先日、日本から帰国する際の、荷物検査への誘導員は、中南米系の顔をしている。聞けば、メキシコ人で、研修やパートタイムではないと言うから、正規社員なんだろう、、、。このメキシコ人の誘導員、なかなか活躍していた。英語の対応も問題ないし、日本語も喋る。当然、スペイン語も対応可のはず。空港利用の外国人からすると、言葉が通じないという負荷が少なくなるので、好ましいサービスだ。ところで、ここに外国人職員を置くのは、また違ったメリットが出てくるように思う。外国人にとって、日本は綺麗で親切な国だけど、働くためのハードルは高いと感じてる人が多いだろう。そうした人達に、荷物検査で外国人を見かければ、「自分も日本で働けるかも」と思う(外国)人が出て来ても、おかしくない。日本での就労に興味を持つ人が増えてくるのは好ましい話だろう、、。日本での外国人就労者がもっともっと増えて、入出国検査も外国人が担当、そんな時代が来るのだろうか。
今は、ボーダーレスの時代。日本に遊びに来る外国人も、日本で働く外国人も、益々増えてくるのだろう。