ちょっと前だが、先輩から、トルストイの「戦争と平和」を勧められた。「文庫本700ページ強が4冊の超長編小説。全般的に退屈だが、ナポレオンとロシアの将軍クトゥーゾフのやり取りは面白いし、勉強になる」と、、、。この先輩の言葉を参考に、ナポレオンとクトゥーゾフの部分だけじっくり読もうと、この戦争と平和、最初の方から飛ばしながら、斜め読みで読み進めた。ところが、意外にもナポレオンとクトゥーゾフ以外の部分も面白い。人物描写に長けたトルストイの目で、各登場人物像が見事に謳い上げられてる。という事で、この戦争と平和、じっくりと読む形になった、、。就寝前の読書はいい子守唄代わりになるのだが、今回のは眠くならない。さすが、トルストイだ。
ドストエフスキーほどは読んでないトルストイ。暫くはまってみよう。