バルセロナのメトロは、行儀が良い。小奇麗な人が多く、マナーもいい。英語も通じる。方や、マドリッド。アコーディオンやギターを片手に、演奏する人、何か訳のわからない事を叫んで寄付を求める人。誰かしら、面白い人間が乗り込んでいる。英語も通じにくいし、乞食も多い、、、。バルセロナでは、ほとんど同じ内容の新聞が、2種類発行されている。よく見ると表紙の色が、青と赤で微妙に違う。その旨、聞いてみると、一つはカタルーニャ語で、もう一つは、カスティーリャ語とか。カタルーニャ地方のバルセロナは、以前からスペインからの独立を画策してるようだ。一方、マドリッド。新聞は1種類だけ。聞けば、スペイン語だという。「カスティーリャ語じゃないの?」と聞いたら、怪訝な顔をされた。ここでは、バルセロナに対する対抗意識、ほとんどない。ところで、この2つの街、人々の顔も違う。バルセロナでは、W杯南ア大会得点王のビジャみたいな顔が目立ったが、マドリッドでは、南米風の顔が目立つ、、。二つの街の比較、何とも面白い。
10日強のスペインだったが、十分に楽しめた。次回は、今回行きそびれたグラナダ、ジブラルタルに行ってみよう。
微妙に違う、バルセロナの2種類の新聞。