グラミン銀行は、1983年にムハマド・ユヌス氏によってダッカに開かれた銀行。主に、農村部で、マイクロ・クレジットという、貧困層への無担保融資を行っている、、、。紹介を受けたバングラの人達と、飯を食ってると、マイクロ・ファイナンスの話になった。彼らに言わせると、このマイクロ・クレジット、結構失敗例もあるとの事。5人組連帯責任のこの制度、無担保融資というメリットはあるが、ネックになるのは、30%近いと言われる、その高金利。借入金の返金ができずに、土地、家等を没収されるケース、よくあるようだ。ところで、このユヌス氏と米国国務長官ヒラリー・クリントンは、大学の同級生らしい。ユヌス氏の招きで、バングラにも来たようだ。数年前の、ユヌス氏のノーベル平和賞受賞、多分にクリントン家の後押しがあったとか。彼ら曰く、「ノーベル経済学賞ではなく、平和賞と言うのがおかしい。平和賞は、いつも得体の知れない人がもらう」、とも、、。どうも、地元でのユヌス氏評、賛否両論があるようだ。
ところで、地元のニューエイジ紙には、ユヌス氏が世界銀行の総裁になるとかどうとか、書かれていた。これって、「栄転」、それとも、「左遷」。
聳え立つ、「グラミン銀行」本社ビル。
山本 善光
2012年2月28日 9:24 AMマイクロクレジットの話は聞いたことがありますが、そんなに金利が高いとは知りませんでした!
CWSオーナーアドバイサー
2012年2月28日 11:46 PMそうですよね。かなり、高いですよね。
いくら連帯責任でも、これでは大変ですよね。