2014年は、今年と同じレアルとアトレティコのマドリード勢の決勝戦。2013年も、バイエルンとドルトムントのドイツ勢同士の決勝戦。事前に決められた開催地を、直前で変更するのも難しいだろうが、2013年のドイツ勢同士の決勝がベルリンあたりで開催されれば、その盛り上がり方半端じゃなかっただろう、、。主催者側としては、同国勢同士による決勝、極力避けたいのがほんとのところでは、、。

選手としても監督としてもCLを制覇したジダン。強い星の下に生まれているのだろう。



5月29日(日)「物々交換」

嫁が、中国人の知り合いから「ネックレスを貸して」と頼まれたようだ。ネックレスを渡す際に、夏休暇の話題になり、嫁が「息子と一緒に米国の大学見学に行く」と言ったら、この中国人、それだったら「スタンフォード大学の近くに別荘を持ってるから、そこに泊まって」という話になったようだ、、、。嫁と息子、ちょうどサンフランシスコにも行く予定になってたので、この中国人の申し出、まさに渡りに船。大した額でないネックレスが、数日分の宿泊代を産み出した事になる。ところで、このネックレスを借りに来た中国人、かなりの金持ちで、中国内に7−8軒、米国、カナダ、ニュージーランドにも別荘があるとか。そんな金持ちが、ネックレスを借りに来た事実に驚く。これだけ別荘を持ってるんだったら、ネックレスの10個や20個、何てことないと思うが、中国人富裕層の金銭感覚、普通とは違うのだろう、、。いずれにしろ、今後は、こうしたお金を介さない交換、増えるのだろう。

ネックレスを貸して、その交換に部屋を提供してもらう、なんとも面白い。



5月28日(土)「心地よい風」

新入社員の時期の会社の寮には、クーラー嫌いの名物先輩がいた。この先輩、人の部屋に入って来ては、クーラーどころか扇風機も消して回っていた、、、。5月も終わりに近づくと、蒸暑い日が続く。クーラー無しでは、厳しい毎日だ。そんな中、今日は、朝から強い風が吹いている。窓を開けて入ってくる風が、殊の外心地よい。なんとも言えない、気持ちよさだ。クーラーだと、部屋が冷えるには冷えるが、心地よさは感じない。やはり、自然の風が一番だと再認識した。ペットのパフィーも、自然の風が一番とばかりに、涼しい部屋を抜け出し、ベランダでくつろいでいる。猫も、人工の風より、自然の風の方を心地よく感じるという事なんだろう。先の先輩ではないが、蒸暑い夏も、たまには、クーラーや扇風機に頼らず生活するのも良さそうな気がする。そうすると、自然の厳しさや、今日の心地良い風のような有り難さを感じる事ができるのだろう、、。心地よい風、十分に味わい尽くそう。

心地よい風のお陰で、終日楽しい日が過ごせそう。ありがたい。



5月27日(金)「ワンワードエクイティ」

先日、知人と大相撲5月場所を観戦したが、いろんな取組懸賞がかけられていた。多種多様の懸賞の中で印象に残ったのは、「お茶漬け海苔の永谷園」、「シーチキンの羽衣フーズ」など、ワンワードの懸賞だった、、、。「検索」というとグーグル、「珈琲」というとスターバックス、「携帯」というとアップル。このようなワンワードでのイメージ作りが出来てる企業は強い。検索のグーグル、珈琲のスタバ、携帯(IPHONE)のアップルと言った感じで、枕詞になってる企業のビジネスは安泰だ。これだけ情報過多の時代に、一言で表現できるキーワードを持つ、これは財産。先の大相撲の懸賞でも、何かよくわからない懸賞も多々あったが、思い返して、記憶に残ってるのは、ワンワードで表現された「お茶漬け海苔」や「シーチキン」だった、、。これからの時代、企業も個人も、自社(自分)の強みや才能を、一言で表現できるかどうか、これが物凄く大事になってくるのだろう。会社や個人のワンワードでの的確な表現、考えてみよう。

今の時代、「わかりやすい情報(表現)が求められてる」、という事だろう。



5月26日(木)「広すぎる部屋」

上海の大手企業の総経理をしてる先輩が、来港。久々に飯を食べたが、この先輩、子供さん達は大きくなって自立。今は、奥さんと二人暮らしのようだ。ところで、会社からあてがわれた家は、何と270平米。あまりの広さに驚いた、、、。二人暮らしだったら、その半分でも、「ちょっと広いかな」という感じ。それを、二人で270平米だったら、奥さんの掃除だけでも大変だろうなと思った。実際、奥さんは、広すぎて掃除も大変とブーブー言ってるようだが、その気持ちよくわかる。先輩も、出来ることなら、こんなだだっ広い部屋、すぐに返上して、もっとコンパクトな部屋にしたいようだ。が、そこは大手企業、後任の事とか考えると、あまりに斬新な行動、取れないようだ。実際、広すぎる家や、広すぎるホテルの部屋、使いにくい事、この上ない。中国には、部屋だけ広くて、調度品もなにも少ないケースよくあるが、これなんか「もっとどうにかならないか」と、いつも思っていた、、。何事にも、適度な大きさというのがあるように思う。

