5月31日(水)「客寄せとしてのラーメンスープ」

タリンのオフイス街で、「ラーメンスープ」(このような言葉で表示)を外に展示してる店があった。「ラーメン屋としてはお洒落すぎるな」と思いながらも、入ってみた、、、。メニューを見ると、ここは、お洒落な空間を求める若者たちが集まるバーのようだ。店の飾り付けも斬新。(なぜだか、ブランコも置いている。)お酒も、綺麗に配列している。多分、現地の若者たちがデートで楽しむスポットなのだろう。そんな事を思いながら、ラーメンスープと珈琲(この組み合わせもちょっと変)を注文した。ラーメンは、チキン、ダック、フィシュの中から選ぶ形。タイのトムヤンクンスープから辛味を取り除いた感じだった、、。お洒落なお店の客寄せとして使われるラーメンスープ。ラーメンビジネスには、大きな可能性がある。

ブランコに揺られながら、ラーメンスープを食べる。何か、不思議な時間だった。



5月30日(火)「散髪屋に行くと粗利が上がる」

半年ほど前の事のようだが、知人が面白い話を聞いたようだ。「(頻繁に)散髪屋に行くと(会社の)粗利が上がる」、と、、、。この話を聞いた知人、取り敢えず騙されたつもりで、頻繁に散髪屋に行く事に決めたようだ。中国に日本、その他アジアの国々と忙しく飛び回るこの知人が、3週間に1回散髪屋に行く事に決めた。例えば、今日散髪屋に行くと、その帰り際に3週間後の予約を入れる。このような形で、右に左に忙しかった知人の行動パターンに一つのリズムが出来たようだ。それが理由かはわからないが、この半年間のこの知人の会社の粗利、みるみる上昇中とか、、。「(頻繁に)散髪屋に行くと(会社の)粗利が上がる」、この件試してみよう。

ところで、何故、「儲かるようになる」ではなく、「粗利が上がる」という表現なんだろう。今度、この知人に聞いてみよう。



5月29日(月)「キーワード名刺」

リーガで何度かお願いした運転手。長年柔道に勤しんでいて、得意技は「支え釣り込み足」とか。目的地に着く直前にこの話を聞いたので、それ以上の質問が出来ず残念に思った、、、。ところで、この運転手と分かれてから、「より短時間に自分自身を伝えるいい方法はないものか」と考えてみた。フト思ったのは、「自分自身のキーワードを列記したものがあればいい」と。それなら「名刺に自身のキーワードを入れるのはどうだろう」と思い立った。例えば、先の運転手だったら、「スローライフ」、「マイホームパパ」、「支え釣り込み足」等々。これらのキーワードが分かっていれば、もっと踏み込んだ話ができた事だろう、、。という事で、早速、自分自身のキーワード名刺を作る事にした。「善は急げ」だ。

自分を伝えるキーワード、何だろう。「チャイナワールド」、「コネクター」、「世界193カ国」、「継続」、「ミニマリスト」、「古典」。こんな感じだろうか。



5月28日(日)「検知紙による爆発物所持検査」

エストニアのタリンからヘルシンキ経由で香港に戻ってきたが、タリンの出国検査で「えっ」と思う場面があった、、、。荷物をマシンに通して、ポケットから携帯や小銭入れを取り出して、X線検査機を抜けようとした。すると、マシンが反応。手を上にホールドした恰好を要求され、係員が入念に危険物等を持ってないか調べる。ほぼ、このパターンだ。昨日も、マシンが反応したので、係員が寄ってきた。いつものボディチェックかと思ったら、両方の人差し指に液体を垂らし、小さな検知紙にひたす。そして、その検知紙を大きな検査装置でチェックする、、。爆発物や違法薬物を所持してるかの確認のようだが、一瞬なんなのかと驚いた。出国の際のセキュリティチェックも日に日に厳しくなってるようだ。

テロリスト対策だと思うが、出国前に花火や爆竹で遊んだ人はどうなるのだろう。テロリストとして、拘束されるのだろうか?



5月27日(土)「理解しやすい英語、理解しにくい英語」

米国に留学経験のある高名な経済学者が、「英語で仕事や専門分野の話をするのは簡単だが、日常会話はホント難しい」。このような趣旨の話をしたのを覚えている、、、。紹介してもらったエストニア人会計士とミーティングを持った。エストニアのE-レジデンスカードから始まり、エストニア法人の税率、監査、銀行口座開設の状況など、細かい部分まで確認できた。互いに英語がネイティブではなかったからだろうか、話はスムーズに進んだ。一方、エストニア料理のレストラン。ウエイトレスが流暢な英語を喋るが、どうも聞き取りにくい。丁寧に食事の内容を解説してくれるが聞き取れない。何度も聞き返すうちに、このウエイトレス、丁寧な説明を止めてしまった、、。先の経済学者じゃないが、日常会話ホント難しい。

出された肉料理、イノシシの肉だったようだが、その場で理解できなかった。痺れを切らしたウエイトレス、「ビッグアニマル」と説明してきた。イノシシがビッグアニマルとは、面白い。



