先日、北京に行った際、タクシーを待つ長蛇の列が出来ていた。ところで、そこに「喫煙禁止(ノースモーキング)」の表示がある。が、北京の人達、この看板を物ともせず、タバコをふかしていた、、、。北京は、大気汚染がきつい。夜、車の量も少ないのに、街全体が霞んでいる。最初は、「霧かなー」と思っていたが、どうもPM2.5のようだ。ここ最近は、PM2.5が激しく、青空を見れる日が少ないとか。北京の空気も、かなりやばいところまできてるようだ。ところで、在北京20年近い知人がいる。で、この知人、何度か禁煙を試みたようだ。だが、最近は、この試みもやめたとか。理由は、自分だけタバコをやめても、廻りで吸う人間が多いので、状況は一緒。後、中国人の習慣として、よくタバコを薦められ、断れないケースも多いとか。それと、これが一番のようだが、「空気の悪い北京では、普通に生活しても、タバコを吸ってるのと一緒。わざわざ、禁煙しても意味が無い」。これが、知人がタバコを辞められない理由のようだ、、。何とも、面白い。
ところで、この知人が言っていたが、PM2.5のキツイ日は、タバコ1箱を吸ったのと同じぐらいの体への害があるとか。ホントだろうか。