先日、ダッカからの戻りは、深夜便。香港空港到着は、朝の6時前だった。早い時間だったので、深センまでの帰り、乗り合いバンを利用する事にした。このバン、「車中通関」が出来るのがメリットだ、、、。ところで、今回乗った運転手、かなり出来る。やり取りもスムーズだが、他と違ったのは中国側入境時。6人の客+1(運転手)が通関手続きを行うわけだが、この運転手、一人の作業が終わる毎に、税関員の作業態度、「非常にいい」、このボタンを押す。都合7回、車から手を伸ばして、同じ作業を繰り返した。ただ、これだけの事。意識してやってるかどうかも、わからない。が、この運転手、間違いなく出来る。どんな仕事でも、うまくこなすだろう。通常、運転手の仕事は、より安全に迅速に、目的地に顧客を送り届ける事。通関は範疇外、と考えるのが普通。だが、この運転手は、そうではなかった、、。差別化の機会、いろんなところに転がってる。
この乗り合いバン業界、中国旅行社、環島など、激戦だ。が、どこも画一的なサービス。ちょっとした差で、一人勝ち出来ると思う。でも、すぐ真似もされるだろうが。