知ってる会社が、ダッカ郊外に工場を出した。昼過ぎから、その工場見学に出かけた、、、。小奇麗な作りのこの工場、中に入ると、ベンガル人のワーカー達が、「こんにちはー」と挨拶してきた。日本人の工場責任者に話を聞いたら、挨拶に関しては、特に厳しく指導してるようだ。だが、挨拶の習慣のないベンガル人への教育、本当に大変とか。あと、ここで面白いのは、ワーカーに対しての、フォーク、ナイフの無料支給。それも、家族用にもと、6セット支給。理由は、ベンガル人の食生活。カレー等を、手で食べる習慣のベンガル人。これだと、手にカレーの匂いが残る。その手で作業を行うと、商品にも匂いがつく。この匂いがつかないように、ワーカーの食生活から変えていってるようだ。石鹸で何回も手を洗わせ、手袋も着用させるとか、、。異国の、しかも、文化、習慣の違うイスラム圏での工場管理、その大変さも半端じゃないのだろう。
酒も飲めないし、娯楽も少ないバングラでは、自然と仕事付けになるとか。大変だけど、何かを作り上げる喜びが、あるのだろう。この管理者、辛口の言葉とはうらはらに、とても生き生きとしていた。
手で食べる、ベンガル人。(これ、結構難しい。)