先日、映画好きの人から、「真っ白な画面を延々と4時間見続けるような、前衛的な映画が数多く有る」旨の話を聞いた、、、。80年代前半は、頻繁に映画館に通い、コッポラ、スコセッシ、フォアマンらの作品を見まくったものだ。が、これも、90年代に入る頃から、映画館に行く回数が激減。最近では、年に1−2本というところだ。飛行機に乗っても、機内で映画を見る事はほとんどなく、いつも音楽を聞いている。ところで、このような状況なのだが、先の知人から聞いた前衛映画は、ちょっと興味がある。多少の変化はあるのだろうが、真っ白な画面を延々と数時間見続ける。そこに監督の意図するものを探そうと、皆一生懸命見るのだろう。作品自体には、難解な意味付けがあると思うが、特に監督の意図するものを理解しようとは思わない。興味あるのは、これらの前衛映画を見に集まってくる人達。単調な画面を見続けるだけで、眠くなりそうだが、そこに意味を見出そうと、真剣そのものらしい、、。前衛映画の観客を見に行くのも、面白そうだ。
先日読んだオリバー・ストーン氏の米国史は、映画プラトーンなどとかぶり面白かった。そうゆう意味では、映画からの影響、結構受けてるのだろう。