国が変われば、生活習慣や商習慣も変わる。当然だ。ただ、「習慣の違いを知らなかったばかりに、思わぬ誤解が生じる」、これには、気をつけねばならない、、、。ミャンマーでは、信用カードが通じない。日本円もそうだ。通常、米ドルを持っていく形になる。毎回、香港空港のHSBCで、このUSドルを用意。現地での支払いに当てる。ところで、今回、受け取り側が、100米ドル12枚中、6枚について、「受け取れない」、と言ってきた。理由は、お札に付いた傷やしみ。結局、この600米ドル分、日本円で払うことに。ところが、この600US、5万円弱かと思ったら、5万6000円だと言う。米ドル→チャット→円と計算するので、通常のドル円レートから15%ほどのアップになる、、。この相手先、信用できるところ。決して、こちらを騙そうとしたわけではない。単にミャンマーの慣習に従って処理したら、こうなったと言う事。でも、何だか怖い話だ。
世界広しと言えども、札の汚さで価値が下がるのは、ここぐらいだろう。現地の両替商、特にインド系の人達が、このような状況を作り出してると聞くが、実際はどうなんだろう。
これも、受け取り拒否された10米ドル札。