ここ2-3週間の、プロ野球関係の記事を見てたら、「誰か、救世主出てきてくれ!」、「何か打つ手があったら教えてくれ!」、このような広島、野村監督のコメントが出てきた、、、。プロ野球の監督、割の合わない仕事だと思う。やりがいはあるだろう。が、権限が弱過ぎる。例えば、球団にそれなりの予算があり、トレード、FA宣言選手や新外国人選手の補強、即戦力新人選手の獲得、このへんまで絡めれば、話は別だ。だが、広島フロントのように、戦力増強に金をかけないチームの監督だったら、大変だ。戦力的に劣り、薄い選手層の中での戦い、どんなに監督が戦術面で知恵を絞っても、たかだかしれてる。そうした、球団の怠慢はさておいて、チーム不振の責任、大概は、監督が取らされる、、。ここという場面では結果を出せず、どうでもいい場面で帳尻合わせをする選手達。「救世主出てきてくれ」、「打つ手を教えてくれ」、野村監督の心の奥底からの、叫び声なんだろう。
ところで、広島も、勝ち負けにこだわらず、若い無名選手を鍛え上げて、成長させる、ここに特化したらどうだろう。成長した選手をトレードに出せば、球団は儲かる。ファンの視点も、「勝ち負けではなく、個々の選手の成長」。監督もファンも、大分ストレスが減ると思うのだが。