9月26日(水)「ブラームスは軽薄か?」

ロマン・ロランの「ジャンクリストフ」の中で、主人公のジャンが、ブラームスをけなす場面が出てくる。「ブラームスのような軽薄な音楽、、」というような表現方法、盛んに出てくる、、、。9月の香港フィルの演奏会で、立て続けにこのブラームスの作品があった。その演奏を聴きながら、どちらかと言えばしつこい音楽のブラームス。「これのどこが軽薄なんだろう?」と思っていた。そうした中、日本で音楽関係の知人に会った際に、このへんの事情を聞いてみた。すると、「ブラームスは、興味がなかったのか、何らかの事情があったのか、宗教音楽を創っていない。そのへんが、当時生きていた人(ロマン・ロラン)には、軽薄に見えたのではないか」と、、。なるほど、そう言うことか。ちょっとは納得できた。

すると、何故ブラームスは宗教音楽を創らなかったのか。これは、これで新しい疑問だ。