バカラでは、一番大きな額を賭けた人間が、カードをめくる権利を得る。このカードめくり、一度味わうと、病み付きになるようだ、、、。すごい物を見せてもらった。現地の人達に、連れて行ってもらった会員制クラブだ。ものものしいチェック後、中に入ると、たくさんの部屋がある。その中で、女性が唄ったり、踊ったり。入った部屋では、ベンガル女性が、インド音楽にあわせて、踊っていた。それを見ながら、客が酒を飲む。ところで、面白いのは、歌手や踊り子へのチップの渡し方。例えば、バングラの最高通貨1000タカ札(1300円程度)。これをまとめて渡すのではなく、1枚1枚渡す。それも、30-50枚も。当然、結構な時間がかかる。客が、延々と渡し続け、歌手はそれを延々と受け取る。このような光景、あちこちで見られた。1000タカでも、50枚渡すと6万強。一晩だと、4-60万程度は使うだろう。ちなみに、バングラの4-60万は、日本の4-600万の感覚だろうか、、。カードめくりと同じように、このチップ渡しも、病み付きになるのだろうか。
現地知人に、「チップを渡さないのか」、と聞いたら、「easy moneyはeasy out。しかし、俺のは、ハードワークだから、簡単には外に出ない」、と言っていた。健全な感覚だ。
ダッカにある、国会議事堂。政治家も、このようなクラブに行くのだろうか。