アセアン中の果物が、ここ南寧に集められ、大消費地の北京、上海、重慶などの中国大都市に分配される、、、。南寧の人と話していると、①南寧とベトナムのハノイは、わずか170キロ。(車で、2時間の距離。)②北京とシンガポール、その中間に位置するのが南寧。これらの話がよく出てくる。アセアンと中国を結ぶ、中継拠点の大都市南寧。同じ機能の雲南省昆明市とよく比較される。が、南寧の人に言わせると、標高1800メーター強の昆明は、空路だけ。一方、南寧は、空路、陸路、海路、なんでもオッケーと、その幅の広さを強調する。アセアンから、またアセアンへの商品が、ここ南寧に集積される訳だが、これにアセアン人が頻繁に出入りするようになれば、面白くなる。そうなれば、アセアン・中国大経済圏での南寧の役割は、もっともっと重要になってくるはず、、。ところで、ベトナムと広西省の国境、毎日4−500台以上の大型トラックが、行き来するらしい。南寧に落ちる金も、半端じゃないのだろう。
市内滞在12時間、バス中24時間の弾丸ツアーだったが、案外、楽しめた。(ただ、もう一回どうかと誘われれば、遠慮するが。)でも、いい経験にはなった。
「アセアン・エキスポ」の開催会場。今年は、9月21日〜25日に行われる。