5月26日(金)「オルデハンザ」

香港在住の知人と、エストニアのタリンで待ち合わせ。ただ、宿泊ホテルも行程も違ったので、夜8時、街中のレストランで合流する事にした、、、。この待ち合わせ場所に使ったレストランは、タリンのラエコヤ広場にある「オルデハンザ」。(エストニア事情に詳しい別の知人から勧められた。)ところで、このオルデハンザ、中世をテーマにしたレストラン。有名な歴史家の監修で、15世紀商家の雰囲気や食物を限りなく再現してるとか。そのためか、店の外観や内装(トイレもユニークな作りだった)、ウエイター、ウエイトレスの恰好とその注文の取り方、出される料理に至るまでだいぶ変わっていた、、。中世にタイムスリップした感のある夕食。知人との話も、白夜の中、延々と続いた。愉しい時間だった。

ところで、この知人は、ベルリン、コペンハーゲン経由でタリン。こちらは、ヴィリニュス、リーガ経由でタリン。その道中の話で大いに盛り上がった。



5月25日(木)「経済合理性に反する」

リトアニアのヴィリニュスでもそうだったが、このラトビアのリーガでもよくカフェに入る。理由は、どちらの街も「トイレが有料」なため、、、。多分バルトの街はどこもそうだと思うが、トイレが有料だ。鉄道の駅やバスの構内、観光施設や街中でも有料。有料と言っても、たかだか0.2ユーロ(約25円)から0.3ユーロ(約36円)。必要経費と思えばいいのだが、どうもそう割り切れない。カフェに入って、トイレを使わせてもらい珈琲を頼んでお金を払うのは何とも思わない。が、わずかな金とは言え、トイレ使用だけにお金を払うのはどうも釈然としない、、。という事で、毎回、トイレを使いたいがために珈琲も飲み、より多く出費している。経済合理性とは相反する動きしてるな~。

リーガのショッピングモールは、トイレの場所が建物の4階で、しかも有料。近くには、コイン両替用の自販機も置いている。なんか筋金入りだな~。



5月24日(水)「スーパー運転手」

博多ー鹿児島間の3時間50分ほどの高速バス移動、最低2回の休憩がある。トイレ時間と称して、各々15分ほどの休憩時間だ、、、。リトアニアのヴィリニュスからラトビアのリーガまで、高速バスで移動した。12時半発でリーガ到着が16時45分。4時間15分に及ぶ長旅だ。ところで、この高速バス、社内にトイレがあるとは言え、途中全然止まらない。1回の休憩もなく、4時間強走りっ放しだった。また、出発後の運転手の社内アナウンス、2つの言葉(多分、リトアニア語とラトビア後)プラス英語、つごう3カ国に渡った、、。日本以上に体力を使う上に、3ヶ国語喋るというスキル。このへんの国際間長距離バス運転手の給与、かなり高いのだろうか。どうなんだろう、、。

ところで、リトアニアからラトビアへは、いつの間にか入ったという感じ。EU間では、国境の概念、益々なくなるのだろう。



5月23日(火)「冷たいスープ」

通常、スープと言うと暖かい飲み物をイメージするが、ここヴィリニュスには冷たいスープがある、、、。「シャルティバルシチェイ」というリトアニアの名物スープは、鮮やかなピンク色でしかも冷たい。西洋野菜のビーツと発酵乳のケフィアで出来てるこの冷製スープ、さっぱりした味でなかなかの美味。「シャルティ」が冷たいという意で、「バルシチェイ」がボルシチの意味とか。まさに、「冷たいボルシチスープ」だ。このスープ、必ず茹でたじゃがいもと一緒に出てくる。じゃがいもを食べながらこのシャルティバルシチェイを飲むのが、夏の時期のリトアニアの定番とか、、。という事で、このリトアニア滞在時は、毎回この冷たいスープをトライした。癖になりそうだ。

リトアニアには変わったジャガイモ料理が多い。「じゃがいもソーセージ」に、「じゃがいも団子」、そして「じゃがいもパンケーキ」。どれもこれも、結構いける。



5月22日(月)「ウジュビス共和国」

旧市街の聖アンナ教会のすぐ東隣、ヴィリニャ川の向こうに「ウジュビス」という地域がある。何でも、ここは2002年に独立を宣言したようだ、、、。このウジュビス(川向うという意味)は、15世紀頃から労働者、職人が住み始めたようだ。それ以降、2つの橋が掛けられるまで、旧市街から隔離され、発展もないうらびれた街だったようだ。ところが、近年、そんな雰囲気を好む芸術家や学生が移り住み、「ヴィリニュスのモンマルトル」と呼ばれるようになったとか。5つの橋を渡ってこのウジュビス共和国に行く形になるが、寂れた教会、汚い内庭、古びた家々など、ヴィリニュスとはまた違った雰囲気を味わえる、、。独自の国旗や独立憲章も持ってるこのウジュビス共和国、一見の価値ありだ。

4月1日がこのウジュビス共和国の独立記念日のようだが、実際はどんな扱いなんだろう。



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