先日、テレビ画面に岡田前日本代表監督が映し出されていた。中国チームの監督を務めた岡田氏に、日中関係や中国人の気質等についての質問が飛んでいた、、、。日中関係がこじれていた時期の、中国チームでの監督。チームの成績もイマイチ。さぞかし大変な思いをしたことだろう。ところで、岡田監督の誕生日に、空港近くでサポーターに囲まれたようだ。成績がふるわず、日中関係もこじれる中、どんな罵詈雑言を浴びせられるかと思ったら、サポーターから「ハッピーバースディー」の大合唱をもらったとか。この時の、岡田監督の発言が良かった。「1段階上の指導者を目指して、中国チームの監督を引き受けたが、これは自分の事だけを考えていた。が、監督は、選手のため、サポーターに喜んでもらうためのも。その当たり前の事を、サポーターから教えられた」と、、。ところで、この岡田監督の発言、面白い。自分のためではなく、選手のため、サポーターの事を一番に考えれば、いろんな形で変わってくのでは、と思われる。参考になる話だ。
サッカー監督もビジネスも、同じだろう。自社利益より、顧客の事を第一に考えていれば、自ずといい結果が訪れる。そんな気がする。