広東省で喫茶店ビジネスを展開する先輩の店に、遊びに行った。ところで、この先輩の「こだわり」、半端じゃない。どんなこだわりかと言ったら、美味しいコーヒーを客に飲んでもらう事だ、、、。まず、客の好みを聞いて、3種類の試飲のコーヒーを出す。その後、客の感想を聞いた後、その客専用のブレンドコーヒーを作る。「苦味が少なくて、甘みのあるコーヒー」を希望したら、プエルトリコ産のコーヒー2/3と雲南省産のコーヒー1/3のブレンドになった。プエルトリコ産で苦味を和らげ、雲南産で甘みを出すようだ。ところで、こだわるのは味だけかと思ったら、そうではない。この先輩、飲み方に対してもうるさい。まず、ストレートで、コーヒーの苦味を味わう。次に、ミルクを入れ、まろやかになった酸味を味わうとか。最後に、シュガーを入れて、砂糖の交ざった甘味も味わう。これ、最初が70度、次が60度、最後が50度がベストとかで、コーヒーが出てから、15分位で飲み終わるのがいいようだ、、。たまには、襟を正してコーヒーを飲むのもいい。
ところで、この先輩、客専用の「コーヒーカルテ」を作っている。こだわりもここまで来ると、すごい。
カップにもこだわる先輩。いろんなカップが置いてある。