「大きいのがいい」という時代は、遠い昔。今は、質が求められる時代だと思う。



5月25日(水)「現金引き出しの面倒さ」

先週末、中国で現金の引き出しの必要があった。銀行の窓口業務は終わっている。仕方なく、近くのATM機で引き出す事にした、、、。香港の銀行では、1日のリミットが30000香港ドル。香港系の銀行の中国支店なので、そんな大差はないだろうと思っていたら、結構違う。ATM機での1回の引き出し額のMAXが2500人民元。1日のリミットが10000元のようだが、10000万元引き出すためには、同じ作業を4回繰り返さないといけない。これ、結構面倒だ。1日のリミットが10000元なのは、銀行の規則なので問題ないが、それだったら1回で10000万元引き出せるようにしてもらいたいのだが、なぜだかそうもいかない。たまたま出かけたATM機が、波止場内にあるATM機。同じ作業を何度も続けていたら、後ろに並んだ欧米人から、「船の出発時間が迫っているから、早くやって!」とクレームが付いた、、。引き出す人間も、待つ人間もストレスを感じる1回の引き出し額、早くその上限を上げてもらいたいものだ。

香港と中国、同じ銀行でもそのやり方は、かなり違う。



5月24日(火)「使えない5ドル硬貨」

会社近くのプールのロッカーは、香港ドル5ドル硬貨を入れて鍵を取り出す。使用後は、鍵を返して5ドル硬貨を受け取る、このような形になっている、、、。早朝、プールに出かけた。いつものように、5ドル硬貨を入れてロッカーを使おうとしたが、この5ドル硬貨が穴に入らない。違うロッカーで試してみてもそう。こうした事は、前代未聞だ。仕方がないので、受付まで行き、新たに5ドル硬貨を両替しに行った。この新しい硬貨だと、何の問題なく普通に使える。という事で、最初に試した5ドル硬貨が問題である事がわかった。よく見てみると、この使えない5ドル硬貨、表面が盛り上がっていて、そのため、5ドル硬貨を落とし込む穴に入らない、そう言う事だ。1000ドル紙幣や500ドル紙幣だと、偽札業者も出て来て、偽札が流通するという事も考えられるが、まさか香港ドル5ドル(日本円75円程度)の偽コインが造られるとは思われない。たまたま、製造の過程で不具合の出た硬貨だったのだろう、、。早朝の面白い経験だった。

5ドル硬貨をじっくり見る機会、早々多くない。これはこれで、面白い。



5月23日(月)「宿命ある人が横綱になる」

「強い人は大関になる。宿命のある人が横綱になる」、これ、稀勢の里との全勝対決を制した白鵬の言葉だ、、、。白鵬を倒して優勝。その後の横綱精進を目指した稀勢の里だったが、惜しくも白鵬に敗れた。千秋楽の日馬富士戦はなんとか勝ったので、2場所連続の13勝で準優勝。成績的には申し分ないが、横綱精進は来場所以降に持ち越しになった。ところで、先の白鵬の言葉、「宿命のある人が横綱になる」、これどう言った意味なんだろう。「いかに強さがあっても、それ以外のプラスアルファーがなければ横綱にはなれない」、多分こんな感じの事だ。奇しくも稀勢の里を称して白鵬が言った、「何かが足りないんでしょうね」。稀勢の里の実力は、皆が認めるところだが、それ以外の何かが稀勢の里には欠けてるという事だろう。この欠けてる何か、「ここ一番での強さ」なのか、「運の強さ」なのか、よくわからないが、誰よりも悔しい思いをしてるのは稀勢の里本人だろう、、。次の名古屋場所では、白鵬を倒して優勝。横綱精進。このような形になってもらいたいものだ。

しかし、ここ一番での強さは、さすが白鵬。まだまだ、白鵬時代が続きそうだ。



5月22日(日)「聴き比べ」

以前書いたと思うが、毎朝、シューマンの交響曲を聞いてる。特に、その第1番を早朝聴くのが、お気に入りだ、、、。このシューマンの交響曲、「ちょっとマンネリになったかな」と、違うCDを探してみた。そこで、新しく買ってきたのが、また同じショーマンの交響曲全集。今まで聞いてたのが、レヴァイン&フィラデルフィアのアメリカンスタイルのものだったので、今度はヨーロッパのそれを探してみた。で、ハイティンク&コンツェルトへボウのそれ。まさに、ガチガチのヨーロッパだ。シューマンの曲を、ヨーロッパの指揮者、オケがどのように演奏するか、レヴァイン&フィラデルフィアとどう違うか、その聴き比べのための購入だ。ところで、この聴き比べ、自分では面白いと思うのだが、周囲はそうでもないようだ。嫁も息子も、「それが一体何?」という感じで、あきれた表情を向けるし、知人も、これらを称して、「お目出度いなー」と表現した、、。聴き比べを楽しむ人間、少数派なんだろうか。

ところで、この聴き比べによって、レヴァイン&フィラデルフィアが劇的(派手)に聞かせようとしてる事がわかった。これ、いい勉強だった。



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