セイシェルの人に言わせると、セイシェルの産業は、①観光、②魚介類、③コプラ、④ココナッツ、⑤オフショア、と言う事のようだ。ちなみに、コプラは、石鹸の原料になるとか、、、。セイシェルのタクシー代が、高い。空港から15キロ程のホテルまで、US50。ホテルから、5キロほどの市街地までUS18。結構な料金。この料金、タクシー運転手がボッてるのではなく、どのタクシーに乗っても同じ金額だ。結構いい料金するので、皮肉交じりに運転手に、「儲かってしょうがないでしょう」と言ったら、「全然そんな事はない。油代は高いし、食費も高い。生活コストがかかるので、生活は苦しい」との返事だった。また、「ユーロ危機以降、観光客が激減してるので、困っている」、とも。言われてみれば、そうだ。ユーロ危機の中で、中国の製造業が大きなダメージを受けたと言われるが、主要客がヨーロッパ人のセイシェルやモーリシャスの観光業が、いいはずがない。観光客も激減してるだろう、、。ユーロ危機の問題、至る所で出ている。
ヨーロッパの富裕層から、高く取ろうとすると、現地の人間の生活も厳しくなる。セイシェル政府の舵取りも、難しい。
山あり、海ありの、セイシェル。