9月13日(木)「暗譜?」

長らくベルリン・フィルハーモニーの音楽監督を務めたヘルベルト・フォン・カラヤン。演奏曲目が長編のオペラでも交響曲でも、楽譜を暗記。演奏中はじっと目を閉じた状態(の暗譜)で演奏していた、、、。先日の香港フィルの定期演奏会。いつもとは違う場所、楽団員の真後ろの席を取ってみた。ところで、この席、丁度指揮者と向き合う形になる。指揮者の動きや顔の表情が手に取るようにわかる面白い席。曲目は、シベリウスのヴァイオリン協奏曲にモーツアルトのジュピター。ところで、これらの曲目の演奏の際に、常任指揮者のズデーテンは、置かれた楽譜のページを捲るのだが、ほとんど楽譜には目をやらなかった、、。楽譜には目をやらないで捲るだけ、暗譜のようなそうでないような。なかなかに実直な演奏だった。

「一体何のための楽譜」と思うのだが、あるとないのでは全然違うのだろう。