アフリカ大陸の対面にある、ザンジバル島は、イスラム教徒が95%以上を占めるとか。まさに、島中、イスラム教徒で溢れている、、、。「ラマダン」は、イスラム教徒にとっては大事なイベント。この期間は、信徒は、朝から夕方の18時20分まで、食事はおろか、水さえも飲めないようだ。ところで、今日、アフリカ在住の知人と会うために、フェリーで首都のダル・エス・サラームに向かった。が、困ったのは、波止場でも、その近くの街でも、レストランが空いてないこと。人口の大半がムスリムのこの島では、ラマダンのこの時期、お店を開けても商売にはならない。そのため、どこも閉めている。朝5時半に、宿泊ホテルから波止場に移動。波止場か、フェリーの中で、朝食を取ろうと思った目論見は、あっさり崩れてしまった。ただ、この15日間続くという断食は、体にすこぶるいいらしい。期間中はきついが、ラマダン終了後は、無駄な贅肉が削ぎ落とされ、体も軽くなるとか、、。ダイエット愛好者に、ラマダン体験ツアーを販売するのも面白い。
そう言えば、この島の住民で、そんなに太ってる人間、見かけなかった。ラマダン期間の断食が、効いているのだろう。
島内の、ムスリム関係の建物。