週末、混み合う中国側入管で、深センの大学生と思われる人間が、「人誘導」の研修を行なっていた。これ、大学生に対する単なる社会勉強の場なのか、それとも、将来入管で働く人間への研修なのか、よくわからない。が、初々しい学生の働く姿は、何とも好感が持てた、、、。ところで、この学生達を観察してると、人によっての能力差が、かなりある事がわかった。上手に誘導する学生の列は、進みが早く、そうでない学生のところは、ちんたらとなる。何の差だろうと、よく見てみると、その違いは、周囲に目を配れるかどうかだった。周囲に目を配れる学生は、当然、状況が掴めているので、人の誘導もスムーズに出来る。が、この誘導を、単なる単純作業と位置づけ、惰性で動いているような学生もいる。当然ながら、状況を把握してない。そのため、列が滞る。また、傍目には、嫌々やってるように見える。テキパキ動いている学生とは、えらい違いだ、、。個人の持つ資質を見るには、単純作業をやらせるのが、一番いいのかもしれない。
誰でも出来ると思われる単純作業だが、その取り組み方によって雲泥の差が出る。面白い。